いつにも増してふざけた感想サブタイですみません。
今回一番の見処はなんと言ってもこれでした。
九十九髪茄子…!!!
第一話では平グモがメインだったから忘れてたけど、もう初っ端から出てたんですね。
北野肩衝(きたのかたつき)と迷ってたようだけど、どっちにしろ数寄のわからぬ家康にあげようとしてただなんて、箔を付けさせるためとは言うけどやっぱり勿体ないですよ、信長さん。
んで、そんな数寄者で、自ら家康を饗応する海老蔵信長を見てて今更に思い出したんだけど
『利休にたずねよ』って映画で利休やってたよね、海老蔵。2013年だったからもう四年前になるけど。
やけに茶器に拘る描写に説得力があるのはそのためか。
ということで感想タイトルに使わせていただきました。
結局、信長のことを信じる家康に私は納得。
息子と妻を犠牲にしても付き従う信長への拘りっていうのが家康にはみえるので、結局根幹で信長からの自分への信頼っていうのは家康の中での選択の軸になってるというのが感じられて説得力がありました。
さて、第21回で気賀で見た南蛮装束の襞襟が溢れてる堺の賑わいに はしゃぐナオトラ。
因みにカシラ(南蛮商人からこう呼ばれてるのはいいんだけど、片仮名でこの字幕表示だと変な感じw)の格好も
日の本の羽織、唐の穿き物、天竺のかんざし、ジャガタラの腕輪、崑崙の腰紐と国際的。かんざし似合うよ、カシラ。
そして第38回で別れて以来九年ぶりの再開がペンパイナッポーアッポーペンですよ。
いや、「南方の果実」の方は出てきてませんが
(「膳の上の景色」の方にもその ひょうげた食い物「安土盛り」は出てこなかったのは残念^^;
余談ですが、パイナップルといえばフィギュアスケーターさっとんこと宮原知子ちゃんの好物とのことで今季ファンからたくさんぬいぐるみ貰ってましたねw)、
筆を手にし“ Isto é pincel.”と子供達にポルトガル語を教えるカシラの図。
これ、ピンセルはペンシルかなと思って調べたら、ちゃんと筆でした。つまり正確に「これは筆です。」と言ってるんですね。
(「これは鉛筆です」だと“ Este é um lápis.”で、
“ This is a pen.”なら“ Isto é uma caneta.”になるようです。)
※後から気付いたんですけど、アッポー要素皆無でしたね。ほんとすみません。まぁ、サブタイ命名はかなりの部分ノリでやってるんで、あしからず。
そして金柑頭へのDVいただきました。
時間軸まとめ。
家康らが安土城での歓待を受けたのが五月十五日、
光秀の愛宕山参拝が五月二十九日、
あめがしたたるさつきかな。
そこでおみくじをひく光秀の様子を常慶が堺に伝えたのが六月一日、本能寺の前日。
注目の、愛宕神社でのおみくじの結果。
凶→凶→大吉日
なかなか良い演出でしたよ。
あとは敦盛の舞…最終回に持ち越しですか?
省略されたんじゃないよね…?(汗)←しつこい
三文芝居を長々と見せられる穴山梅雪(と我々視聴者)。
伊賀越えの最初をこんなコミカルに描くとは。
昨年の内野さんの情けない神君の演技もとても印象に残っていますが、家康がビビる情けない姿の描写は第37回の三方ヶ原で本作では既出の感があるので、違った演出にするという手は有りかなと感じました。
ノブ「野伏に襲われでもせねば良いのですが」(大事なことなので二回言いました)
穴山梅雪が土一揆に遭い命を落とすよう仕向けるのがかつて三河一向一揆に参戦していた本多正信っていうのはナイスな演出だと思いました。
次回、最終回。
サブタイは、碁石に託された「意志」を継ぐ者、って意味なんだろうけど、元ネタは調べたらSF小説の「星を継ぐもの」だろうとのこと。
なんだか一年早かった。
感想ブログのまとめ感想なんかも最後に書けたらいいかなと思ってます。