就任式直前の悪夢:月刊アカシックレコード240505 | 週刊アカシックレコード

就任式直前の悪夢:月刊アカシックレコード240505

■就任式直前の悪夢~月刊アカシックレコード240505■
小誌では、2007年2月以降、北朝鮮が中国に侵攻することによって始まる戦争を「中朝戦争」と呼んでいる。
近年、日米と北朝鮮は中国を共通の敵として秘密裏に「敵の敵は味方」の関係にある。
このため、小誌既報のとおり、中朝戦争の開戦日(候補)は、日米朝3か国の合意により、2016年10月下旬に同年11月6日が初めて設定されて以降、日米朝3か国政府の都合で、さまざまな理由で、約7年半、数十回にわたって延期され、設定され続けるという人類史上稀有な珍現象が起き続けていた。
しかし、前回述べたとおり、頻繁に開戦日の延期と設定がくり返されて来た異様な歳月も、ようやく大詰めを迎えるようである。
前回述べたとおり、中朝戦争の開戦日は2024年4月下旬にいったん設定されたが、天候を理由に同年5月1日以降への延期が検討され、最終的に同年5月7日に決まったと推定される。
実は、この日に中朝戦争が始まると、それは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領にとって最悪の事態になる可能性が小さくなく、ロシアがウクライナに対する侵略戦争をやめざるを得なくなる可能性も小さくないのである(2024年5月5日頃配信予定)。
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【二度と戦争をさせてはいけない!?】
日本では、「歴史に学ぶ」「歴史から教訓を得る」というと、たか
だか数千年、数百年、ひどいときは100年未満の短い歴史を振り返っ
て何かわかったような気になる人が多いようです。後出の戦前生ま
れのジャーナリスト、90歳の田原総一朗氏もその1人です。
しかし、わたくし佐々木敏は、数万年、数十万年の人類史を振り返
り、人類が文明を持つ前、人類が全員黒人で、全員アフリカにいた
狩猟・採集時代までさかのぼって「歴史から学ぶ」ために、社会心
理学や人類学の知見をエビデンス(根拠、証拠)として用い、日本人
と外国人の遺伝子プールの違いまで考えます(小誌2022年12月18日
「遺伝子プール戦争~シリーズ『遺伝子プールの興亡』(5)」 
< http://www.akashic-record.com/y2022/gpwar.html> )。
田原氏は『全身ジャーナリスト』(集英社新書)を刊行したのを機に
読売新聞のインタビューに応じました(前田, 2024)。
そのインタビューの中で田原氏は以下のように述べていました:
「二度と[日本に]戦争をさせてはいけない。戦争を知っている世代
としてちゃんと訴えないといけない。僕にはそういう役割がある」
(前田, 2024。[ ]は筆者による補足。以下同)。
これを読んだとき、私は心の底から以下のように思いました:
「たかだか100年足らずの歴史を振り返っただけで[日本のことを]
わかったつもりになってんじゃねえよ、この……。黙ってろ」
戦前・戦中の日本人は国の面積(国土、植民地、勢力圏の面積)が
[米英のように]広ければ、そこから豊かな資源を調達できるので、
[米英のように]国力、経済力が強くなり、豊かになれると信じてお
り、国の面積を広げる手段として侵略戦争が必要だと考えていたた
め、日本国民の多くは日本軍による満州事変、日中戦争、南部仏印
進駐、太平洋戦争(の開戦)など(それらによって、日本が銅、鉄、

石炭、天然ゴム、石油などの資源を得ること)を熱狂的に支持しま

した。
ところが、戦後の日本人は、国の面積が狭くなったにもかかわらず、
経済の高度成長を経て[戦前・戦中の日本よりはるかに]国力、経済
力が強く、豊かになったという経験をしました。このため、2024年
現在の日本人のなかに「もう一度あのような[日中戦争、太平洋戦
争のような]悲惨な戦争をしてでも国の面積を広くしたい」などと
思う者はいなくなりました。つまり、毎年8月15日に大勢の日本人
が「二度とあのような悲惨な戦争をくり返してはならない」などと
誓い、祈ること自体が「無駄な祈り」なのです。
つまり、戦後(第二次大戦後)の日本が戦争をしなかったのは、憲法
9条があるからではなく、面積が狭くなった日本が高度経済成長と
いう成功体験をしたからなのです。
戦後の日本政府が毎年8月15日に開いている全国戦没者追悼式典は
もはや廃止すべきだと私は思っています。その理由は、多くの日本
人があの日に「無駄な祈り」をしたあと、その祈りはなんの役にも
