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赤トマト

the red tomato bites back

登場人物紹介 第六回

日本人なのに


国籍がアメリカだから


名前がスコット


特技:ハッタリ

趣味:ハッタリ


はっぴ~ば~すでっい♪


というわけで君もまた


一つ年老いた


君は


嘘とハッタリが好きだ


今でもまだそうなの?


一緒に


いろんな所に行った


いろんなことして楽しんだ


二人とも笑うことが好きだ


日本では

 

徹夜で線香花火


俺           「あー終電ないね…。」


スコット        「線香花火買うぞ。」


マレーシアでは


一緒に税関で捕まった


俺           「ちょっとマズイね…。」


スコット        「大丈夫だろ。」


シンガポールでは


飲み逃げした


俺           「走るか?」


スコット        「ふりかえんなよ!」


ベトナムでは


孤児園にいってボランティアした


俺           「ア…この子ウンチ漏らしたよ…。」


スコット        「ハハー!!マジだ!くっさ~」



タイでは

 

酒にまみれた

 

俺           「Duty Freeでためてくぞ!」

 

スコット        「そうだな!」

 

そういえば丁度4年前、


君はタイで誕生日を迎えた


それ以来


誕生日の日は


君はロンドンで


俺はメルボルン。


3年前


久しぶりに日本で会った時の


とっても君らしい写真を見つけた


2002 Summer in Japan


君は今も変わらずと


このマスクを装い


ロンドンの住民を脅かし


働いているのだろう。


今年の夏は日本にいるみたいだから


また新しい写真を


撮っておこう。


once again

happy birthday!

昨日テクちゃんが内定決めた


みんなで喜んだ


同じ家に住んでるから


テクの就活をスタートから見てきた


最終選考まで行ったとこも


いくつかあったのに


だめだった時も


朝、面接に行く準備してる時も


電話がかかってくる時も


ネットエントリーしてる時から


ずっと見てきたわけで。


でも、昨日ようやく決まって


俺もケビンも、テクも


みんなで喜んだ。


今日の朝はそんなんで


みんなの機嫌が良かった。


テク       「おっはよ~!」


ケビン      「Have a nice day~!」


というような雰囲気だったから


俺も合わせて


ニコニコで家を出た。


今年はテクにとって良くない年


メルボルンで


新しい生活が始まるはずだったのに


裏切られて


嘘つかれて


先が見えなくなって


あんまり思い通りにいかない年


そんなテクに言ってやりました:


俺        「日本行こっか?」


テク       「おお。行く、行く、行きたい!」


俺        「よし。着いてきなさい。」


テク       「おお。着いてく、着いてく!」


前からテクはずっと日本に行きたがっていた。


今年の夏


テクは日本に着いてくることになった。


残り半年いい年にしましょう。


teckdiving  ダイビングに行ってきてテクの写真

高校の時


寮に入った頃から毎年壁に貼ってある


「今年の目標」


具体的な目標とかじゃないけど


両親や兄弟からは、


あまり何も言われないから


自分に言い聞かせる為に


壁に貼ってある


今年はこんな風になってる:

自分に厳しく


これは、大体毎年書いてある。


でも実際行動に移すのは難しい。


だから毎年書いてある。


視野を広く

今まで意識しなかったけど


今年はメルボルン最後だし


せっかくだからもっと周りが見えるようにいたい。


最後までやり遂げる


これが一番苦手


今までに最後までやり遂げたことなんて


あったかな…


今年はなんかやり遂げよう


健康に気をつける

これも毎年入ってる


風邪とか曳いちゃったら


面倒見てくれる人がいないから


風邪は絶対に曳いちゃいけない


と、勝手に決めてる


でも日本帰るとよく風邪曳くのは


気が緩んじゃうからかも


他


にもいくつかあるけど


書かない。


今年は目標貼るのがちょっと遅れて


4月から貼った


日本に帰ると自然に気持ちが緩んで、自分に甘くなるし、人に頼るようになるし、生活も不規則になる。


よくない、よくない。


ゆうり(姉)なんて見てると、ホント無茶苦茶でガタガタだ。


思わず笑ってしまう


「がっはっは。」


…。


トマトとネコの面倒は上手く見れないけど


自分の面倒は、自分で見れるようになろう。


Do wipe your own ass.

