戦争語り部無用論:月刊アカシックレコード240630 | 週刊アカシックレコード

戦争語り部無用論:月刊アカシックレコード240630

■「戦争語り部」無用論~月刊アカシックレコード240630■
日本には「戦争語り部」と呼ばれる人々がいる。2024年現在主として80歳以上の彼らは太平洋戦争(第二次大戦)や日中戦争の戦前、戦中に生まれ、戦中に貴重な体験をしたと称して、自分より年下の戦後生まれの世代、「戦後世代」に向かって「戦争体験」を語る。
彼らがそのような「戦争語り部」を務める動機はなんであろうか。
彼らの大半は「二度とあのような[太平洋戦争や日中戦争のような悲惨な]戦争を引き起こしてはいけない」などと言い、平和を願って「戦争語り部」をしているなどと言う。
ほんとうだろうか。
彼ら語り部の大半が語る動機はウソであり、ほんとうは別の動機があることに筆者は気付いた(2024年6月30日頃配信予定)。
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【「富士山噴火Xデー」の迎え方】
2024年6月5日(水)に放送されたTBS『ニッポン超緊急事態シミュレ
ーション!もしも富士山が噴火したら』では、富士山噴火に備えて
対策を実施している企業・組織として、災害支援物資を備蓄してい
るアマゾン・ジャパン、携帯電話の「船上基地局」(基地局を載せ
て運航する船)を保有しているNTTドコモ、線路に積もった火山灰を
除去する鉄道車両「除灰カート」を保有している京王電鉄、火山灰
の電源企業への侵入を防ぐ「火山灰対策フィルター」を開発してい
る日本生命、浄水場の水槽への降灰を防ぐ蓋を整備している(「浄
水場の覆蓋化」を進める)東京都水道局、火山灰が降っても走れる
「全災害対応型工作車」の配備を目指している東京消防庁などを紹
介していました。
これらの企業・組織が富士山噴火という日本の国家的危機に際して
災害対策に貢献したいという心意気を持っていることはありがたい
ことであり、感謝申し上げます。
しかし、2020年4月に日本政府の中央防災会議が発表した降灰シミュ
レーションで明らかなように、次の富士山噴火が前回(1707年)の
「宝永噴火」と同じ規模であり、かつ(溶岩噴火ではなく)火山灰噴
火だった場合は、降灰は約2週間続きます。つまり、富士山噴火が
始まってから数日後に道路や鉄道に降り積もった火山灰を特殊な機
械などを使って除去しても、また上から降って来るのです。前回と
同規模の噴火があった場合、東京都心部では道路などに火山灰は数
センチメートル(cm)から約10cm降り積もるため、二輪駆動の四輪車
は火山灰を掘り進むことができず、火山灰の中にタイヤが沈み、走
行できません。
次の富士山噴火は近現代の日本が経験したほかの自然災害とは著し
く異なり、被害の原因となる自然現象が1日以内には終わらない(約
2週間続く)可能性が小さくないという特徴があります。1991年6月3
日の雲仙岳の大規模火砕流、1995年1月17日の阪神・淡路大震災の
本震、2011年3月11日の東日本大震災における地震の本振と津波、
2014年9月27日の長野県の御岳山(おんたけさん)の噴火と火砕流、
ほかに、台風の襲来に伴う暴風雨や高潮などもすべて、被害の原因
となる自然現象そのものは1日以内で終わっています。
1959年9月26日午後6時頃、紀伊半島の潮岬付近に上陸し、近畿地方
を南から北に縦断した伊勢湾台風は、死者・行方不明者約5000人、
負傷者約4万人を出しましたが、上陸から約6時間後には日本海に抜
け、上陸から約15時間後にはほぼ消滅(上陸から約27時間後に温帯
低気圧に変化)していますので、これもほぼ1日以内でした。
2011年3月11日、東日本大震災発災の際、私は東京都内にいて震度5
の揺れを体感しており、その揺れは長く感じましたが、実は、約
130秒しか続いていませんでした。
このため、日本で販売されているすべてのリュックサック入りの
「防災グッズセット」は、被害の原因となる自然現象そのものが1
日以内で終わり、それが終わったあと、数日以内に「公助」(日本
政府や地方自治体からの支援)が来るという前提になっているため、
食糧も水も簡易トイレも「1人3日分」しか入っていません。
しかし、その「常識」は富士山噴火の際には通用しません。
アマゾン・ジャパンはいざとなれば、災害支援物資として備蓄され
た食糧や水だけでなく、流通用の商品(在庫)として保管している食
糧や水まで災害支援物資として被災者に提供すると言ってくれてお
り、まことにありがたいことです。しかし、富士山噴火の際には、
それらの災害支援物資を被災者の元に届ける輸送手段はほとんどな
いと想定しなければなりません。
上記のとおり、次の富士山噴火の際には、トラック輸送や鉄道など
の交通インフラは停止に追い込まれ、火山灰に弱い飛行機、ヘリコ
