GWまであと2週間余りとなりました。どこへ行こうか決めかねている方に、今からでもノービザで行ける上海旅をご提案します。AKB48 TeamSHの劇場公演チケットの買い方もご紹介しますので、アイドル好きの方はもちろん、そうじゃない方も是非参考にしてみてください。







中国に行くにはビザが必要ですが、定められた空港から入国する場合、トランジット客は144時間までノービザで滞在できます。よくわからない、不安だ、制度としてあるのは知ってるけどリスクが心配、様々な声を耳にしますが、全く心配いりません。今回は上海に特定して説明します。条件はA国(地域)→上海→B国(地域)と移動するチケットを購入していること。地域には香港・マカオ・台湾が含まれます。上海は浦東も虹橋も対象空港
ので144時間ノービザで入国できます。









1.航空券の取り方



スケジュールを考えてみます。私はセントレアがベースなので、セントレア発をご紹介しますが、関空なんかも同じような値段です。往路はセントレア→ソウル→上海としました。15kgまでの受託手荷物込みで35,000円弱。










帰りは上海→セントレア。直行便で15,000円くらい。関空も同じくらいです。往復5万円くらいです。










4月30日に入国し、5月6日出国。144時間の計算方法ですが、入国後、最初に来る午前0時から144時間です。つまり、5月1日0時から144時間なので5月6日の23時59分までOK。とはいえギリギリだとリスクがあるので、ある程度余裕を持つ必要はあると思います。遅延や欠航でやむを得ずオーバーステイしてしまう場合、当局に届け出る必要があります。捕まったり入国拒否リストに入ったりはしないでしょうが、やはり面倒なので余裕を持ったスケジュールをお勧めします。










2.ホテル予約



チケットを買ったらホテルを予約しましょう。滞在する全ての日程のホテルを予約し、予約確認書は念のため全日程分プリントアウトしておくことをお勧めします。理由は後述します。上海から144時間トランジットビザ免除で入国すると上海市、浙江省、江蘇省に滞在可能なので、上海以外の都市のホテルを予約して構いません。事前準備はこれだけです。ビザ無しの国と対して変わらないですね。   






なお、AKB48 TeamSHの劇場公演の場所は上海大世界です。人民広場から地下鉄8号線で一駅の大世界駅徒歩30秒です。人民広場からは歩いてもそう遠く無いので、人民広場や南京東路あたりのホテルがお勧め。










3.劇場公演チケットの取り方


5月1日〜5日は中国も労働節の連休です。まだ発表されてませんが、連休中にAKB48 TeamSHの劇場公演も予定されてるそう。だいたい1週間前に発表されて、発表の当日か翌日あたりからチケット発売。幸か不幸か売り切れることはほとんどありませんが、連休なので発表されたらすぐに購入しましょう。そのためにも今から下記の準備をしておいてください。公演スケジュールが発表され次第、すぐに本ブログでも記事にしますね。







まずはWeChatのアプリをダウンロードして登録します。クレカと紐づけてWeChat Payを利用できるようにしてください。劇場公演に限らず中国旅行でQR決済をできるようにしておくと非常に便利です。というか必須と思った方がいいかも。次にAKB48 TeamSHと検索してミニプログラムをフォローします。






 



一番下の『商场』からチケットを購入できます。









ここから公演のチケットを購入できます。基本的にチケットは現地交換なので住所の記載は必要ありません。普通席は128元(約2,560)という格安で観ることができます。VIP席は548元(約10,960円)です。優先入場とメンバーのサイン入りチェキ(ランダム)、メンバーのお絵描きチケット(ランダム)が貰えます。







購入するとWeChat Payで登録したクレカから引き落とされます。なので非常に便利です。注意点として購入時には名前、電話番号と身分証番号の記載が必要。電話番号は日本のでも入力できますが、身分証番号の欄にパスポート番号を入れるとエラーになってしまいます。どうやら中国の身分証番号しか対応していないので、1を18桁入れてください。これは運営に外国人が買いたい場合にどうすれば良いか問い合わせた際の回答です。身分証番号はあくまで転売防止の本人確認に使うものです。外国人であれば、パスポートの写真と名前とを見れば十分に本人確認できるわけです。実際は外国人ファンには名前の確認だけで、パスポートチェックすらしていませんがw









