今日はバレンタインデーです。
バレンタインデーといえば、チョコレートです。
頭の回転がいまいちの人は、「チョコレートなんて、不健康の代表でしょ。食べちゃいけないわ」と言います。
頭に発想がたくさん湧いてくる、創造的な人は、「チョコレートは、頭をよくする健康の泉」と言います。
チョコレートは、健康の源なのです。
「チョコレートの国別消費量と、ノーベル賞の国別受賞者の割合は正の相関をする」
という論文が、超一流科学誌「ランセット」に掲載されました。
チョコレートを食べている国ほど、ノーベル賞をとりやすいのです。
世界最長寿、113歳まで生きたとされる、カルマンさんも、チョコレート大好き女子でした。
ほかにもチョコレートの健康効果はたくさん報告されています。
ダークチョコレートを食べると、歩行できる距離が長くなることが報告されています。
登山などでの筋肉疲労を軽くしてくれます。
チョコレートは活性酸素を取ってくれるからです。
チョコレートの原料であるココアは、記憶力をつかさどる「海馬」という脳の場所を活性化します。
アルツハイマー型認知症になると、海馬がやせてしぼんでしまいます。
チョコレートは、血圧を下げます。
チョコレートの摂取量が多い人ほど、狭心症や、脳卒中や心不全など、血管の病気が減ります。
チョコレートには、動脈硬化を抑える効果があるのです。
チョコレートは、BMIを下げ、糖尿病を悪化させる「インスリンの抵抗性」を減らします。
研究では、ダークチョコレートを1日20グラム、週に3回とるのが、いちばん健康にいいことがわかりました。
糖分が多いミルクチョコレートではなく、カカオの多い「カカオ75%」などの高カカオのほろ苦いダークチョコレートを食べるのです。
中学生のころ、好きだった女性から、バレンタインデーに手作りのチョコレートをおもいがけずもらいました。
もったいなくて食べずに何ヶ月もとっておいたら、痛んでしまい、食べられなくなってしまいました。
53歳になった私は、あの時のチョコレートはいったいどんな味だったんだろう?と考えるのです。
大好きなあの人に、ダークチョコレートを贈ろう。
それは、あの人に、いつまでも健康でいてほしいからなのです。
そして、いただいたチョコは取っておかないで、すぐに味わおう。
バレンタインチョコのほろ苦さで健康になろう。
医療法人社団信証会 江田クリニック 院長 江田証