最近頻繁にエヴァンゲリオンをTV放映してるので、まとめて観てます。
劇場版。
何度もみてるんだけれど、見る度に様々な感情が産まれる作品だなと。
幸せとは何か、
人生とは何か、
悩みとは何か、
人との関係とは何か、
世の中分からないことばかり。
と言うのを前提に作った、って言うのを頭にしながら見ると、たくさんの迷いを正直に表出しているように見えるし、
逆に全てを悟った者が作ったと思いながら見ると、まるで全てが答えであると言うのを叩きつけられたり。
いつ観ても何かしら思うことがある作品というのは素晴らしいなと。
あと300回は観られるな(笑)
エヴァの世界では、今の箱根が首都に移転されているし、海は赤いし、よくわからない使徒が来るし、現実にあり得ないと思われることが表現されているけれど、僕は、本当にあり得ないとは思えません。
戦国時代は戦が無くなることなどないと信じられていた。
江戸幕府の時代は、幕府が無くなることはないと誰もが思っていた。
戦時中は平和な世の中を願いながらも終わることはあり得ないような気がしていた世界だった。
今の満たされて平穏な時代に終わりが来るなど、誰も考えられないかもしれない。
けれど、今というこの平和は奇跡のような時間なのではないかと思うのです。それを忘れてしまいがちです。
あり得ないことは起こらないなんてことはない。
ただ、変わらないこともあるんです。
人の気持ち。記憶。感情。欲望。愛。
それに付随する行動。本能。
未来への希望。
不変のもの。
ウタは人類の希望。
僕はそれを信じて。
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