立っていないのに何かとてもよいことをしたと錯覚し、ほかの危機
管理・安全保障の問題について考えることをやめてしまうからです。
つまり、あの祈りは単に無駄なだけではなく、有害なのです。
その証拠に、2020年4月に日本政府の中央防災会議が「富士山噴火」
について前回(1707年)の噴火と同じ規模で起きた場合の降灰シミュ
レーションを発表してから約4年も経つのに、この問題について国
会で一度も議論されておらず、日本の国会議員のなかに「もはや南
関東に約3600万の巨大人口と首都機能を置いておくこと自体が間違
いだ」などと気付いている人が1人もおらず、したがって「もはや
『東京-名古屋』間にリニアを開通させて東京一極集中がこれ以上
進むのを許してはいけない」などと気付いている人も1人もいませ
ん。ゆゆしき事態です。
「東京-名古屋」間にリニア中央新幹線が開通すると「ストロー効
果」が発生し、名古屋で買い物、外食、観光、進学、就職、起業を
するはずだった人々がそれらを東京でするようになるため「東京一
極集中」がさらに加速され、「富士山噴火Xデー」に想定される地
獄絵図は現在想定されているものよりさらに悲惨なものになります
(小誌2021年3月29日「テレビ朝日の移転?~シリーズ『富士山噴火』
(2)」< http://www.akashic-record.com/y2021/tvasah.html > )。
いまの日本にとって「富士山噴火」について考えることのほうが8
月15日に「無駄な祈り」をすることよりはるかに重要なのは明らか
です。
たとえ戦後の日本が米国の同盟国として湾岸戦争などの戦闘に参加
し、その結果として自衛隊員に死傷者が出たとしても、それは「い
つか来た道に戻った」のでも「軍国主義が復活した」のでもありま
せん。湾岸戦争への米国とその同盟国の参戦は参戦国が自国の面積
を広げるための参戦ではなく、戦後の日本にとって米国は敵ではな
く同盟国なのですから、戦後の日本には「東京大空襲」はあり得ま
せんし、日本中の女性がモンペを履いて防空壕に入ったり、日本中
の男性に赤紙が届いたり、家族みんなで“すいとん”を食べたりす
ることもありません。日本が湾岸戦争の戦闘に参加したとしても、
それは戦後の日本が、戦前・戦中とは異なる外交・安全保障政策を
遂行するうえで、同盟国との関係で「まったく新しいこと」をした
にすぎません。
もはや、第二次大戦中の歴史を振り返っても、2024年の日本人にとっ
て有益な教訓はほとんど得られません。だから、もう第二次大戦当
時のことを(毎年8月に)振り返る必要はありません。
田原氏は戦後日本の左翼と同じであり、『仮面ライダー』でいえば
「ショッカーが出て来ないのに[常に]変身したがっている状態」に
ある滑稽な人ですね(小誌2023年10月1日「左翼の最期~勝負に出そ
うな首相~シリーズ『米中朝のX DAY』(97)」 
< http://www.akashic-record.com/y2023/agames.html > )。
田原氏は、世界中の政治学者と同じく「素朴理論」(エビデンスに
よって証明されていない仮説を意味する社会心理学用語。単なる思
い込みのこと)を言い募っているだけであり、そのような意見を聞
く必要はありません。
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【「国民を見捨てて逃げた」と言われないための外遊】
今回の記事本文で述べたとおり、時事通信の「首相動静」における
「空白」(首相がずっと公邸または官邸にいて、だれとも面会して
いないかのように思われる時間帯)や岸田文雄首相の散髪(その時点
における「開戦直前の散髪」)などから推測すると、今年、2024年
に設定された中朝戦争の開戦日(候補)はほぼすべてわかります。
それらは、1月8日(月・祝)、2月18日(日)、3月9日(土)、3月24日(日)、
4月9日(火)、4月26日(金)、5月1日(水)、5月7日(火)などです。
これらのうち、今回の記事本文で述べたとおり、ウラジーミル・プ
ーチン露大統領の就任式直前、5月7日(火)に開戦日(候補)は設定さ
れていました。
そして、私と同じく、中国の習近平(シー・ジンピン、しゅうきん
ぺい)国家主席もその日が開戦日だと思っていました。
ところで、『ゴジラ』の映画は世界中で視聴されていますが、おそ
らく習近平主席はは『シン・ゴジラ』を見ていますね。
『シン・ゴジラ』には、ゴジラが東京23区内(都心)で暴れていると
きに、日本の首相(大杉漣)が、都心にある首相官邸が攻撃され日本
