自宅で過ごすことが多くなっていますよね。

 

家族と一緒に過ごしている人は特に

いつもと違った環境で毎日過ごすことになっています。

 

普段と違うリズム・環境で過ごしていると、

あなた自身が本来持っている気質が

過剰に働く

間違った方向に働く

ということが起こります。

 

アーユルヴェーダでは

人の体質・性質を大きく3つに分けています。

 

火のエネルギーが強く働くピッタタイプの人。

風のエネルギーが強く働くヴァータタイプの人。

水のエネルギーが強く働くカパタイプの人。

 

今日は、

火のエネルギーが強く働くピッタタイプの人の場合を

考えてみますね。

 

ピッタタイプの人は、

ベースが火のエネルギーですから、

基本はエネルギッシュな人です。

 

バリバリ働く、やり手さんという感じ。

頭も切れて、行動力もある。

熱意と集中力があり、チャレンジ精神旺盛。

完璧主義で、

どちらかというとリーダータイプ。

 

ピッタタイプの基本的な性質としては

こんな感じになります。

 

まぁ、

これがまるごと全部当てはまるという人は

そんなに多くないでしょう。

ほとんどの場合、

他の風や水のエネルギーが混じる

混合タイプになると思います。

 

ここではそれはちょっと横においておきますね。

 

さて、ピッタタイプ。

エネルギー溢れるこのタイプが

家にいるとなるとどうなるか。。。

 

エネルギーを発散する場所がなくなるわけです。

 

ピッタタイプの場合、

行動したい、チャレンジしたい、

自分の課題をこなして達成したい、

など、仕事にしろ、勉強にしろ、

中からどんどん活力が湧き上がってきます。

 

こうして湧き出た活力を

次々に消費していくことで

うまくエネルギーが循環されます。

 

ところが、

この湧き出る活力が

ちゃんと処理されないと、

次々生まれる活力が中に

たまっていくことになります。

 

会社で仕事していた時、

学校で勉強していた時、

家にいても、自分だけの時間があったとき

そんなときには、

自分のやっていることに集中して

活力を発散できていたはずです。

 

けれど、

家にいて、家族と一緒に過ごしていると

思うように発散できない状況が

生まれてしまうわけです。

 

たとえば、

今大事なプロジェクトの案を練っているので、

没頭したい、集中したいと思っているのに、

お昼になって、

子供に昼食を食べさせなきゃいけなくなり、

やりかけの仕事を中断しなければならない

なんてことが起きてしまいます。

 

こういうことが続くことで、

いつもなら発散できる活力が

閉じ込められて行き場を失い、

どんどんたまっていきます。

 

やがて、

ガスが充満するようにぱんぱんに

なっていくわけです。
 

そして、、、

そう、ある点になると爆発します。

 

それは本人の意志とは関係なく、

あるとき突然やってきます。

 

たとえば、

子供がお味噌汁のお椀をひっくり返した

なんてことが起きる。

 

普段なら

あー、やっちゃったねぇ、ほらほら早く拭いて、

なんて、気持ちに余裕をもって対応できるのに、

なんでちゃんとお椀を持たないの!

なにやってんの!

なんて大きな声で子供を叱ってしまう

ということが起こってしまう。

 

そして、

そのとき一瞬爆発しても

あとになると、

なんであんなに怒鳴ったんだろうと

反省することになり、落ち込んでしまう。

 

でもこれって、あなたのせいではないのですよ。

エネルギーバランスが崩れたせいなのです。

ピッタという火のエネルギーが増えすぎたときに

起こりがちの現象なのです。

 

こうした出来事の原因は

エネルギーバランスの崩れなので、

エネルギーバランスを整えてあげることで

回避することができます。

 

ピッタの火のエネルギーが

強くなりすぎないように

バランスをとってあげるとよいのです。

 

火=熱いのですから、

まずは、クールダウンすることを

生活の中に取り入れるようにしてみましょう。

 

次のようなことが勧められます。

・体をひんやりさせてくれるようなものを摂ること

アイスを食べるとか、

冷たい飲み物を飲むとかではないですよ。

冷蔵庫や冷凍庫で冷やされたものではなく、

食べたときには冷たくないのに、

食べた後に体を冷やす効果があるものです。

たとえば、果物は体を冷やす傾向があります。

アーユルヴェーダでは、ブドウや桃などがピッタの

火のエネルギーを抑えるものとして勧められています。

 

・辛いものは控えましょう

辛いものは、火のエネルギーを増加させますよ。

家にいる時間が多いのであれば、

辛いものよりも少し甘味のあるもののほうがお勧めです。

 

・ぬるめのお湯でリラックスしましょう

お風呂はぬるめで。

気持ちを落ち着かせるにはとてもよいので、

小さなお子さんがいて

一緒に入らないといけない場合を除いて

ひとりでゆっくりとバスタイムをとることをお勧めします。

 

・アロマを活用

香は心を落ち着かせるのでお勧めです。

どの香がいいというよりも

ご自身が心地よいという香を見つけてみてください。

アロマオイルがなければ、

お線香でも、ハーブティーでも

なんでもよいですよ。

目的は、火のエネルギーを抑えること、

クールダウンですので、

心地よい、気持ちが落ち着くと感じられることが大切。

 

・運動

運動もぜひ。

体内のエネルギー発散には

運動も勧められます。

ピッタタイプには

自然の中のウォーキングなどがお勧め。

今は、なかなか外出が難しいので、

その場合には、踏み台昇降で。

段差があればできますので、

階段の1段目を使うなど工夫してみてください。

 

ここにご紹介した、やるといいことはごく一部です。

 

在宅になってイライラすることが増えたという方には、

このピッタタイプの処方がお勧めです。

 

食事や生活の中で、

クールダウンすることを心がければ、

イライラが減るはずです。

 

最後にひとつ。

ピッタタイプは

課題を与えられると

きっちりこなそうとする傾向があります。

 

今は、きっちりこなそうとしないこと。

お勧めした内容を

しっかりやろうなんて考えないで、

ゆるりと取り入れることが大切ですよ。

 

では、今日もよい一日を

Have a lovely day!