プター、ドローンも使えない可能性が高いのです。
上下水道、電力、ガス、携帯電話、固定電話、インターネット、自
動車、航空機、ドローンなどはみな基本的にコンピューターなどの
電子機器によって制御されているため、そして、基本的に電子機器
は火山灰のような微粒子に極めて弱いため、富士山噴火の際に無傷
であることはあり得ず、東京都を含む南関東一都三県で大規模な停
電(ブラックアウト)や食糧不足(による飢餓?)が発生することは避
けられないでしょう。
1991年の湾岸戦争のメインイベント、米国を中心とする多国籍軍に
よる空爆、「砂漠の嵐作戦」が1月17日に始まったのは、イラクで
は2月下旬になると砂嵐が発生し、米軍の戦闘機や戦車が搭載して
いる電子機器が故障する恐れがあったからです。
つまり、現在の地球人類の科学技術文明は砂や火山灰などの微粒子
に極めて弱いのです。
わたくし佐々木敏が上記のTBSの番組を見て得た結論は「もはや南
関東一都三県に約3600万の巨大人口を置いたまま『富士山噴火Xデ
ー』を迎えることはできない」というものです。
つまり、もはや「東京一極集中」の是正策として、首都機能(国会
や中央官庁や日銀など)を地方に移転するだけでは不十分であり、
約3600万の巨大人口そのものを遠隔地に移転するしかないのです。
もちろん、それだけの巨大人口(や企業や研究・教育機関など)を小
誌が提唱する「自治体ペアリング」によって移転させても、次回の
富士山噴火が「宝永噴火」ほど大規模でなかったり、そもそも次回
の噴火が(何十年経っても)起きなかったりする可能性はあります。
しかし、それはそれでいいではないですか。南関東の約3600万の巨
大人口(や企業や研究・教育機関など)が遠隔地に移転すれば、2014
年以来日本政府が国是としている「地方創生」が確実に進み、限界
集落などを抱える多くの過疎地が都会に生まれ変わるのですから。
日本政府は2015年以来9人の地方創生担当大臣を任命して来ました
が、それでも「東京一極集中の是正」も「地方創生」もほとんど進
みませんでした。その理由は至って単純明快です。もはや南関東に
首都機能や約3600万の巨大人口(や多数の企業や研究・教育機関)を
置いたまま「東京一極集中の是正」や「地方創生」をやろうとする
こと自体が間違いだからです。
米国では、ITベンチャー企業は、米国本土の中で首都ワシントンの
ある東海岸地方からもっとも遠い西海岸地方に本社を置きたがりま
す。これとは対照的に、日本では、「自社ビル」を持つことが好き
な伝統的な製造業企業に限らず、自社ビルを持つことが嫌いな(米
国のITベンチャー企業と同じ価値観を持つ)ソフトバンクグループ
(SBG)のようなITベンチャー企業でも東京に本社を置き、中央官庁
の官僚から情報を得ようとする傾向があります。
したがって、日本政府がひとこと「富士山噴火のときに政府が東京
にあると危険なので[富士山噴火が終わるまで、一時的に]○○に移
転します」などと宣言しさえすれば、南関東に本社を置く大企業の
多くはその巨額の内部留保を取り崩し、○○に本社を移転させ、そ
の近くに社宅や社員寮を用意するはずです。
私が想定する「新首都建設」の最大の原資は日本国民の血税ではな
く、上記のような大企業がため込んだ巨額の内部留保です。それが
上記のような形で大規模に取り崩されれば、日本は(政府財政支出
主導型でも輸出主導型でもなく)民間設備投資主導型、内需主導型
の安定した経済成長軌道に乗るはずです(小誌2022年10月30日「首
都は射程圏外?~シリーズ『富士山噴火』(4)」 < http://www.akashic-record.com/y2022/kamika.html > 。
「自治体ペアリング」については、小誌2021年3月29日「テレビ朝
日の移転?~シリーズ『富士山噴火』(2)」 < http://www.akashic-record.com/y2021/tvasah.html > 
を参照)。
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【高齢批判を受けても撤退しない理由】
ジョー・バイデン米大統領は2024年6月に開かれた大統領候補同士
のTV討論で精彩を欠いたため、与党民主党内から「バイデン氏は高
齢のため認知機能などに問題があるのではないか」などと疑われ、
大統領選から撤退すべきだという批判が多数上がりました。
これに対して、バイデン氏は猛反発し、「立候補して(8月の)党全
国大会で私に挑戦してみろ」(時事, 2024c)などと述べ、批判者へ
の不満を爆発させています。
これで、何がわかったかというと、今回小誌記事本文で取り上げて
いる「中朝戦争」の開戦日が2024年8月19~22日にシカゴで開かれ
る米民主党の全国大会より前だということがわかったのです。
北朝鮮が中国に侵攻することによって始まる中朝戦争の開戦直後、
