消化器内視鏡専門医の江田クリニック院長江田証が、        
本日発売の日刊ゲンダイ誌にて、米国で偽膜性腸炎に対して保険適用になっている便移植について解説しました。

         {865CB650-C4F1-464C-852A-2A5AD6A963B0:01}

         {F1B1EF6B-50B0-42BF-BE73-CE6597371A43:01}


付け加えますと、炎症性腸疾患(IBD)に対する糞便微生物移植(FMT)の論文は、
昨年に、Duch Trial Registry NTR2862;TURN trialというRCTが終了しております。
この結果がどう出るか、ですね。

これまでの論文では、2014年のKaoらのJ Clin Gastroに掲載されたクローン病の例
(効果あり)を含め、これまで7編の英文論文が報告されています。
そのうち、効果あり、が3編。
効果なしが2編。
どちらとも言えずが2編。

ということで、やや潰瘍性大腸炎やクローン病などの
炎症性腸疾患に糞便移植は期待がもたれているのです。

大腸内視鏡 江田クリニック