バイオハザード４ アフラーライフ ポール・W・S・アンダーソン監督
注）多分にネタバレを含みます！
冒頭から雨の渋谷で元からちょっと顔色の悪い中島美嘉さんがゾンビ化して人を襲うという
なかなかインパクトのあるプロローグ。
そこから数年後の東京を舞台に手裏剣と日本刀を武器にアンブレラの地下基地に乗り込む
ミラ・ジョヴォヴィッチ扮するアリス。
その立ち回りはまるでウルトラヴァイオレットかキル・ビルか？
更に大量の武装したクローンアリスが大挙して攻めこむのですが、
この絵面が相当面白い。
エージェントスミスかよ！と突っ込みたくなります
至る所にこれまたマトリックスのトリニティを彷彿とさせる演出が施され、
ボスキャラのウェスカーと対決。
ここで大量のクローンアリスが全滅＆
オリジナルアリスが超人的能力を失い只の普通の人に戻る
というⅢまでで構築したアリスの設定を全てリセット！！
その姿勢はある意味潔し(・∀・)
ここから各地を放浪してクレアと再開したアリスは
なぜかアメリカに舞い戻り、
建物に取り残された生き残った人たちを発見。
みんなでゾンビ包囲網を破ってなんとか脱出しよう！みたいなホラー映画の王道的な
「ドーン・オブ・ザ・デッド」みたいなストーリーに様変わり。
サイレントヒルの頭が△な人っぽい今回のタイラント（なのか？あれ）との対決や
レッドフィールド兄妹VSウェスカーのガンカタ的な格闘シーンなど
至る所に見所や突っ込みどころが満載で
目が離せない面白さでした。
次回作もやる気満々な終わり方も好感が持てます。
ワタクシはゲーム自体はバイオ１～３とコードベロニカしかやっていないので、
新キャラやゲームでは現在どんな話しになっているのかはよくわかりませんが、
もはやゲーム関係なくひとつの映画というコンテンツとして
どう終わらせるのか非常に興味があります。