政府として危機管理ができなくなる事態に陥ることを心配する部下
から立川の施設に移るように進言された際「[都心にいる]国民を見
捨てて自分だけ逃げていいのか」などと言って躊躇(ちゅうちょ)す
るシーンがあります。
つまり、習近平主席は中朝戦争開戦直後に「敵」から遠い中国南部
に移動して危機管理を行おうとすると、「[中国北部にいる]国民を
見捨てて逃げた」などと非難され、失脚させられる恐れがあるわけ
です。
そこで、5月上旬、中朝国境地帯西部の天気予報や岸田首相の外遊
日程などから、開戦日を5月7日(火)と予測した習近平主席は、5月5
日(日)から10日(金)までフランス、セルビア、ハンガリーを歴訪す
ることにしました。
中朝戦争の開戦直後、中国政府は、北朝鮮軍の空港襲撃用特殊部隊
「航空陸戦旅団」の攻撃を警戒し、その部隊が使う輸送機の航続距
離を考慮し、中国北部の主要空港を閉鎖します。
習近平主席外遊中の5月7日(火)に中朝戦争が始まれば、その直後に
北京首都空港を含む中国北部の空港が閉鎖されるため、習近平主席
が外遊を中止して中国に帰国する際、北京など中国北部には戻れま
せん。習近平主席を乗せた政府専用機は広州、重慶など中国南部の
空港に戻るしかなく、そうなれば、習近平主席は「[中国北部にい
る]国民を見捨てて[南部に]逃げた」などと非難されずに済むこと
になります。
ところが、習近平主席にとって極めて不運なことに、5月6日(月)に
北朝鮮の要人、94歳のキム・ギナム(金己男)氏が危篤になります。
金己男氏は、キム・イルソン(金日成)国家主席、キム・ジョンイル
(金正日)総書記、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の三代の最高権
力者に仕えた忠臣であり、朝鮮労働党宣伝扇動部書記として3人の
偶像化に貢献した功労者です。
朝鮮は儒教の国であり、40歳の金正恩氏は94歳の元書記に敬意を示
さなければ、高齢の党幹部の反発を買う恐れがあります。そこで、
金正恩氏は6日(月)のうちに7日(火)に設定されていた開戦日(候補)
を延期すると決めて日米に通知し、7日(火)に金己男氏が死去する
と国葬にすると決め、金正恩氏自身が葬儀委員長を務めました。
岸田首相は5月11日(土)に明らかに「開戦直前の散髪」のつもりで
散髪をしており、12日(日)の終日と13日(月)の午前中の首相動静は
すべて「空白」なので、12日(日)または13日(月)が開戦日(候補)だっ
たと思われます。
ところが、11~13日は太陽フレアの影響で磁気嵐が発生し、短波通
信に悪影響がおよぶ恐れがありました。
北朝鮮政府(朝鮮労働党)は中国国内(満州)に潜伏させている「朝鮮
族」(中国国籍)の工作員に暗号指令を出す際、「乱数放送」と呼ば
れる短波ラジオ放送を用い、工作員たちはそれをラジオで聴き、手
元の乱数表を見て解読して暗号指令を理解し、実行します。
このため、12日または13日に設定されていた開戦日(候補)は延期さ
れました。
そうこうするうちに、プーチン大統領の訪中日程が決まりました。
それは、5月16日(木)から17日(金)にかけて北京、ハルビンを訪問
するという日程であり、14日(火)に発表されました。
プーチン大統領に随行するロシア政府高官が宿泊する高級ホテルの
予約などが事前に行われるため、おそらく、米国の諜報機関は、こ
の日程が正式に決定され発表された14日(火)の数日前にこの日程を
知ったでしょう。
そして、米国政府はこの日程を知った直後に、北朝鮮政府に対して
中朝戦争の開戦日を17日(金)にしてほしい(あわせて、開戦直後に
中露国境地帯で、後出の工作を実行してほしい)とリクエストした
でしょう。
岸田首相の国賓訪米の日程などもそうですが、二国間外交にかかわ
る首脳の外遊日程は、一度発表されたら(よほどの有事が起きない
い限り)変更されません。変更すると、その二国間の関係が悪化し
たのではないかなどと第三国や国際社会に印象付けることになり、
当事国の国益を損なうからです。
つまり、17日(金)の朝、プーチン大統領は必ず北京におり、プーチ
ン大統領が北京まで乗って来たロシア政府専用機は必ず中国北部の
(北京かハルビンの)空港に駐機していることになります。
したがって、日本時間(朝鮮時間)の17日(金)未明に中朝戦争が始ま
ると、開戦直後に中国北部の主要空港がすべて閉鎖されるため、上
記のロシア政府専用機は飛び立つことができなくなり、プーチン大
統領は帰国できなくなり、中国に留まり続けることになり、ロシア
に「政治空白」が生じかねません。
