卒業ソングを超えた何か… | 48family Never Ending Dream
20枚目のシングル

「桜の木になろう」


この曲をAXのアンコールで

聞いたときから感じていたのは

何とも言えない悲しさが

染み込んだ歌だなぁと

いうことです


そう感じたのは、歌い終わった

直後のあっちゃんの表情の

せいもあるかもしれません


表現が申し訳ないですが、

あの、あっちゃんが

あそこまで感情移入してしまう

あの顔を見てたら、

単なる卒業と言う別れを

悲しんでいるだけの曲には

思えなかったんです。



その答えの一片が今回の

PVなのかもしれません


PVは監督の感性で描かれた

世界ですから、それが

答えだとは言い切れません


でも、是枝監督が作った

今回のPVはうまく曲の世界観を

作り上げていると感じました。



卒業しても途切れることのない

親友たちとの“絆”

それは、先に逝ってしまった

友に対しても変わらない


誰もが不安を抱えながら

自分の道を歩いていく…

その“絆”を支えとして

残された者はいつまでも

亡き友を忘れず

先に逝った者は苦悩する

友をそばで見守っている

人の命の儚さ

でも強い“絆”で結ばれ

思い続けることで

残された者の支えとなり

先に逝った者は生き続ける

ことができる



そんな人と人のつながりを

いつ戻っても変わることない

学舎にたたずむ一本の桜の木に

てらして表現しているところは

感動の一言ですね



ある意味Beginnerの

オリジナルバージョンで

表現していた、

人が生きるということは

どういう物なのか?

と、いうことを違う形で
表現したPVとも言えるのでは

ないでしょうか?



この曲をモチーフに作られる

ドラマ、桜からの手紙も

命や生き方がテーマに

なっているようです


とは言っても捉え方は

人それぞれです

みなさんも、たまには

ちょっと考えながら

曲を聞いてみてはいかがでしょうか?

今回の「桜の木になろう」は

意外と奥の深い楽曲と

言えるかもしれませんよ