C | 赤トマト

赤トマト

the red tomato bites back

登場人物 第四回

Cはハウスメートではない。モトカノ。2年続いた。


特技:日本語

趣味:ダンス


シンガポール人


だけど、出会いはメルボルン。


日本語勉強してたから日本語は大分喋れた。でももちろんお互い英語での方が話しやすかった。


付き合い始め初日


(タイキ訳)


C    「今はこんな風にして一緒に時間過ごしてたいとか思うけど、こんな気持ちは一時的なものだから        

 

      ね。」


いきなりこんなこと言われちゃったよ。


お互いに、「愛」だとか love だとかいうような抽象的な言葉は殆ど使うことはなかった。


そういうのは関係の中で育むものだと思ってたし、むこうはむこうなりの考え方を持ってたみたい。


でもガードの高い付き合いじゃなった。余計なプライドだとか意地だとかは、all left behind.


だから、傷つくのをためらいながら付き合ってたわけじゃなかった。


彼女はメルボルンでの友達が少なかった。その分、二人だけの時間が長かった。


一緒に海にいった。温泉にも行った。飛行機に乗った。ボートも乗った。ペンギン見に行った。ケーキ作っ


た。警察に行った。


星をみた。月もみた。雨にもうたれた。


彼女は泣かない人だった。


ホントに泣いたのは、電話ごしで別れを告げた時。


その時、俺はメルボルンにいて…


彼女はシンガポールにいた。


オフガードで傷ついたのは彼女の方だった。


彼女の言ってた一時的な気持ちは、ずっと前からなくなってた。でも馴れ合いだけで一緒にいたわけじゃな


い。


そんなCとの日常会話 (タイキ訳)


俺      「今日何食べようか?」


C      「ファーストフード絶対やだよ!あれ試してみようよ。ベトナム料理!」


俺      「ベトナム料理?いいけど。どこで食べんの?」


C      「覚えてない?前に行ったじゃん。ベトナム街みたいなところ。」


俺      「そんなとこいったっけ?覚えてない。よし、連れてケ。lead the way!」



最近彼女は勤め先を辞めた。日本に教師として働くことが決まったらしい。それが彼女の夢だったのは前か


ら聞いてた。よかったね。夢がかなって。