昔の年鑑は、 | 「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル

「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル

昭和のプラモデルが好きなタダのジジイです、上から目線で書いてます、日本初のプラモデルメーカー、㈱日本プラスチックなど、真実のプラモデルの歴史を書いてます。

 
僕が子供の頃、「年鑑」というものがあった、もちろん、今もいろいろな年鑑が発行され
ている、
 
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その中で、僕らの学習の友というべきものが「学習年鑑」であった、学校が制定した参考書ではない、一般社会常識というべきものを知るうえでの情報源であった、そう、学年ごとに発行されていた、僕らは毎年発行される毎に購入して読んでいた記憶が残っている、
 
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今、読んでみても懐かしい内容で一杯である、
このような書籍は、当時の時代状況を非常に反映しているのでなかなか興味深いものがある、
 
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この年鑑は皇紀何年となっている、皇紀2,594年は昭和9年、皇紀2,598年は
昭和13年、
 
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児童年鑑であるにもかかわらず、その内容は軍事色満載である、
 
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第一ページ目は昭和天皇の肖像写真となっている、が、ここで載せるのも恐れ多く、問題となるのでそれはやめておこう、
 
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もちろん、本文第一ページ目は「君が代」から始まる、
 
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口絵等もこのようにほとんどが軍事色で一杯となっている、
内容も、皇室関係、軍事関係のみとなっている、
 
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昭和の戦後になると一変して、
 
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このような内容に、 子供の書籍一つをとってみても、当時の時代背景をもろに反映させているところが非常に面白く感じてしまう、
それにしても、昔の印刷が色鮮やかで手で触るとインクが付きそうな感じがたまらない。