いまのところ、ロシアと中国は友好関係にあります。しかし、開戦
直後、中露国境地帯の中国側、中国北部(満州)に住む住民多数は、
確実に北朝鮮軍の魔の手からのがれるために、北朝鮮と戦争をして
いないロシアの領土に逃げようとする可能性が高いです。
いや、これは可能性の問題ではありません。北朝鮮が満州にいる朝
鮮族の工作員を使えば、ロシア領に中国人戦争難民が大挙してなだ
れ込む「グレーゾーン事態」を発生させることなど簡単にできるで
しょう。
この「グレーゾーン事態」は、ロシア政府が対応を誤ると、たとえ
ば、ロシア側の国境警備隊員が中国人戦争難民多数を銃撃して死傷
させてしまうと、中露間の戦争に発展しかねない危険な事態です。
それなのに、訪中中にこの事態が起きた場合は、プーチンはロシア
政府専用機の機内などで十分な情報を得て、冷静な状態でこの事態
の危機管理に当たることができるかどうかわかりません。
2017年にマレーシアで起きた、金正恩氏の実兄、キム・ジョンナム
(金正男)氏の暗殺事件については、世界中で「北朝鮮の工作員がやっ
たに違いない」などと思われているにもかかわらず、そのことを示
す証拠は一切みつかっておらず、容疑者として北朝鮮政府関係者は
だれも逮捕されておらず、第三国の女性が数人、実行犯として逮捕
されただけでした。つまり、北朝鮮の工作員の工作能力、とくに証
拠隠滅能力は極めて高いのです。
したがって、上記の中国人戦争難民に紛れ込んだ朝鮮族の工作員が
ロシア側の国境警備隊員に向かって発砲し、国境警備隊員たちがそ
れに応戦すれば、中国人戦争難民の大虐殺事件は確実に引き起こさ
れ、かつ、北朝鮮の関与を示す証拠は一切みつからないでしょう。
そうなった瞬間から中露は敵同士であり、中国政府は訪中中のプー
チン大統領の身柄を拘束すると考えられます。
そうなれば、ロシアは完全に無政府状態になり、ウクライナに対す
る侵略を続けることは不可能になります。
でも、金正恩氏はビビったようです。
5月12~14日頃に米国政府が北朝鮮政府に「[プーチン大統領訪中中
の]17日(金)を開戦日にしてほしい」などと頼んだのは、たぶん、
間違いないでしょう。
北朝鮮は「朝鮮族」(中国国籍)の工作員を使って開戦直後に中露国
境地帯(のロシア側)で「グレーゾーン事態」(その帰結としての
「中国人戦争難民大虐殺事件」)を引き起こすことには同意してい
るでしょう。それを引き起こせば、中国の軍事力をロシア向けと北
朝鮮向けに分散させることができ、北朝鮮に有利だからです。それ
を引き起こせば、ほぼ確実に北朝鮮軍の死傷者が大幅に減るからで
す。
しかし、訪中中のプーチン大統領が中国で拘束され、その原因を北
朝鮮政府が作ったとロシア政府が考えた場合は、北朝鮮政府がプー
チン大統領が中国で拘束されることを目的として17日(金)を開戦日
にしたことを示す証拠があろうとなかろうと、ロシア政府は北朝鮮
政府を恨むので、北朝鮮政府はビビったようです。
北朝鮮政府は米国政府に対して「開戦直後に『グレーゾーン事態』
を引き起こすのはOKだが、プーチン大統領訪中中の開戦はダメだ」
などと答えたのでしょう。
このためか、14日(火)、日本政府は岸田首相が19日(日)に山形県に
医療DX関係の視察に行くと発表し、16日(木)、与党第一党の自民党
は野党第一党の立憲民主党に対して17日(金)に参議院本会議(首相
が出席)を開くことと20日(月)に衆議院予算委員会の集中審議(首相
が出席)を開くことを提案して両党で合意して決定し、また、17日
(金)、自民党は立憲民主党に対して22日(水)に参議院予算委員会の
集中審議(首相が出席)を開くことを提案し、両党で合意して決定し
ました。
既報のとおり、2024年に設定された開戦日(候補)、1月8日(月・祝)、
2月18日(日)、3月9日(土)、3月24日(日)、首相訪米中の4月9日(火)、
4月26日(金)、5月1日(水)、5月7日(火)のうち、参議院本会議(首相
が出席)が開かれた4月26日(金)以外はすべて「岸田首相が国会に出
席しなくていい日」でした。
4月26日(金)の参議院本会議は前日に急遽(きゅうきょ)決まったた
め、憲法63条の規定で岸田首相は出席を拒否できず、中朝戦争につ
いて事前に一切知らない野党の国会議員が開戦直後に興奮して国会
で首相に対して中朝戦争に関する初歩的な(幼稚な)質問を(事前通
告なしで)乱発し、国会審議が「荒れる」のを防ぐため、日本政府
は開戦日のほうを延期せざるを得なかったと考えられます。
5月20日(月)と5月22日(水)の首相の国会出席は、自民党が4月26日
(金)の失敗に懲りたからか、どちらも数日前に決まっています。そ