登場人物紹介 第五回

mina2

ミナちゃんは飼ってるネコ。


特技:特になし

趣味:食べること、寝ること


ミナちゃんはゆうり(姉)が拾ってきた。


3月27日?に拾ったからミナちゃんになったらしい。


ミナちゃんも今年で3歳になるのかな。


前と比べると、動きが遅くなった。


今は寝るか、食べるか、しかしない


餌が欲しいときだけなついてくるミナは


腹立たしい


ダッコしようとすると


ひっかいてくる


追いかけると


逃げる


でもゆうりには


なついてる。


寝る時はよく仰向けになって寝てる


そんなミナとの日常会話:

みな       「腹が減ったぞぉー!、メシをよこせー!!メシを用意しろー!!」


俺         (生意気だからエサがある場所から遠ざけやる)


みな       「チクショウ!下ろせ!ひっかくぞぉぉぉおー!ひっかいてもいいのかぁ!」


俺         「あっ!畜生!アホネコめ!」


みな       「もうオマエには頼まない。」


それでも、日本に帰る度にミナと会うのは楽しみで


ミナの写真とかいっぱい撮ってくる。


日中は家に誰もいなくて


ミナと二人っきりの時間が長いけど


ミナは寝てばかり


そばに寄って横で寝ようとするけど


ミナはムクッと起き上がって


別の場所に移動する。


俺もミナの気持ちなんて考えないけど


もちろんミナも


俺の気持ちなんて考えたことはないだろう


かわいいから写真もう一枚


mina3 ちょっと威張ってるミナちゃんの写真

こんな写真が送られてきた


4


ヨンだ


ヨンがピザーラの広告に使われてる


どうだろうこの広告は


オーストラリアの広告も


結構いただけないのがあると思ったけど


この広告もどんなモンだろう


基本的に日本のCMだとかは好き


音楽だとか、絵だとか、いいのが使われてると思う


でもこのピザーラのヨンはどういう意図で作ったんだろう


考えてみた:


「ヨンピザーラ好きなんだ!私もピザーラでピザ頼もう!」


こんなことにはならないでしょ


「俺もピザーラ食べてヨンみたいな人気物になろう!」


無理だろ


「きっとピザーラ食べたらヨンも喜ぶかな~」


そんなことは…ない。


「ピザーラにいったらヨンに会えるかも!」


そうだね


広告は夢を与えればいんだ。


とっても不合理な夢でも


でもこの広告のヨンの視線は


いったいどこに向けられているんだろう


オーディエンスと視線を合わすことなく、


どっか斜め下に向けられたその優しい視線の先には


夢を見る者達への


苦笑い

今日は好きな映画について

My Fair Lady


ミュージカル

小さい時、シドニーで見た映画


それからも、何度も何度も見た映画


オードリーヘップバーンが好きなわけじゃない


ヒギンズが好き

あのイジワルさが好き


あとは歌が好き

Romeo must die


アクション映画


アーリアが好きなわけじゃない


ジェットリーが好き


動きが早いのが好き


あとは音楽も好き


邦画は機会がないからあんまり見てない。邦画も好き。韓国映画も好き。中国の映画もいい。インドの映画


は勘弁。シンガポールの映画も勘弁。


映画見てる時のNG集:

 

隣の人        息臭い


隣の人        足臭い


前の人        座高高すぎ


後ろの人       椅子けりすぎ


隣のカップル    ちょっと出て行って


周りの小さい子   おかし投げないで


テクちゃん      映画の説明しないで


ケビン君       変なとこで笑わないで


ケインマン      笑いっぱなし


C           今度はもっといい映画選ぼうね


ヤコブさん     とは映画なんて見に行かないよ


映画は、

映画館で見たい映画


ビデオでも映画館でみてもいい映画


家で見たい映画


友達と見に行きたい映画


恋人と見に行きたい映画


一人で見たい映画


があるけど…


好きな映画だったら何度見てもいい。





っていうのは嘘で…


やっぱり何度も見ると


飽きちゃうね。






トマトを庭で育ててた。


昨日バーベキューがあって、庭の掃除したから殆ど処分しちゃったけど


去年から育ててたトマト。


面倒見が悪いことを人に指摘されたから


トマト育てて見返してやろうと思った、


というのがきっかけ。


始めは土だとか、シャベル、鉢、トマトの種とか張り切って用意した。


園芸には形から入ろう。


ホームページとかでも育て方を調べた。


種を植えてから、芽が出るまでの間


すごく楽しみにしてた。


芽が出たあと、早速写真撮った。


でも、生き物を育てるのはとっても難しくて


いつの間にか、水やりはテクちゃんがやってた。


いったん芽が出て、実がなって、それを食べてしまうと


それまでにあった楽しみは半減した。


そんな  赤トマト達 会話ができたら: (タイキ吹き替え)