中国政府は北朝鮮軍の空港襲撃用特殊部隊「航空陸戦旅団」の襲撃
を警戒し、中国(北部)の主要空港を閉鎖します。このため、日本は
安保法制に基づいて、米英仏と合同で中国(北部)にいる数十万の外
国人を(船で)日本に逃がす「脱出作戦」(小誌既報のとおり、その
作戦名は「絆作戦」と推定)を開始します。
岸田文雄首相は自衛隊の最高指揮官として、この作戦の「主役」と
なるため、支持率が爆上がりします。そして、2015年の国会で安保
法制法案が審議されていたとき、自民党、公明党、日本維新の会、
国民民主党などは賛成しましたが、立憲民主党、日本共産党などは
反対しました。このため、岸田首相は安保法制の是非を争点として
掲げて衆議院の解散・総選挙に打って出て、与党を圧勝させるだろ
うと予測されます。
すでに米国政府はそのように予測しており、このため、バイデン氏
は「私だってこの作戦の主役の1人なのだから、中朝戦争の開戦直
後に支持率が爆上がりするはずだ」などと信じ切っているのでしょ
う。だから、いくら米民主党内から「高齢批判」が起きても強気な
のです。
しかし、岸田首相と違ってバイデン氏は2024年6月のTV討論で当意
即妙な受け答えができず、有権者に認知機能の低下を感じさせてし
まっています。日米英仏の首脳は開戦直後に「脱出作戦」の開始を
告げる「歴史的な演説」をするため、それによって支持率が爆上が
りするはずですが、バイデン氏だけはまさにその演説の最中にミス
をすれば、それが致命傷となって政治生命が絶たれかねません。
開戦日が来るまで、バイデン氏はみずから大統領選から撤退すると
は言わないでしょう。仮にバイデン氏が撤退することがあるとすれ
ば、それは「歴史的な演説」で失敗した場合でしょう。
では、その開戦日はいつでしょうか。
岸田首相は就任以来、公務のある平日に散髪をしたことが一度もあ
りません。岸田首相が「歴史的な演説」をする動画は全世界で半永
久的に視聴され続けるため、岸田首相はその直前に髪の毛をベスト
な状態にする「開戦直前の散髪(白髪染め)」をしたいはずです。
2024年6月22日(土)、岸田首相は散髪をしました。6月23日(日)は沖
縄県訪問、6月29日(土)は山梨県訪問、6月30日(日)は安倍晋三元首
相の三回忌法要と元首相をしのぶ食事会、7月6日(土)は親しい国会
議員の親族の結婚披露宴に出席するなどして日程がふさがっていた
ため、6月22日(土)の散髪を予約した時点では、開戦日は7月7日(日)
だったと推定されます。
しかし、その後、7月5日(金)に英国で保守党政権から労働党政権へ
の政権交代が起きました。
小誌既報のとおり、菅義偉内閣の発足は2021年9月16日(木)でした
が、その直後に設定されたと思われる開戦日(候補)は9月27日(月)
でした。このときは、直前に韓国の公務員が海を泳いで海上の南北
境界線を越えて北朝鮮に亡命しようとして北朝鮮側の警備兵に殺さ
れ、現場付近の海域に南北の艦艇が多数出動して南北間で緊張が高
まったため、この開戦日(候補)は延期されました。
それはともかく、この事実は、新政権が発足してから、新旧の首相、
外相、防衛相などの間で国家機密情報(特定秘密情報)の引き継ぎが
終わり、新政権が問題なく「脱出作戦」を遂行できるようになるま
で約10日間かかるということを意味します。
さて、岸田首相にとって2024年7月7日(日)の散髪が「開戦直前の散
髪」だとすると、それはいつが開戦日だと想定した散髪でしょうか。
岸田首相は同月9日(火)から同月14日(日)まで米独を訪問します。
同月15日(月・祝)は岸田首相は日本にいます。しかし、同月16日
(火)から同月18日(木)には太平洋・島サミット(PALM10)が東京で開
かれ、日本は議長国であるため、岸田首相は多忙なはずです。また、
同月15日(月・祝)~16日(火)頃や同月18日(木)頃はPALM10に参加す
るために来日した各国の首脳と2国間首脳会談を開くと予測されま
す。つまり、岸田首相は同月15~18日は多忙であると予測されます。
しかるに、なぜか、岸田首相はこの超多忙な期間の真ん中、同月17
日(水)に旧優生保護法に基づく強制不妊手術を受け、国に賠償を求
める裁判で勝訴した原告団に面会し、国を代表して直接謝罪すると
表明しました(時事, 2024d)。
当然、この謝罪は静謐(せいひつ)な環境で行われなければなりませ
ん。ということは、この謝罪は中朝戦争の開戦前に行われるはずで
す。
とすると、開戦日は同月19日(金)か同月20日(土)であると考えられ
ます。
そこで、英国のサマータイムを考慮し、中朝国境の最北(東)端で市
民薄明が始まる時刻を開戦時刻とすると、日本時間(朝鮮時間)2024
年7月19日(金)午前3時22分頃か同月20日(土)午前3時23分頃がその
時刻となります。
同月21日(日)が開戦日である可能性はありません。その日が開戦日