して、5月21日(火)は岸田首相は国会に出席する義務がありません。
5月20日(月)になって急に翌21日に岸田首相の国会出席が決まる可
能性もありません。
つまり、自民党の(衆参の)国対委員長は岸田首相(自民党総裁)の意
を受けて、5月21日(火)に首相が国会に出席しない日程をその4日前
に確保したのです。
つまり、5月21日(火)が開戦日ですね。
開戦時刻は、今回の記事本文で述べた方法で計算すると、日本時間
(朝鮮時間)午前4時15分頃ですね。
5月21~27日には中朝国境地帯西部でまとまった量の雨(並雨以上)

が降るという天気予報が出ていません。
つまり、開戦後の7日間、北朝鮮軍は中国領内に深く進攻した戦車
部隊などへの「援護発射」として短距離弾道ミサイルを自由に発射
できますし、21日(火)の開戦直前に人工衛星の打ち上げ(技術的に
は長距離弾道ミサイルの発射と同じこと)をすることができます。
ところが、5月21日(火)朝、中朝国境地帯西部の天気予報が変わり、
26日(日)昼に並雨、26日(日)夜に豪雨、27日(月)朝に豪雨が降ると
いう予報が出ました。5月21日(火)夜にはさらに天気予報が変わり、
26日(日)昼に豪雨、26日(日)夜に豪雨、27日(月)朝に小雨、27日(月)
昼に小雨(ほかの時間帯は、6月2日昼まですべて小雨以下)が降ると
いう予報に変わりました。このため、21日(火)に設定されていた開
戦日時はその直前に延期されたと思われます。
このため、5月21日(火)夜の時点で設定されている中朝戦争の開戦
日時は日本時間27日(月)午前4時10分頃か28日(火)午前4時9分頃だ
と思われます。
その後、5月22日(水)午前4時台、NHKのwebサイトが5月26日(日)と
翌27日(月)にソウルで日中韓首脳会談が開かれると報じました。
日米朝3か国の政府はこの会談に参加する中国の首脳が開戦直後に

行われる中国北部の空港閉鎖の影響を受けて帰国できなくなる事態

を回避するように配慮すると考えられるため、このNHKの報道によっ

て、27日(月)は開戦日ではないことが判明しました。つまり、開戦

予定日時は日本時間28日(火)午前4時9分頃のみに絞り込まれたので

す。
尚、すべての前例に従えば「この会談に参加する中国の首脳」は国
家主席ではなく首相であり、現在の李強(リー・チャン。り・きょ
う)首相となるはずです。しかし、上記のとおり、習近平主席は開
戦日が5月7日(火)に設定されていたときは「[中国北部にいる]国民
を見捨てて[南部に]逃げた」などと非難され(失脚させられ)るのを
恐れて、5月5~10日にわざと外遊する日程を立てていました。
もし習近平主席が同じことをもう一度やりたいなら、この会談の日
程は「渡りに船」です。習近平主席がソウルから政府専用機に乗っ
て帰国する際、「中国南部を視察する」などという口実を使って中
国南部の都市に帰国し、そこで一泊すれば、中朝戦争の開戦直後に
「[中国北部にいる]国民を見捨てて[南部に]逃げた」などと非難さ
れることはなくなるからです。
はたして、上記の日中韓首脳会談に中国からだれが出席するのか。
その人物を乗せた中国政府専用機は会談終了後にどこに帰るのか。
これは見ものですよ。
(^_^;)
と思いましたが、5月27日(月)に開かれた日中韓首脳会談に中国を
代表して出席したのは李強首相でした。
理由は定かではありませんが、翌28日(火)は開戦日ではありません
でした。この日の天気予報では、中朝国境地帯西部でまとまった量
の雨(並雨以上)が降る日は6月8日(土)までは皆無であり、もはやい
つ開戦してもおかしくはないのに、です。
そして、どうやら5月29日(水)も開戦日ではなさそうです。なぜな
ら、時事通信によると、自民党の茂木敏充幹事長が29日(水)に来日
する中国共産党の劉建超(リュウ・ジェンチャオ。りゅう・けんちょ
う)中央対外連絡部長と同日に会談することを28日(火)に開かれた
自民党役員連絡会で明かしたからです。劉建超氏は公明党の山口那
津男代表とも会い、自公両党の幹事長が開く歓迎会にも出席するそ
うです。
この歓迎会はおそらく29日(水)に開かれる夕食会であり、劉建超氏
は歓迎会出席後に東京で一泊するでしょう(まさか「日帰り弾丸訪
日ツアー」ではないでしょう)から、30日(木)の朝は東京にいます。
つまり、劉建超氏こそが、今回の記事本文で述べた「開戦直後の直
談判」要員ではないかと考えられるのです。
開戦直後に日本政府は安保法制に基づいて米英仏と合同で中国(北
部)にいる数十万の外国人を(船で)日本に逃がす「脱出作戦」(絆作