赤トマト       「おータイキよ、最近水くれないじゃんか!」


俺          (聞こえてない)


赤トマト       「ちょっと冬になって寒くなってきたんじゃないの?」


俺          (何も聞こえない)


赤トマト       「おいタイキ!ちょっとそこにくっついてる虫、どけてよ!」


俺          (何も見えない)


赤トマト       「タイキ。オマエは面倒見の悪い奴だ。もう何も頼まない。」


俺          (気付かされた)


でもホントのトマトは


所詮トマトで赤いだけ。


話してくれるなんてことはない。何も頼まれない。

 

でも、自分には赤いだけのトマトの面倒さえ見切れない。



(タイキ訳)

テクちゃんの場合:

どんな食べ物が好き?


テクちゃん       「そうだなー…食べものかー…。これも季節によって変わるからね。そんな風に聞か       


              れると迷っちゃうなー。んー…」


失礼致したました。オーストラリアで、冬、寒い時、どんな食べ物が好き?


テクちゃん       「そうだなー…冬寒い時かー…。それって丁度今の時期だよね。食べ物は外食とか


              でもいいの?それとも自分で作った料理でもいいの?ついでに言うと、これも一緒に


              食べる人によるかもしれないなー。やっぱり気分によって左右されるしね、こういうの


              って」


失礼致しました。オーストラリアで、冬、寒い時、外で、ヤコブさんと一緒に食事した場合、どんな食べ物が


好き?


テクちゃん       「んー…。ヤコブさんと一緒かー。なんでヤコブさんなんだよ。ヤコブさんと食事なん


              て絶対行くことないだろうし。でももし行った場合かー。それも難しいなー。でもヤコブ


              さんと一緒なら・…」


テクちゃん時間切れです。


ケビン君の場合:


機嫌がいい内に聞いてしまおう


どんな映画が好き?


ケビン君         「そんなこと俺に聞いてどうすんだよ。オマエは俺にそのDVDでも買ってきてくれる


               のか?」


そういうわけじゃないけど…。ただ聞いてるだけ。


改めて、どんな映画が好き?


ケビン君         「どんな映画?んー、まーはっきり言えるのはオマエが好きなような映画ではないと


               いうことは確かだね。HaHaHa。」


…もういいや。


ケインマンの場合:

来週の金曜日は何してる?


ケインマン        「来週の金曜?まだ予定入ってないな。タイキどうしてんの?」


空いてるよ


ケインマン        「じゃまたロードトリップいこうぜ!先週はバララット行ったから…じゃ今週はフォー 


               ルズクリークの山の方に行こう!」


うん。でも5時間ぐらいかかっちゃうよ


ケインマン        「いいじゃん5時間ぐらい!あ、でも翌日忙しいからちょっときついかも。じゃーさー、


               金曜日は友達がやってるコリアンナイトっていうクラブのイベントがあるんだよ。そ


               れに行こう!」


うん。よいぞ。


ケインマン        「よし!じゃ今友達に電話してみるよ。 ・・・・・・・・・(電話中)。


               あ、なんかコリアンナイトは来週までないみたい。じゃタイキの家でバーベキューや


               ろう!丁度シティーだからみんな来やすいでしょ!」


うん。じゃテクちゃんとケビン君に相談してみる。


というわけで、今夜はホントに我が家でバーベキュー

Cさんの場合:

好きな色は何?


Cさん             「エー!?前に教えたじゃん!私の言うこと何にも聞いてないんだね!」


……聞いてるつもりだけど



ダイレクトに質問の答えが返ってくることは少ない。でもそんな会話でも楽しめる。


いろんな形のコミュニケーションんがあって、みんなそれぞれのテンポで喋る。


これからの新しい出会いの中で生まれるコミュニケーション、日本語でも、英語でも、言葉があんまり通じ


なくても、楽しもう。

最近は、日本へ半年に一回の割合で帰国している。そんな感じでマイレージが結構貯まってシルバークラ


スにまで昇格。


日本への帰り道:

まずはチケットの予約。航空会社に電話してフライトの日程を確認。前に一回これで失敗したから必要以


上に慎重に確認する。


荷造り。は、15分ぐらいで済む。最悪パスポートとチケットだけ用意すればいいわけだし、これにはあまり


時間かけない。


自宅から飛行場まで。は、いつもタクシー。大体$40で30分ぐらいかかる。


チェックイン。最近はオンラインでできるらしい。でも心配だからいつもカウンターで済ますようにしてる。い


つもは竹刀と防具も持ち帰るけど今回は、持ち帰らないから、チェックインし終わったら手ぶら。


飛行機内。あの、機内の空気の匂いが嫌い。座席には100チャンネル近くあるミニモニターが付けられて


るからそこで適当に映画とか見てる。場合によって隣の人と話すこともある。最近シンガポールエアライン


のスチュワーデスは親切になった。5,6年前は何か頼むと舌打ちとかされたのに、今は、むこうから進んで


親切親切。他の航空会社に負けちゃうからね。


シンガポール空港でトランジット。この前はトランジットする15分前に飛行機が着いて焦った。次のゲー


トまで冷静に早歩き。


また飛行機内。ちょっと疲れてるからもう映画見る気にはならない。でも時々同じ映画見ることもある。大


抵この時期のシンガポールー東京間は空いてるから、一人で四つシートもらえるからそこで寝る。


成田到着。いきなり季節が変わるからそれに備えて衣替え。税関で日本語喋って久しぶりに日本に帰って


きたことを実感する。ちょっとニヤつく。


自宅に電話。「今日本に着いたよ。」


電車。そとの景色見ながらボーっとする。ラッシュアワーに引っかかると厄介。


最寄り駅。何も変わってない。半年に一回帰ってても久しぶりという感覚はいつも実感する。またニヤつく。


駅から家まで。周り見渡しながらゆったり歩く。相変わらずの景色。ひっぱってる荷物がガタガタ音を立て


る。無意味に時々立ち止まったりする。変わったのは、季節だけ。


マンションのエレベーター。長い道のりの後で一息つく。


インターフォン。ピンポーン♪    「ドア開けてくれい。」


今年の夏もまた日本に帰る。丁度あと一ヶ月きった。


メルボルンには、メルボルンの季節があって、日本には日本の季節がある。


季節の急な移り変わりには大分慣れてきた。


残念なのは、周りの人まで急に変わってしまうこと。


でも日本には、日本で会える人がいる。会えない人もいる。新しい出会いもある。

登場人物 第四回

Cはハウスメートではない。モトカノ。2年続いた。


特技:日本語

趣味:ダンス


シンガポール人


だけど、出会いはメルボルン。


日本語勉強してたから日本語は大分喋れた。でももちろんお互い英語での方が話しやすかった。


付き合い始め初日


(タイキ訳)


C    「今はこんな風にして一緒に時間過ごしてたいとか思うけど、こんな気持ちは一時的なものだから        

 

      ね。」


いきなりこんなこと言われちゃったよ。


お互いに、「愛」だとか love だとかいうような抽象的な言葉は殆ど使うことはなかった。


そういうのは関係の中で育むものだと思ってたし、むこうはむこうなりの考え方を持ってたみたい。


でもガードの高い付き合いじゃなった。余計なプライドだとか意地だとかは、all left behind.


だから、傷つくのをためらいながら付き合ってたわけじゃなかった。


彼女はメルボルンでの友達が少なかった。その分、二人だけの時間が長かった。


一緒に海にいった。温泉にも行った。飛行機に乗った。ボートも乗った。ペンギン見に行った。ケーキ作っ


た。警察に行った。


星をみた。月もみた。雨にもうたれた。


彼女は泣かない人だった。


ホントに泣いたのは、電話ごしで別れを告げた時。


その時、俺はメルボルンにいて…


彼女はシンガポールにいた。


オフガードで傷ついたのは彼女の方だった。


彼女の言ってた一時的な気持ちは、ずっと前からなくなってた。でも馴れ合いだけで一緒にいたわけじゃな


い。


そんなCとの日常会話 (タイキ訳)


俺      「今日何食べようか?」


C      「ファーストフード絶対やだよ!あれ試してみようよ。ベトナム料理!」


俺      「ベトナム料理?いいけど。どこで食べんの?」


C      「覚えてない?前に行ったじゃん。ベトナム街みたいなところ。」


俺      「そんなとこいったっけ?覚えてない。よし、連れてケ。lead the way!」



最近彼女は勤め先を辞めた。日本に教師として働くことが決まったらしい。それが彼女の夢だったのは前か


ら聞いてた。よかったね。夢がかなって。