なら、同月20日(土)に上記の謝罪や「開戦直前の散髪」が可能になっ
てしまうからです。
尚、開戦日時が日本時間同月19日(金)午前3時台であった場合、そ
れは米本土中部時間同月18日(木)午後1時台となります。2024年11
月に行われる米大統領選における共和党の候補者を決める共和党の
全国大会は米本土中部のミルウォーキーで2024年7月15~18日に開
かれるため、上記の開戦日時は共和党の候補者が正式に決まる直前
になります。
共和党内の候補者選び(各州で行われる予備選または党員集会にお
ける代議員の獲得合戦)ではドナルド・トランプ前米大統領が首位
(圧倒的に優勢)とされていますが、開戦直後、世界中で小誌の読者
が急増し、小誌の記事「トランプ人気の終」などの内容が共和党の
代議員たちに知れ渡れば、代議員たちは2021年1月6日に起きた米議
会襲撃事件の「真の原因」を知り、トランプ候補への投票をためら
い、トランプ候補が正式に指名されず、共和党の全国大会が終わっ
ても共和党の候補者が決まらないという、とんでもない事態に陥る
可能性があります(小誌2024年2月5日「トランプ人気の終~『トラ
ンプ人気』が終わるXデー~シリーズ『米中朝のX DAY』(100)」 
< http://www.akashic-record.com/y2024/justaf.html > )。
現在、米国では、共和党のトランプ候補を批判する者たちは共和党
員などから「どうせおまえは民主党支持者だろ」などとみなされる
ため、共和、民主の2大政党の間で「世論の分断」が起きており、
トランプ候補に対する客観的な人物評は存在しません。しかし、私
は日本人であり、米国で選挙権を持っていないため、私が2大政党
の対立に関して完全に中立であることは明らかです。つまり、私の
「トランプ評」には客観性があり、それは「世論の分断」にはつな
がりません。
そして、中朝戦争と「脱出作戦」の開始というショッキングな事態
の勃発直後に、2大政党に対して中立な私の意見を知れば、共和党
の代議員たちは良識的な「聞く耳」を持ち、2024年1月に米議会襲
撃事件を引き起こして中朝戦争と「脱出作戦」を中止に追い込み、
開戦直後に行うべき「歴史的な演説」の原稿を棒読みしてしまう事
態から逃げたトランプ前大統領のわがまま(幼児性)を認め、共和党
全国大会の最終日にトランプ候補に投票するのをやめるのではない
でしょうか。
2004~2005年に放送された米NBCのTVドラマ『The West Wing』
season 6(日本では『ザ・ホワイトハウス』シーズン6の邦題でスー
パー!ドラマTVが2009年に放送)では、米国の2大政党の全国大会(党
大会)では「実は、代議員たちは各州で行われた予備選・党員集会
の結果に基づかずに良心に従って投票していい」というルール(原
則)に基づく場面が描かれました。
このドラマでは、民主党の全国大会までに各州の予備選・党員集会
で過半数の代議員を獲得した候補者がいなかったという理由で、有
力候補の間で副大統領ポストなどをめぐる取り引き(談合)が始まり、
それを嫌った有力候補の1人、ヒスパニック系の男性、マット・サ
ントス下院議員(ジミー・スミッツ)が「大統領候補指名を辞退する
から、その代わりにスピーチをさせてくれ」などと要求して認めら
れ、全代議員の前で「党利党略はどうでもいい。だれに投票するか、
あなたが決めていいんだ!」などという感動的なスピーチを行って
代議員たちの圧倒的な支持を獲得し、大統領候補に選ばれました。
この現象は、ドラマでは起きていますが、現実にはまだ起きていま
せん。しかし、共和党の候補者選びでトランプ候補と戦う最後の候
補者となったニッキー・ヘイリー元国連大使は「次の次」を狙うた
めに2024年の共和党全国大会に出席するでしょうから、中朝戦争開
戦直後の大混乱を受け、その場で感動的なスピーチをすることがで
きれば、トランプ候補に替わって、共和党の候補に選ばれる可能性
があります。
たとえば、こんなスピーチをするといいでしょう:
「あの議会襲撃事件がなければ、中朝戦争は2021年1月8日、キム・
ジョンウン(金正恩)総書記の誕生日に始まっていた。金正恩には自
分の誕生日を開戦記念日にしたいという強い願望があったからだ。
その日に中朝戦争が始まり、その余波を受けて、中露国境地帯の中
国側に住む住民が大挙して、戦争難民と化して国境地帯のロシア側
になだれ込む『グレーゾーン事態』が起きていれば、ロシアは2022
年にウクライナ本土に対する軍事侵攻を始めることはできなかった
はずだ。いまウクライナで大勢の人が殺されているのではトランプ
のせいだ。こんなわがままな男をふたたび米軍の最高司令官に選ぶ
のか! 共和党員よ、目をさませ!」
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【旧ツイッターなう】