戦)を始めるため、日米英仏4か国側は当然、中国政府に対して4か
国の船に中国の港を自由に使わせろなどと要求しますが、中国政府
は日中戦争の「敵国」だった日本の(自衛隊の)船はダメだなどと言
う可能性があります。このため、米国政府は2024年4月9日(火)にジャ
ネット・イエレン財務長官を、同月26日(金)にはアントニー・ブリ
ンケン国務長官を「開戦直後の直談判」要員として北京に派遣しま
したが、これらの開戦日はいずれも延期され、2人の派遣は「空振
り」に終わっていました。
5月30日(木)の朝には劉建超氏は東京にいるので、茂木幹事長、い
や、岸田首相は劉建超氏に会って、「脱出作戦」に参加する自衛隊
艦船を含む4か国の艦船を中国の港に入港させてほしいと要求する
ことができます。が、同時に劉建超氏も岸田首相に「それを認める
代わりに、中国が国連安保理に提出する北朝鮮非難決議案に賛成し
てほしい」などと言って外交交渉をすることができ、中国側にも一
定のメリットがあり得ます。だからこそ、本来は4か国側が中国に
派遣すべき「直談判要員」を中国側が4か国側に派遣するのだと考
えられます。
ところで、2015年に日本の国会で安保法制法案が審議されていたと
き、立憲民主党の蓮舫・参議院議員は反対しましたが、当時の小池
百合子・自民党衆議院議員(現東京都知事)は賛成しました。
2024年5月27日(月)、中朝戦争について事前にまったく知らない蓮
舫氏は立憲民主党本部で記者会見を開き、同年7月7日(日)に投開票
される東京都知事選に出馬すると表明しました。都知事選の投票日
までずっと日本の有権者の最大関心事は自民党の「裏金」問題だと
蓮舫氏は信じているようであり、出馬表明記者会見の場では、東京
都固有の問題やそれに対する自身の具体的な政策(公約)をほとんど
語らず、自民党と(自民党の支援を受けそうな)小池知事への批判、
攻撃に終始しました。
翌28日(火)、小池知事は自身が率いる地域政党「都民ファーストの
会」と国政で自民党と連立政権を組む公明党から都知事選への出馬
要請を受けました。しかし、時事通信は同日、当初5月29日(水)と
見られていた小池知事の都知事選への出馬表明は見送られるという
見通しを報じました。
小池知事はなぜ29日(水)の出馬表明を見送るのでしょうか。それは、
中朝戦争の開戦日(時)が翌30日(木)(の午前4時8分頃)だからではな
いでしょうか。
中朝戦争の開戦直後、日本の有権者の最大関心事は「裏金」問題か
ら中朝戦争と「脱出作戦」の行方に変わります。
そうなれば、小池知事は「中朝戦争を予測できず、安保法制の必要
性も理解できなかった不見識な政治家に都政を任せることはできま
せん」などと蓮舫氏を批判することができます。
開戦直後、一転して、安保法制に反対した立憲民主党には逆風が吹
き、自民党には追い風が吹きます。中朝戦争の開戦後は岸田首相は
自衛隊の最高指揮官として1~2か月にわたって「脱出作戦」を指揮
するので、与野党のだれであろうと岸田首相に退陣を迫ることは
(「脱出作戦」という大規模な人命救助作戦を中断しろと迫るに等
しいため)できません。
おそらく自民党のだれか(茂木幹事長?)は岸田首相(自民党総裁)の
許可を得て、現在設定されている中朝戦争の開戦予定日時(という
特定秘密情報)を小池知事に伝えましたね。
おそらく2024年7月7日の都知事選では蓮舫氏は小池知事に惨敗し、
それは立憲民主党の「終わりの始まり」になるでしょう。
同年6月下旬の通常国会会期末、岸田首相が「安保法制の是非」を
争点として衆議院の解散・総選挙に打って出れば、与党(自民党)は
圧勝し、岸田首相は同年9月の自民党総裁選で無投票で再選される
でしょう。
(^_^;)
と思いましたが、5月30日(木)は開戦日ではありませんでした。
その理由はすぐにわかりました。この日、NHKによると、30日(木)
午前6時14分頃、北朝鮮は前日、29日(水)に続いて黄海でGPSの作動
を妨害する電波を出したうえで、短距離弾道ミサイル10発超を日本
海に向けて一斉に発射しました。時事通信によれば、北朝鮮が10発
超の弾道ミサイルを一斉に撃つのは「異例」(史上初)でした。
北朝鮮は「資源小国」であり、弾道ミサイルの製造に必要な資源、
すなわち、鉄、銅、プラスチック(その原料は石油)、半導体などの
電子部品などはすべて自給自足できず、貴重な外貨を使って外国か
ら輸入するか、不正な方法で外国から盗むしかなく、いずれにせよ
入手困難です。
つまり、単なる「威嚇」や「挑発」を目的として10発超の弾道ミサ
