![$家具 通販 赤や 竹田のブログ-第9地区](https://stat.ameba.jp/user_images/20100830/09/akaya-kagu/e5/ca/j/t02200311_0283040010721155246.jpg?caw=800)
第9地区 ニール・ブロンカンプ 監督
大した予備知識もなく観たのですが…
「なんだこれ、面白すぎる!!」
突如飛来したUFOに乗っていた大量の宇宙人を
ヨハネスブルクの一角に住まわせて、
人間と奇妙な共同生活が始まるわけですけど…
まず宇宙人が常人が見たら誰もが嫌悪感を抱くような絶妙な造形。
これは意図的にしているのでしょうが、
幼い時にナウシカに登場する腐海に生息する虫でサブイボが起ったワタクシには
効果絶大であります。
導入からドキュメンタリー映像で物語を進めていきますが、
これがまた妙にリアリティで物語を惹き立てます。
そしてこのアナーキーな地域ではナイジェリア系のマフィアが牛耳っている様や、
地元住民の反対にあい、実力行使で移住を強要される宇宙人たちの描き方を見て、
この映画の本質的な部分が人種差別を風刺的に描いたヒューマンドラマなんだと理解。
ここから俄然見方が変わりました。
実際普通に見ていても主要宇宙人のクリストファーとその息子には
あの容姿にも関わらず、非常に愛着が湧いてきますし、
途中地獄先生ぬ~べ~のようになってしまう主人公の心情の変化など
見るべき部分が多々あります。
ダンス・ウィズ・ウルブズやラストサムライ、
最近ではアバターなど異文化コミュニケーションを題材にした名作は多々ありますが、
この第9地区は宇宙人を描いたSF映画でありながら、
非常にリアルにそして見た目もストーリも強烈なインパクトを残す
傑作映画だ!!と感じました
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
そして後半大暴れするロボットがを見てガンヘッドを思い出したのは
ワタクシがいい歳だからでしょうね(;^_^A