上記の2つのコラムは「“トップ下”のコラム」ですが、これらは、
日本時間2024年6月5日、7月9、10日にわたくし佐々木敏が旧ツイッ
ター(現X)( < http://x.com/akashicr > )でつぶやいた内容に加筆
したものです。このようなつぶやき(ツイート)をお読みになりたい
方は、ぜひ旧ツイッターをご利用下さい。
尚、2つ目のコラム「高齢批判を受けても撤退しない理由」はメル
マガで配信されておらず、このblog版のみに掲載されています。
m(_ _)m
【嫌韓派にあらず】
わたくし佐々木敏は韓国嫌いではありません。むしろ韓国の最大の
理解者です。韓国人や韓国の立場に立って彼らのホンネを理解しよ
うとしています。
たとえば、日本のTV各局は韓流スターを日本の連続ドラマに出演さ
せれば、そのドラマや、ほかの日本製ドラマを韓国に輸出し地上波
で放送させることもできるだろうと期待し、じっさいに何度もそう
しました(リュ・シウォンが出演した2007年4~9月放送のNHK連続テ
レビ小説『どんど晴れ』など)。
しかし、韓国側がその期待に応えたことはほとんどありません。理
由は小誌で述べたとおり、「反日感情」でも「国内産業の保護」で
もなく、大半の日本人には想像も付かないものです(小誌有料版20
10年2月22日「浅田真央 vs. 韓国TV~シリーズ『バンクーバー五輪』
(2)」 < http://p.tl/7Jgj > )。
日本のTV各局の方々がこの理由をご存じない場合は、「こっちがこ
れだけよくしてやったのに、韓国のやつら、なんで『日流ドラマ』
を輸入しないんだ。恩知らずめッ!」などと思って腹が立って、韓
国嫌いになるでしょう。
私はむしろそれを防ごうとしているのですから、私に「嫌韓派」の
レッテルを貼らないで下さい。
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■戦争語り部無用論~シリーズ「米中朝のX DAY」(106)■
日本には「戦争語り部」と呼ばれる人々がいる。2024年現在主として80歳以上の彼らは太平洋戦争(第二次大戦)や日中戦争の戦前、戦中に生まれ、戦中に貴重な体験をしたと称して、自分より年下の戦後生まれの世代、「戦後世代」に向かって「戦争体験」を語る。
彼らがそのような「戦争語り部」を務める動機はなんであろうか。
彼らの大半は「二度とあのような[太平洋戦争や日中戦争のような悲惨な]戦争を引き起こしてはいけない」などと言い、平和を願って「戦争語り部」をしているなどと言う。
ほんとうだろうか。
彼ら語り部の大半が語る動機はウソであり、ほんとうは別の動機があることに筆者は気付いた(2024年6月30日頃配信予定)。
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【小誌2021年3月29日「テレビ朝日の移転?~シリーズ『富士山噴火』
(2)」は → < http://www.akashic-record.com/y2021/tvasah.html > 】
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【小誌2022年2月26日「フェイクの消滅!?~フェイクニュースの消
滅!?~シリーズ『米中朝のX DAY』(87)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2022/paid.html > 】
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【小誌2022年5月31日「憲法80条の欠陥~日本国憲法第80条第1項と
いう欠陥~シリーズ『“戦後”の終わり』(7)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2022/hanken.html > 】
_
【小誌2022年8月30日「全千島列島返還~全千島列島返還に備えよ
~シリーズ『米中朝のX DAY』(89)」は → < http://www.akashic-record.com/y2022/kuril.html > 】
_
【小誌2022年10月30日「首都は射程圏外?~シリーズ『富士山噴火』
(4)」は → < http://www.akashic-record.com/y2022/kamika.html > 】
_
【小誌2023年6月22日「続・ヒトの種社会~シリーズ『遺伝子プー
ルの興亡』(7)」は → < http://www.akashic-record.com/y2023/x5star.html > 】
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【前々々々々々々々々回、小誌2023年11月29日「いくさとテロの差~
