![$家具 通販 赤や 竹田のブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110728/09/akaya-kagu/0e/f9/j/t02200220_0300030011378399819.jpg?caw=800)
謎解きはディナーのあとで 東川 篤哉
「このミス」でもそこそこ票を集めていたし、去年から興味はあったのですが、
2011年本屋大賞を受賞したそうで、
(本屋大賞候補作を見たら私は梓崎 優さんの「叫びと祈り」と貴志祐介さんの「悪の教典」しか読んでなかったです。)
ここ数ヶ月、本屋に行くとこの小説の推しが半端ないので読んでみました。
お嬢様であり刑事の主人公とその執事のコミカルな掛け合いがウリのミステリ。
事件の概要を聞いた執事が事件を解決する、ミステリ的には安楽椅子探偵モノですね。
一つ一つのエピソードのトリックやロジックには大きな驚きはあまりありませんでしたが、
この二人のやりとりが面白く多くの人に支持されているのでしょう。
基本会話で話が進むのでテンポも良く、ビックリするぐらいあっと言う間に読めました。
しかしながらやはりミステリとしては少し物足りないかな~。
本格ミステリというよりラノベ的な小説、という印象を受けました。
ただ手軽に読めるこういうライトな読み物は若者の活字離れを止める為にも
どんどん流行って欲しいですね。