イルを一斉に発射するのは貴重な資源の浪費なので、あり得ません。
この10発超の一斉発射は「開戦直前の実弾演習」としか考えられま
せん。
他方、朝鮮半島では、良質の石炭、良質の砂利、レアメタルなど有
用な鉱物資源はすべて北部(北朝鮮)にあり、南部(韓国)には何もあ
りません。他方、満州(中国東北地方)には石炭のほか、石油、銅、
鉄(鉄鉱石)などの貴重な地下資源(鉱物資源)の産地があります。
時事通信によれば、上記の10発超の一斉発射では少なくとも1発は
最高高度約100キロメートル(km)で約350km飛行したと日本政府(防
衛省)は見ています。
中朝国境から満州南西部の山岳地帯の手前までは三百数十kmなので、
仮に上記の一斉発射で12発発射したとすると、北朝鮮は満州南部の
軍事施設や交通インフラなどの6か所を標的として選び、1か所あた
り2発ずつ弾道ミサイルを撃ち込むための発射訓練をしたと考えら
れます。
時事通信の「首相動静」によれば、上記のとおり、岸田首相は5月
11日(土)に散髪(白髪染め)をしたあと、2週間しか経っていないの
に5月25日(土)に散髪をしています。5月26~27日は岸田首相は訪韓
したため開戦日にはなり得ませんでしたが、岸田首相は公務のある
平日には散髪をしないという「法則」があることを踏まえると、岸
田首相が(開戦直前に散髪、白髪染めをしたうえで)官邸で開戦直後
に「歴史的な演説」を行う日、すなわち開戦日は5月28日(火)から6
月1日(土)までのうちのどれかとなります。開戦日が6月2日(日)以
降なら、6月1日(土)などに「開戦直前の散髪」をすればいいからで
す。
そして、資源小国である北朝鮮が貴重な資源を大量に消費する10発
超の弾道ミサイルを一斉に発射する「実弾演習」を開戦日の数週間
前や数か月前にするはずはありません。
この実弾演習は延期される可能性の低い「強い開戦日(候補)」の直
前に行われたはずです。
そして、北朝鮮では、9という数字そのものか、または「足して9に
なる日付」は縁起がいいとされおり、たとえば、金正恩総書記の誕
生日は1月8日、建国記念日は9月9日、憲法記念日は12月27日(月の
数字を入れないで「足して9になる日付」)です。
来たる6月3日(月)、6月9日(日)は縁起のいい日ですが、岸田首相の
「開戦直前の散髪」の日付を踏まえると、開戦日にはなり得ません。
他方、5月31日(金)は足して9になる日付です。
そして、最新の天気予報によれば、5月31日(金)から6月10日(月)ま
で中朝国境地帯(西部)でまとまった量の雨(並雨以上)が降り、北朝
鮮が満州に侵攻した自国軍を助けるために弾道ミサイルの「援護発
射」をすることができなくなる時間帯はありません。
したがって、小誌既報のとおりの方法で計算すると、日本時間5月
31日(金)午前4時7分頃が、おそらく最終的に決まった、中朝戦争の
開戦日時です。
(^_^;)
と思いましたが、5月31日(金)も開戦日ではありませんでした。
その理由は、すぐにわかりました。
日本時間6月1日(土)(米国東部時間5月31日)にワシントンで日米韓
の次官協議が開かれるからです。おそらく、これは中朝戦争の開戦
直後の協議です。中朝戦争が始まると、日米と北朝鮮が中国を共通
の敵として「敵の敵は味方」の関係にあることが明らかになります
が、韓国は中国をあまり敵視していないうえに、米韓共通の敵とし
ての北朝鮮が消滅するため、韓国は米国の同盟国であり続けること
ができるかどうかわからなくなり、韓国の国民は不安になります。
そのような韓国国民の不安を抑えるには、日米韓の政府高官が協議
し「韓国は(北朝鮮に負けて落ちぶれることが確実な、落ち目の中
国に接近するのではなく)日米とともに、西側先進民主主義諸国の
陣営に留まるべきこと」を確認する必要があります。
つまり、この次官協議の開催が決まった5月下旬の時点で、上記の
岸田首相の散髪に関する「法則」から導き出される開戦日(候補)の
うち最後の日付が開戦日であり、小誌既報の方法で計算すると、5
月下旬に決まった開戦予定日時は日本時間6月1日(土)午前4時6分頃
だったのです。
尚、上記のとおり、本来は「脱出作戦」(絆作戦)を実施する日米英
仏の4か国側が中国側に「開戦直後の直談判要員」を派遣すべきで
すが、なぜか中国側が4か国側にその要員を派遣するようです、
5月29日(水)、中国外務省は馬朝旭(ば・ちょうきょく)外務次官が5
月31日(金)から6月2日(日)まで米国を訪問し、カート・キャンベル
米国務副長官と会談すると発表していました。つまり、「開戦直後
の直談判要員」は劉建超氏ではなく馬朝旭氏だったのです。
