手紙が届いたのは、昨年の10月の初旬。
退官のお祝いをしたのは、10年ほど前でしょうか。
何事かと思いながら、手書きの封書を開くと、筆ペンで書かれた懐かしいカクカクとした字体の手紙が出てきました。
どうも、一度この国を訪れたいとのこと。それも首都ではなく、私が赴任しているこの街を訪れたいとのこと。
20年ほど前、ヒイヒイ言いながら卒論を書き上げた時は、恩師も50代で、ビシバシとやられたもんですが、
あれから20年が経って、10年ぶりにお会いする訳ですが、何やら気恥ずかしい気分です。
というわけで、先程から到着ゲートで待っていますが、一向に出てきません。
