トランジットビザ免除を利用してノービザで中国遠征しています。今回で3回目で、だいぶ慣れてきたつもりですが、新たな発見もあったので参考になれば嬉しいです。






名古屋→マニラ→上海→名古屋の行程です。過去の2回は日本→中国→第三国でしたが、今回初めて第三国→中国→日本となりました。トランジットビザ免除窓口の審査官は当然ながら制度を理解しているので、基本的なコツさえ分かっていればスムーズです。コツはしっかりと後述しますね。問題はチェックインカウンターのグランドスタッフが理解しているか?日本発ならまだしも、海外のスタッフはちょっと心配でした。どんな感じだったか書きたいと思います。






マニラ空港チェックイン

マニラ空港の中国東方航空チェックインカウンター。フィリピン人スタッフでした。当然のようにビザはあるか聞かれます。『トランジットビザフリー』を利用すると伝えて、上海→名古屋の吉祥航空のEチケットを提示。え、吉祥航空?みたいな明らかに怪訝な様子。おそらくエアラインが違っても適用されるか分かっていない感じでした。過去2回の経験から問題ないことは知っていますが、スタッフからなんて言われるかちょっと不安になりました。上司に確認を取ったり、マニュアルで調べたりで15分ほど掛かりました。正直、初めて利用する方は日本→中国→第三国の方が何かと安心かもしれません。時間は掛かりましたが、搭乗券を発券してもらい一安心。これもコツはこちらからしっかり説明すること。揉めてる方は『到着してからビザを取る』(超VIPや親戚が危篤などレアケースしか無理)、『トランジットビザを取る』(中国にトランジット入国でビザ免除される制度はあっても、トランジットビザは無い)など誤った説明をしているのでは?しっかり間違いなく説明しても分かってくれなかったのならすみません。





マニラ空港第1ターミナル。写真では分かりにくいですが、全てが古めかしいターミナル。










上海浦東空港第1ターミナルのトランジットビザ免除窓口

そういえば、過去2回とも第2ターミナルだったので、第1ターミナルは初めて。どちらも端っこの方にトランジットビザ免除窓口があります。だいたい10組ほどが列を作っていました。今までは1〜2組しかいなかったので、今回は人数多め。せっかく並んでいたのに通常の入国カードを提出して、突き返されてる人が多かったのでご注意ください。トランジットビザ免除は臨時入境カードを提出します。入国カードは不用。写真のようにたくさん置いてあり、第1ターミナルはご丁寧に椅子とテーブルも用意していますから、落ち着いて漏れの無いように記入しましょう。











スムーズに進むコツは、審査官が知りたいことを理解しておくことかもしれません。どこからのフライトで中国に来て、どこへ行くか?144時間を超えないか。大事なのはこれだけです。パスポートと記入した臨時入境カード、上海への搭乗券、上海から乗るフライトのEチケット、ホテル予約確認書を出すようにします。提出したとしても必ず口頭でも確認されます(3回とも)。今回の例ではマニラからのフライトで来たこと、上海からは名古屋へ行くことを説明。あとは臨時入境許可(くどいですが、ビザ免除制度なのでビザではありません)のシールを貼ってもらえば終了。3回目で私自身が慣れてきたので、審査官が知りたいことをこちらから先に提供することで、余計な質問を減らして5分も掛かりませんでした。記載のあるように上海市、江蘇省、浙江省に滞在可能。というわけで10日に南京市で開催されるAKB48 TeamSH握手会にも行ってこようと思います。














英語のEチケットを見せたんですが、『Chubu International Airportって何処ですか?』と聞かれてしまいました。『名古屋です。中国語では中部(Zhong Bu)国际机场です』と答えたらあー!と納得のご様子。確かに「Chubu」で分かる外国人ってどれほどいるのでしょう。「Chubu(Nagoya)」と書いて欲しいです。「Baoan Airport」が深圳空港だと分かる日本人は少ないのと一緒。でも、とてもフレンドリーな審査官で、全体的に気持ちよく対応していただいたので良かったです。






AKB48 Team SHのヲタ活については次の記事で。