帰りは中国南方航空を利用し、長沙から上海経由でセントレア。こちらも激安!
12月30日のセントレアT1 。19:00-0:00に出発の国際線は西安行きも含めて僅か5便!セントレアだけ需要が戻らない原因はなんでしょう?気になって関空T1の同日19:00-0:00までの国際線出発便を調べると36便。空港キャパの違いを考えても9倍は差があり過ぎます。セントレアはガラガラで関空は混雑しているのも納得です。関空と比べるのは身の丈に合わない気もしますので、福岡空港も調べてみました。19:00以降は14便なので、明らかにセントレアの一人負け。普段ベース空港にしている私からするとストレスフリーで大好きなんですが、ちょっと寂しいですね。
18時でガラガラのセントレアです。
国際線の便数も非常に少ないです。
今月から就航した中国東方航空のセントレア-西安はかなりの搭乗率でした。
どんな人が利用してるのかと思ったら、中国からのツアー客が多かった印象。2024年は10数回中国へ行きましたが、最近は上品な個人旅行客ばかりで、中国人も静かになったなと感心していたんですが・・・10年前の春秋航空くらいカオスでしたw 個人ビザが下りるくらいの階層と、地方からの団体ツアー客はまだまだ差があるんだなと実感。9割の搭乗率にも関わらず私だけ3列独占!日本人グランドスタッフさんが配慮してくれたのでしょうか?
西尾抹茶プリン!セントレア発の機内食で、何度か食べたことがあります。日本発便なので当たり前ですが、料理は明らかに日本で調理された味付けで大満足。
ほぼほぼ定刻で西安へ到着します。
中国も外国人が決済手段に難儀してるのは認識していて、到着ロビーに政府肝入りのペイメントサービスセンターがあります。WeChat PayやAlipay利用を支援するのがメインですが、ATMも自動両替機もあります。ただ、両替機は午後11時から翌朝8時くらいまで使えなくなるとのこと。スタッフも親切で駆け寄って自動翻訳機でいろいろ教えてくれます。
自動両替機は稼働してるのにエラーで使えませんでした。スタッフがすぐに飛んできて利用可能時間を教えてくれました。使えないならそう書いてくれればいいのにw
深夜着だったので西安の空港大酒店に宿泊。T3の出発ロビーに上がるとデカデカと書いてるのですぐに分かります。一泊7,000円程度。
ホテルに繋がる通路です。ホテルに入ったら3階なので、フロントのある一階に降りてください。
7,000円程度にしては非常に広くて綺麗です。
私は国内線で貴陽に行きますが、西安空港の国際線はこんな感じ。
関空、ウラジオストク、成田、福岡、タシケント、プノンペン、ドンムアン、仁川、ミラノ、香港、アシガバート、ハノイ、プーケットなど多彩。セントレアから中央アジアに行く際に重宝しそうですね!
suさんの真似をしてモクモク情報。中国は飛行機に乗る際、ライター没収ですが、到着後すぐに吸いたい場合は出発階へ。大抵は同士がライターを置いて行ってくれます。助け合い!
翌日の西安空港T3の様子。今日は西安から貴陽へ向かいます。無駄な動きですが、格安だったから利用した西安経由なので、仕方ありません。
国内線はこんな感じ。
西安から貴陽のフライトでしたが、陝西省と貴州省の対比が興味深いです。黄土高原の砂埃と、緑豊か。おそらく、多くの人が持つ中国のイメージは前者だとおもいますが、中国でも北方や西部と、南方では全く違っています。分かってはいても、実際に見てみると非常に面白いですね
貴陽の地下鉄路線図。空港から貴陽北駅までは噴水池で乗り換えておよそ45分。運賃は6元。
正式名称は贵阳龙洞堡机场といいます。
贵阳北站(貴陽北駅)に到着。
省会の主要駅だけあって非常に大きいです。
貴陽名物の肠旺面(Chang Wang Mian)
モツ好きにはぜひ食べて欲しい。豚の腸や豚の血を固めたものが入ってます。麺が黄色いのは卵麺だから。北海道出身としては嬉しい味。辛い赤いスープが基本型らしいですが、辛いのが苦手な方は不辣的と言えば、優しい味のスープが出て来ます。
黄色い卵麺が特徴的。
豚の血を固めた猪血。プリプリで美味しいです。
貴陽北駅のモクモク情報。珍しく保安検査後の駅中に喫煙所があります!ホームでは吸えるけど、時間にならないと行けないので、これは便利!高鉄駅では初めて見たかも。あまり需要ない情報ですが。
最近はパスポート対応の改札も増えましたが、貴陽北駅では未対応。
貴陽北駅から懐化南駅まではCRH380Aでした。
1等車はちょっとしたお菓子セットとドリンク一本がサービスされます。
懐化南駅に到着。高鉄も飛行機同様に乗継口があります。乗継駅では外に出る必要はありません。乗継口ではパスポートを提示して、予約を確認して貰えば大丈夫です。一度外に出てしまうと保安検査が面倒ですよね。
懐化南駅は想像以上に小さい駅でした。中国の巨大ターミナルばかり見てるから感覚がバグってるのかな。日本の感覚なら立派な新幹線駅です。貴陽からはこの駅で乗り換えが必要ですが、長沙からなら一本で行けますし、本数も多いのでオススメです。もちろん、張家界空港が芙蓉镇も鳳凰にも一番近いんですが、ちょっとチケットがお高いので・・・
いよいよ张吉怀高铁(张家界、吉首、怀化を結ぶ高速鉄道)で芙蓉镇へ。
CRH3C型に乗ります。
1時間程度で芙蓉镇駅に到着。
芙蓉镇駅も立派な駅舎でした。芙蓉镇までどう行こうか迷いましたが、DiDiは実質使えないと思った方がいいです。行きも帰りも全くマッチングしませんでした。白タクの人からたくさん声をかけられて、『DiDiはこないから乗ってけ』と言われました。嘘だと思って最初は取り合わなかんですが、どれだけトライしても無理でした。古鎮まで6キロくらいあるので、背に腹は変えられません。20元で白タクに連れて行ってもらうことに。ホテル送迎をなどを頼んで無い場合、高鉄駅からはタクシーか白タクを利用するしかないようです。
芙蓉镇は観光客が入る場合は有料で108元掛かります。つまり、古鎮内の民宿や客桟に泊まる場合、先にチケット購入が必要です。パスポートを提示して、顔写真を撮影登録します。このチケットで3日間有効です。ちなみに、白タクのおじさんは親切で、予約したホテルに一番近いゲートまで連れて行ってくれてチケットの購入方法も教えてくれました。30元でどうだ?と言う人も中にはいましたが、大抵の白タクの人は20元と言ってました。20元が相場らしいので参考にしてみてください。
土王橋すぐのゲートから歩いて300mくらいの民宿に到着。バルコニー付きの部屋で5,000円程度。部屋に入った瞬間、あまりの美しさに息を呑みました。
小休止してから、夜の芙蓉鎮を歩きたいと思います。
(つづく)