女子フィギュアスケートのバンクーバー五輪銀メダリスト・浅田真央（２６＝中京大）が１０日、ブログで引退を発表した。
「突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました。今まで、長くスケートが出来たのも、たくさんの事を乗り越えてこれたのも、多くの方からの支えや応援があったからだと思います。ソチオリンピックシーズンの世界選手権は最高の演技と結果で終える事ができました。その時に選手生活を終えていたら、今も選手として復帰することを望んでいたかもしれません。実際に選手としてやってみなければ分からない事もたくさんありました。復帰してからは、自分が望む演技や結果を出す事が出来ず、悩む事が多くなりました。そして、去年の全日本選手権を終えた後、それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました。このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。これは、自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の１つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています。皆様、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました」（原文のまま）
「突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました。今まで、長くスケートが出来たのも、たくさんの事を乗り越えてこれたのも、多くの方からの支えや応援があったからだと思います。ソチオリンピックシーズンの世界選手権は最高の演技と結果で終える事ができました。その時に選手生活を終えていたら、今も選手として復帰することを望んでいたかもしれません。実際に選手としてやってみなければ分からない事もたくさんありました。復帰してからは、自分が望む演技や結果を出す事が出来ず、悩む事が多くなりました。そして、去年の全日本選手権を終えた後、それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました。このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。これは、自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の１つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています。皆様、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました」（原文のまま）
(日刊スポーツより)
テレビ局が急きょ特番を組むという大きなニュースとなりました。
2016年のグランプリシリーズから全日本選手権の成績がケガの影響もあって振るわなかったのと先日の選手選手権の結果で決まった来年の平昌オリンピックの女子フィギュアスケートの日本の出場枠がエースの宮原知子選手の疲労骨折による欠場が響いて3枠から2枠に減ったのも大きかったと思います。
浅田真央選手は女子フィギュアスケートの人気を支えた功労者です。グランプリシリーズや全日本フィギュアに世界選手権がゴールデンタイムに放送されるようになったのも浅田真央選手の活躍が大きかったと思います。
同い年の韓国のキムヨナ選手がいてオリンピックで金メダルは取れませんでしたが歴代の日本女子のフィギュアスケート選手で一番強かったのは浅田真央選手だったと思います。トリプルアクセルには魅了されました。現役生活お疲れ様でした。今後はプロスケーターとして活躍してほしいと思いますが今後についてはどうなるかです。
日本フィギュアスケート界は男子は羽生結弦選手と宇野昌磨選手が世界選手権で金銀を独占して平昌オリンピックのメダルを大きく期待されていますが女子は平昌オリンピックの出場枠が3枠から2枠に減ってしまいロシア勢にカナダの2選手が世界選手権で銀銅をとって日本は三原舞依選手の5位が最高で2大会連続でメダルを逃したので2000年代からフィギュアスケートブームが始まって以来最大のピンチです。
今の日本女子のフィギュアスケート選手の平昌オリンピックを目指す有力選手にはエースとして宮原知子選手がいますがまずは疲労骨折から復活できるかがカギであって三原舞依選手は今シーズン四大陸選手権を優勝して大きく台頭しましたがシニアで1年しか活躍していないので未知数な面があります。現時点での平昌オリンピック代表最有力候補はこの2選手ですが不安な面があります。
他には樋口新葉選手と本郷理華選手と村上佳菜子選手がいます。
樋口新葉選手は全日本フィギュアでは3大会連続表彰台に上がった実績がありますがジュニア時代から国際大会での勝負弱さが気になります。
本郷理華選手は宮原知子選手のケガによる欠場で急きょ四大陸選手権と世界選手権に出場も結果が振るわず今シーズン不振でだったのが気になります。
村上佳菜子選手は2014年のソチオリンピックに出場してそれ以降日本のエースになることを期待されましたがソチオリンピック以降不振が続いています。
「ポスト浅田真央」になりそうなのが妹が女優の本田望結である本田真凛選手です。昨年世界ジュニア選手権優勝・今年は2位となり来季はシニアに転向しますが来シーズン16歳とまだ若くシニア1年目で過度の期待をするのは酷かなと思います。
この選手達で平昌オリンピック2枠を争うことになりそうですがグランプリシリーズからハイレベルでの代表争いをして平昌オリンピック代表に選ばれた2選手はメダルを目指して欲しいと思います。
フィギュアスケートというスポーツは体力の限界で引退する選手もいればオリンピック代表に選ばれなかったことをきっかけに引退する選手もいれば若くしてオリンピック代表に選ばれてメダルを取ってもオリンピック出場後に引退する選手もいます。
近年の日本フィギュアスケート界では最近はあまり例はないですが世界のフィギュアスケート界ではオリンピック・世界選手権で金メダルを取って全盛期に引退する例もあったので人気絶頂期に卒業することが多い48グループや乃木坂46に共通点はあります。お互い残されたタレントで自分たちがいるフィールドを盛り上げられるかだと思います。
浅田真央選手の引退で女子フィギュアスケートは岐路に立たされたと思います。今の現役女子フィギュアスケート選手が世界で結果を残して新しい日本女子フィギュアスケート界を盛り上げていってほしいと思うとともに浅田真央選手のような世界に通用する絶対的エースが来シーズン誕生してほしいと思います。また、日本女子にはジュニアに有望な選手が多く本田真凛選手同様に来シーズンにグランプリシリーズでシニアデビューする選手が何人かいると思うので一人でも多くトップ選手に台頭してほしいと思います。