那智黒を食った食わないで喧嘩を続けていた頃



考えてみればやっぱり、



将来に対する漠然とした不安に、



押しつぶされそうになっていたのでしょうか........




結婚を迫る彼女に対して、




アルバイトの様な不安定な歩合の仕事では、




到底、やっていくことなぞできない



一度、国へ戻って仕事(ちゃんと社会保険のついた)を
みつけて、その上でキチンと話しをしようと.............



背負うことに対する焦りをわかって貰えない苛立ちが、




最高潮に達した




ある日の喧嘩の内容は、




もう、ここに書くのもバカらしい内容でしたが...........



流石に言い過ぎたな、
謝ろうと思って、


職場から電話をすると.........


(その頃も『無線機』の様な携帯がありましたが、
到底買えるはずもなく........)、



アパートのオペレーター
(多分、いまではもういないのでしょう)が................



『ああ、5分ほど前に出て行ったよ.................』



あれ今日は夜勤だったはず、
出かけるには早いよなあと思い..........




嫌な予感がしたので、早めに仕事を切り上げて、
部屋に戻ってみると..................