「就職率100%」工業高校の秘密 | 家具 通販 赤や 竹田のブログ

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前から気になっていた『「就職率100%」工業高校の秘密 』を読みました。

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「就職率100%」工業高校の秘密 久保田憲司

なぜこの本が気になっていたかと言うと、
ここで書かれている工業高校こそ昨年「カンブリア宮殿」やら「みのもんたの朝ズバッ!」、
週刊誌等々で何度もメディアで取り上げられた、
うちの会社から一番近い(距離にして1kmぐらいかな?)
近所の「王寺工業高校」だったからであります。

メディアで取り上げられるまでは
この学校がそんなにすごい学校になっているとは全然知りませんでした。

それどころか、
私が高校生時代はこの本にも書かれていますが、
地元ではそりゃあもう悪い学校として有名で、
街中で遭遇しないことを祈っていたものであります。
ちょっとしたトラウマ?

だから去年メディアで数多く取り上げれていた時はかなり衝撃的でした。

そう言われてから、通勤中に注意深く登校中のここの生徒さん達を見てみると
不良っぽい子を見たことがないし、みんな礼儀正しそうだ。

わずか10~15年でどうやって学校を作り変えたのか前から興味があり、
この本を読んでみようと手に取りました。

読み進めてよくわかったのが、
この新しく赴任して来た久保田憲司氏の熱意がスゴイ。
その久保田氏の案や考えに対し柔軟に応え実践できる学校の環境も素晴らしい。
そして何より礼節を学び、どんどんやる気出していく生徒達が清々しい。

久保田氏が作中言っているように
「すべての活動の基本はあいさつ」というのはスゴク納得。
教師自らがあいさつの大切さを示し、生徒たちには徹底させた。

その挨拶というコミュニケーションの基本がこそが、
人を向上させる大きな力となるんですねー。

そして向上心が生まれた生徒たちに対して
生徒が取りたい資格があれば一人のためにも時間を割く。
やりたい部活があれば一人でもやらせる。
すべて生徒たちの為に何でもやるという学校の姿勢が素晴らしい。

そして卒業して一流企業に就職する生徒達も
自分が頑張る事で採用が増えるという責任感をしっかり胸に刻んで巣立っていく

こうやって「日本一礼儀正しい高校生」が出来上がるのですね。
そりゃ大手企業が欲しがる人材に育つのも納得です。

毎日登下校する生徒さん達をよく見ますが、
次回から見る目が変わりそうです。

というかうちも人材に困ったらスカウトしに行こうかなw
歩いてw
でも、うちには来てくれないだろうなーしょぼん