参拝受付は8時からなので、5時半に家を出て…
駐車場に到着したのが7時53分!
「三徳川」に掛かる橋を渡って三佛寺へ
欄干にカワセミ⁈のオブジェ
階段を上がって境内へ…
登山口で靴のチェックを受け(山登りに適していない靴だと草鞋を購入して登ることになります❗️)名前を記入し(3組目でした)輪袈裟をお借りして出発❗️
輪袈裟の文字「六根清浄」の意味はコチラ↓
門をくぐり「宿入橋」を渡って…
役行者の石仏様にも登山の無事をお願いして…
最初の難所「かずら坂」へ…
実は2010年にも参拝しているのですが、こんなにキツかったかな?と少々不安に…あの頃は若かったのか?求めていたアドベンチャー感を余裕で上回るハードさ
次の鎖場も、なかなかハード
でも、ひとつ目のお堂「文珠堂」(国重文)が見えて来て、俄然やる気に
くぅ〜 カッコいい
右手に見える鎖を握りしめて岩場を登ります
ほぼ垂直‼️
お堂の裏に到着し廻り縁に立つと…
遮るものが何もない素晴らしい眺望
この建物は、建っているのか浮かんでいるのか…
私もこの場に立っているのか浮かんでいるのか…
縁の下は断崖なのでドキドキしながらも、不思議な浮遊感と素晴らしい景色を堪能しました
次に到着したのは「地蔵堂」(国重文)
コチラでも廻り縁をぐるりと廻り、建築が引き寄せる景色に、ただただ圧倒されました。
次に現れるのは鐘楼堂(県文)
撞かせていただいて心を無に
この大きな鐘がどうやってここに運ばれたのか…
馬の背、牛の背を進み…
次に見えて来るのは「観音堂」(県文)
岩の窪みに建てられたのか、建てるが故に岩が窪んだのかとも思わせる造形
ここは、お堂の裏側を通り…
「元結掛堂」(県文)の前を通過し…
ついに「投入堂」(国宝)を間近に拝する岩場に到着
(9:14)
役行者が法力で岩屋に投げ入れたと言われている「投入堂」標高520mの断崖に浮かぶ様は圧巻です。
平安時代後期の建築だそうですが、建築物から伝わる人知を超えたエネルギー、脈々と受け継がれてきた人々の思いを考えると、自然と手を合わせている自分に気づく…そんな厳かな場所でした。
写真を撮り景色を楽しみながら、ゆっくり登って登山口から一時間、他では味わえない山歩きとなりました