こちらを見せることで当日の開演2時間前からチケットと交換できます。











当日は大世界の3階に来てください。遅くとも30分前には来ることをお勧めします。この看板を目印にチケット交換の列に並びます。










交換したチケットがこちら。その後、入場の列に並び直します。VIPが最初に入り、次に一般席となります。チケットの番号順に入場します。最初はどの辺に並べばいいか分かりにくいですし、番号を呼ばれた時に中国語が分からないと、順番を抜かされてしまいます。なるべく早く行って、前後の人のチケットを見ながら列に並んでください。AKB48劇場に入ったことある方なら、前後の人と番号を確認し合いながら並ぶ感覚分かりますよね?写真の14番はかなり良いですが、運が悪いと150番目とかもあります。入場後は自由席なので好きな席に座ってください。あとは劇場公演を楽しみましょう!!









基本的には日本のAKB48の劇場公演のセトリそのままを中国語でやります。特別公演を除く。












4.いざ出発



不安もあるでしょうが、コツさえ知っておけば安心です。中国行きの便でビザをチェックするのは当然なので、自らトランジットビザ免除(英語ならVisa free transit)を利用すると伝えて、中国発のEチケット控えも見せましょう。今回の例で説明します。仁川空港で中国南方航空チェックイン時に、トランジットビザ免除で入国すること。5月6日の上海→セントレア便のEチケット控えを見せて、韓国→上海→日本と移動するトランジット客で、トランジットビザ免除適用対象であることを示します。到着してからトランジットビザを貰う(現地でトランジットビザは発行できません)とか、アライバルビザを貰う(最近だいぶ取りやすくなったようですが、招聘状が必要なビジネスや緊急時向けの制度です。深圳,珠海,厦门除く)といった誤った説明をして、エアラインの人が理解してないと言う人がいますが、正しい説明をしましょう。







多少の時間がかかるが通常なので、焦らないようにしましょう。グランドスタッフさんはしっかりと確認してくれてるだけです。搭乗券を貰えばあとは普通に飛行機に搭乗してください。







上海に到着したら他の人について行って大丈夫。トランジットビザ免除利用者は入国カードではなく、臨時入境カードを提出するのでご注意下さい!飛行機を降りてarrivalの表示に従って進んでいくと、テーブルで多くの外国人が入国カードを記入してる姿を見かけます。それを見てつられて書いてしまうのも無理はありません。そこはスルーして、検疫を通過したあとの入国審査場に臨時入境カードは備え付けてあります。








144時間トランジットビザ免除の窓口に並びます。臨時入境カードとパスポート、出国するフライトのEチケット控えを提示します。今回の例で言えば上海浦東セントレアですね。ホテル予約確認書は特に求められないことも多いですが、求められる時もあるので準備しておくことをお勧めします。聞かれた質問はたった2つ。どの国から来たか?次にどの国へ行くか?つまりトランジットかどうか。韓国から来たこと、6日に日本へ向かうことを説明します。Eチケット控えで審査官が再確認。ちょっと向こうで待っててと言われてパスポートを取り上げられることもあるので、慣れない方は不安になりますが、臨時入境許可シールを発行するから待ってという意味なので心配いりません。







臨時入境許可シールの発行ですが、最近は割と早いですが、パスポートを預けて15分以上待たされることもあります。もちろん、初見なら相当焦ると思いますが、シール発行に時間が掛かってるだけで心配いりません!









シールを貼って貰ったら預け荷物を受け取り制限エリア外へ。無事に入国!是非、GWに上海旅を楽しんではいかがでしょうか?もし、良かったらTeamSH劇場公演も是非!