先日アリスインワンダーランドを観てきました。
元々ティム・バートン監督の映画がものすごく好きなので、
非常に楽しめました。
不思議の国のアリスや鏡の国のアリス自体、
頭のおかしいキャラしか出てこない話なので、
これはティム・バートン監督のカラーとピッタリ合うんじゃないか
と思っていましたが、
らしさを失うことなく、アリスの世界観そのままに見事に表現されていました。
▲アリスインワンダーランドのパンフレットも買いました
10年ぐらい前に鏡の国のアリスのその後のアリスを描いた
「アリス・イン・ナイトメア」というPCゲームが発売され
話題になったことがありました。
(当時にしてGeForce2とかのグラボじゃないと動かないような、
結構敷居が高いPCゲームだったような気がします)
病的に歪んで成長したアリスが自分のイビツな精神世界の中で
ナイフを振り回し、赤の女王やジャバウォックをやっつける
というかなり病んだゲームでしたが、
今回の「アリスインワンダーランド」はそれに近い、
狂気が見え隠れする世界観と
おかしな登場キャラが際立ったとてもよく出来た映画だと思いました。
中でも頭でっかちで「首をはねろ!」が口癖の
女王役のヘレナ・ボナム・カーターがすごく良い味をだしていましたね。
結論的には「アリスインワンダーランド」は
非常にティム・バートン監督らしさが溢れた、
キャラ愛に満ちたファンタジー映画でした。
(万人にオススメできるかといわれるとちょっと疑問?ですが…)
あと「ジャバウォック」と言われると
勿論アリスが元ネタなのはわかっているのですが、
「力が欲しいなら・・・くれてやるっ!」
の方を思い浮かべてしまうのは
私の頭がマンガ脳だからでしょう。