1/9 菅原りこ出演「罪のない嘘」ネタ話なし@ヒューリックホール東京 | 現場とアイドルと劇場と私

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りったん、菅原りこの出演する「罪のない嘘」初日に行ってきました。
まだ初日だし、東京のあと、大阪、愛知公演もあるので、主に劇場環境をメインにして、公演内容ネタには触れないネタバレなしのエントリーにします。
ヒューリックホール東京は、開業一年程度の新しいホールで、初めての現場。

有楽町駅から2分みたいなアクセス情報だけだと、一体どこなんだ?となるも、有楽町マリオン11階と知れば、勝手知ったる朝日新聞関連イベントでよく通う昔のTOHOシネマズだった。

そのため、ロビー環境が非常に貧相で、演劇の大ホールクラスなら完備しているはずのロッカーやクロークが無いのは致し方無いにしても、自販機やちょっとした椅子もない。

代わりに喫煙室があり、当然、近辺に漏れ出る煙も悪臭も強烈なので、観劇前にとても暗い気持ちになった。

これは、ホント、いただけない。

希望としては、紫煙は一切ない綺麗な空気のなかで、アルコールの一杯も嗜んでからの観覧ですから。

ビュッフェスペースで、ビール🍺を軽く引っかけてから、観覧したいものでした。

ホール内は椅子が贅沢なふかふかソファーのような心地よい椅子で、尻が痛くなるようなパイプ椅子とは無縁の素晴らしい環境。
ただし、膝元は狭い。背凭れのクッションが厚い反面、前後が狭い。帯に短し襷に長し、みたいな。

ポジションは下手10列目。
舞台までの視界、見張らしは、充分良いけれど、傾斜が少し緩めかも。座高の高い人種が一列前に連なっちゃうとキツイような気もした。

椅子が豪勢なこともあり、10列目にしては、舞台まで距離感ありあり。

まあ、48系の劇場のようには、流石にいかないのは当然だが、中野サンプラザやTDCより断然遠いし、よく通う池袋の東京芸術劇場や渋谷のBunkamura等に比しても、ちょっと想像以上の距離感。

佐藤B作や片岡鶴太郎は肉眼で充分にしても、りったん始め、鈴木杏樹、小林麻耶などの女優陣の見目麗しき相貌のきめ細かな七変化には、物足りない距離があり、双眼鏡が大活躍した。
まあ、当然、周囲も多くの観客がオペラグラスを持参していて普通に覗いていた。

室内の装飾品や家族写真などの小物類も重要なライトモチーフになるので、その辺も双眼鏡があると、大きな助けになる。

あと、演劇観覧慣れしていない、明らかにりったん推しのオタが、前傾姿勢で観ていて、後ろの恐らくジャニの辰巳雄大担の若い綺麗な女性に窘められていたので、これは、気を付けたい。

座り現場での常識の一つだが、前屈みになると、斜め後ろの客からは大きな障害物になる。

中身には触れないけれど、新年初笑いとして、
笑いに笑いまくったし、三谷幸喜の大河ドラマや映画はほとんど嫌いで、大抵の大河は欠かさず見てきた(去年のいだてんも面白かった)が、この人の新選組だけは途中リタイア(真田丸は完走できた)してしまった(来年の大河が心配な今日この頃)のだけど、この「罪のない嘘」は面白かった。

流石に名作の誉れ高い傑作ですね。

三谷幸喜は演劇の人なんだと思いました。

あと、いつだったか、堂本兄弟?で踊った「Biginner」も秀逸だったな。

りったん、菅原りこさんのことに少しだけ言及すると、新潟の劇場での天使たる由縁の天真爛漫さ、ロミジュリのマキューシオの凛々しさ、と観てきて、今回の凄みのあるセリフ回しと堂々たる舞台度胸による安定感抜群の演技。

すべて一本の線で繋がっていて、今後も幅広く活躍していくことを確信した舞台初日だった。

いろんな意味で、感涙の作品でした。
上演時間は、途中休憩20分込みで、3時間。
アドリブやカーテンコールにもよっては、前後すると思われます。
推しマイ(..)