近くの町にいくつか散歩アンド神域巡 りのコースがある。その一つを歩いていた。
5つの神社・お寺を回るコース。
2か所目の神仏習合のお寺でのこと。15年くらい前になぜか元夫が連れてきてくれたところ。電車でのアクセスが悪いから、連れてきてもらわなければ知らないままだったろう。
初めて来たときから懐かしい感じがして、大好きな場所。
大通りからの坂の入り口が進入禁止になっていた。いやな予感がしながら、もう一つの入り口である正門に続く階段を上がろうとしたら、玉虫がいた。初めて生で見たかもしれない。玉虫は少し動いてはいるんだけど、もう命は尽きかけているかんじ。たくさんのアリが周囲にいて、玉虫を運ぼうとしている。おおおと思いつつ、階段を上がると門が閉まっていた。15年通っているけど初めて。
色々トラブルのあったお寺で住職不在になっており、信徒の方々が交代でお世話しているらしい。今日はたまたま閉まっていただけだといいんだけど。もうあの場所に行けないとなると、すごく悲しい。歓喜天様がおられるようだけど、いつも暗くズーンとしている感じ。正門入り口の石仏の不動明王様が好きで通っていたのもあるけど、境内の雰囲気が歓喜天様の反対で明るくすっきりしていて、しばらくいると優しい気持ちになれる感じの場所。桜の時期はほんとにこの世の極楽のように優しい光が満ち溢れる場所。
玉虫を見せてくれたのは、神様のさよならの合図なのかな。
とてもさみしい。