いくさとテロの違い~シリーズ『反態度的行動』(24)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2023/hamas.html > 】
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【前々々々々々々々回、小誌2023年12月30日「内閣支持率の虚実~内
閣支持率という名の虚構~シリーズ『米中朝のX DAY』(98)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2023/poll.html > 】
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【前々々々々々々回、小誌2024年1月20日「国防長官入院の謎~米国
防長官極秘入院の謎~シリーズ『米中朝のX DAY』(99)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2024/austin.html > 】
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【前々々々々々回、小誌2024年2月5日「トランプ人気の終~『トラン
プ人気』が終わるXデー~シリーズ『米中朝のX DAY』(100)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2024/justaf.html > 】
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【前々々々々回、小誌2024年2月16日「北のシン人権問題~北朝鮮の
シン人権問題~シリーズ『米中朝のX DAY』(101)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2024/turner.html > 】
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【前々々々回、小誌2024年3月1日「Xデーマイナス12日~『Xデーマイ
ナス12日/9日原則』の復活~シリーズ『米中朝のX DAY』(102)」は 
→ < http://www.akashic-record.com/y2024/minus.html > 】
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【前々々回、小誌2024年3月11日「Xデーマイナス18日~シリーズ『米
中朝のX DAY』(103)」は → < http://www.akashic-record.com/y2024/6minus.html > 】
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【前々回、小誌2024年4月24日「開戦日和~シリーズ『米中朝のX DAY』
(104)」は → < http://www.akashic-record.com/y2024/theday.html > 】
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【前回、小誌2024年5月5日「就任式直前の悪夢~シリーズ『米中朝のX DAY』
(105)」は → < http://www.akashic-record.com/y2024/ceremo.html > 】
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「戦争語り部」が自身の「戦争体験」を語るほんとうの動機はなんなのか。
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考えてみて下さい。
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             かつての上司を逮捕せよ!?
                 ↓
       http://www.akashic-record.com/oddmen/cntnt.html

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この先、記事本文は、日本時間2024年6月30日頃配信予定の『週刊
アカシックレコード(有料版)』「戦争語り部無用論~『戦争語り部』
無用論~シリーズ『米中朝のX DAY』(106)」で( < http://www.mag2.com/m/0001009100.html > )
(発行月の翌月以降は < http://www.mag2.com/archives/0001009100/ > 
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