アオシマ 「宇宙パトロール銀河隊 サンダーマシン」 | 「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル

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昭和のプラモデルが好きなタダのジジイです、上から目線で書いてます、日本初のプラモデルメーカー、㈱日本プラスチックなど、真実のプラモデルの歴史を書いてます。

    「アオシマ 宇宙パトロール 銀河隊 サンダーマシン」
 
もうだいぶ前にアオシマ文化教材社のSFプラモというか、何というのかわけのわからないプラモを組み立てた、

 

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宇宙パトロール銀河隊 「サンダーマシン」、

箱絵は梶田達二画伯が描いているので、中身はそれに完璧に負けていることは間違いないだろ

う、

 

                 (昭和42年1月23日 日本模型新聞 )

 

この頃は、このようなヘンテコなプラモを数多く青島は出していた、

 

           (昭和42年2月13日 日本模型新聞 )

 

この時期にはアオシマはこのようなプラモを発売していたが、アオシマに限らず他のメーカーもこの頃はSFプラモ全盛時代で数多くの製品を出していた、

そのメーカーの中で一番魅力的なSFプラモを発売していたのは緑商会だろう、

それに比べると、青島のプラモは見劣りがしてしまう、

もちろん、僕は当時アオシマのプラモデルは1個も作ったことはない、

 

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さて、これらのギミックは全て手動、自動で動くのは一つもない、ただ走るだけ、

 

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モーターはマブチ13モーター使用、ピ二オンギアはモーター付属の10枚歯を使用とあるが、そのプラギアは使用せず手持ちの金属製のピ二オンギアを使用した、

 

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ギアボックスにモーターをセットして、電池ボックスの金具類も取り付ける、

 

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底板に逆転スイッチを取り付けて、

 

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蓋のカバーを取り付けて配線は完了、ここまでは特に問題はなし、

 

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アッ! シマッタ!!

ゴムタイヤにホイールを装着する際に、ホイールの直径が少し大きいので無理してタイヤに食い

込ませたらタイヤが割れてしまった、

う~ん、

ホイールが大きいのでまた無理してタイヤに食い込ませたらまたタイヤが割れてしまうだろう、

さて、どうしたらいいものか、アッ、そうかこの説明書のやり方ではなくて、 

                                 

ホイールの外径が少し大きいのでゴムタイヤの中に食い込まない、

そこで、説明書通りにタイヤをひねりながら無理をして食い込ませたら割れてしまう、

 

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答えは実に簡単、説明書とおりにやってはいけない、先にホイールを接着してはいけない、

ホイールの外径が大きいので入るわけがない、ホイールは接着しないでタイヤをサンドイッチの

形で左右から入れてホイールを接着したらよかった、

 

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はい、これでOK,割れたタイヤは瞬間接着剤で補修してこれもOK,

 

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前輪を取り付け、

 

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座席を取り付け、

 

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その座席をボディーに接着、ボンネットは開閉可能、このボンネットを開けて電池を交換する、

 

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シャーシーをボディーに取り付けようとしたら、底板が反り返っていた、これは気が付かなかった、

 

これはもう修正するのが難しい、

 

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仕方ないので、そのままボディーにビス止め、これで本体は完了、

次は、ミサイル装置の取り付けである、

 

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組み立てたミサイル装置を本体に取り付ける、

なんか、ヘンテコな車になりそうな感じが、 

 

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ミサイル発射装置が完成したので屋根に取り付ける、

 

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屋根にそのまま接着剤でペタッ、そして翼も後部左右にペタッ、

 

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転写マークは水に漬けても使用できないので、いつもの通りハサミで切り取りボンドでペタッ、

転写マークはまだこんなに残っているが、一体どこに貼れというのだろう、  

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派手な車に仕上がった、いかにもアオシマらしいプラモに仕上がった、
 
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屋根上のミサイル発射台は手動で回転する、ミサイルの発射仰角も上下に作動する、
 
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ボンネットを開けて単3電池2本を収納する、
 
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ミサイル発射はこのレバーを引いて発射させる、が、このレバーを引くと間違いなく折れてし
まうだろう、
 
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このミサイルの中にスプリングが入っていて、ドライバーの先の所の穴に爪が食い込んでい
る、ミサイルのスプリングが強くその爪が深く食い込んでいるので、爪を外すレバーを引いて
も外れない、それ以前にその細いレバーを引くと間違いなく折れてしまうだろう、
結局、ミサイルを発射させるには爪を直接指で摘んで上に引き上げなければならない(笑)