上記のとおり、馬朝旭氏の役目は、上海港などの中国の港に4か国
の艦船を入港させるにあたって条件を付け「それを認めるから、そ
の代わりに、中国が国連安保理事会に提出する北朝鮮非難決議案に
賛成してほしい」などと要求することです。
(^_^;)
と思いましたが、6月1日(土)も開戦日ではありませんでした。
その理由もすぐにわかりました。岸田首相のリクエストです。
上記のとおり、5月下旬に岸田首相が5月25日(土)の散髪を予約した
時点においても、同じく5月下旬に日米韓の3か国政府が日本時間6
月1日(土)にワシントンで高官協議を開くと決めた時点においても、
同じく5月下旬に中国政府が5月31日から6月2日に馬朝旭外務次官を
ワシントンに派遣すると発表した時点においても、5月30日(木)に
北朝鮮が10発超(翌31日の朝鮮中央通信の報道写真では18発)の短距
離弾道ミサイルを一斉に発射する「実弾演習」を行った時点におい
ても、、5月31日(金)に衆議院政治改革特別委員会の理事懇談会で
同委員会の委員長を務める石田真敏・自民党衆議院議員が委員長の
職権で(野党第一党の立憲民主党の反対を押し切って)政治資金規正
法改正案を特別委で6月3日(月)に採決すると決めた時点においても、
開戦日は6月1日(土)だったはずです。
時事通信の「首相動静」によれば、岸田首相は6月1日(土)は午前中
も午後(夕方6時まで)も公邸におり、だれとも面会していないので、
6月1日(土)がいったん開戦日として設定されていたのは間違いあり
ません。
石田委員長が職権で特別委における採決の日程を決めたのは、「開
戦日が来れば、中朝戦争を予測できずに安保法制法案に反対した野
党の立憲民主党などは大恥をかき、日本国民の最大関心事は『裏金』
問題から『戦争』に変わり、国会運営の主導権は完全に自民党が握
る」(野党から「強行採決」などと批判されてもかまわない)などと
思っていたからでしょう。
しかし、岸田首相(自民党総裁)は5月31日(金)の午前中、公明党の
山口那津男代表、日本維新の会(維新)の馬場信幸代表と相次いで党
首会談を行い、両党の同法改正案に関する修正案の大半を受け入れ
ると表明し、両党の賛成を取り付けました。そこで、岸田首相は同
法改正案の審議、採決が円滑に進み、野党から「強行採決」などと
非難されない形で同法案が衆議院を通過することが最善と考え、同
法改正案の衆議院通過前に中朝戦争が始まるのは避けたいと思った
ようです。
5月31日(金)に石田委員長はいったん6月3日(月)に決めた採決日程
を取り下げましたが、それは立憲民主党が反対したからではなく、
岸田首相が6月1日(土)の開戦日が延期されたと石田委員長に伝えた
からでしょう。
立憲民主党は同法案を特別委で同法改正案を採決する直前には岸田
首相がその場に出席し、質疑に応じるように求めていますので、岸
田首相はこの質疑が円滑に行われることも望んでいるでしょう。そ
の質疑の直前に中朝戦争が始まると、中朝戦争について事前に何も
知らない野党の国会議員が(事前の質問通告なしで)岸田首相に対し
て中朝戦争に関する初歩的な(幼稚な)質問を乱発し、国会審議が混
乱すると予測されます。そういう事態を避けるため、岸田首相は5
月31日(金)午後になって急に北朝鮮政府に対して、開戦日を同法改
正案が衆議院を通過する6月4日(火)のあとに延期するようにリクエ
ストしたと推測されます。
5月31日(金)の時点で、立憲民主党が特別委における採決に応じる
条件としてその直前に岸田首相が特別委に出席することを求めてい
ますが、自民党は6月3日(月)までに対応を検討すると回答していま
す。その理由は、その時点では、北朝鮮政府は6月1日(土)の開戦日
を延期することは決めているものの、6月5日(水)以降の開戦日をま
だ正式に決めておらず、日本政府に対して6月3日(月)(の朝?)まで
に正式に決めると回答して来たからでしょう。
通常国会では、予算案を審議する衆参両院の予算委員会以外では首
相が2日連続で国会に出席させられることはほとんどありません。
そこで、開戦日を6月5日(水)と仮定し、今回の記事本文で紹介して
いる方法で計算すると、おそらく最終的に設定される開戦予定日時
は日本時間(朝鮮時間)6月5日(水)午前4時4分頃となります。
中朝国境地帯西部でまとまった量の雨(並雨以上)が降るという天気
予報が出れば開戦日は変わりますが、北朝鮮はすでに5月下旬に重
要政策を決定する朝鮮労働党中央委員会総会を6月下旬、つまり、
北朝鮮で雨季が始まる直前に開くと決めて発表しています。つまり、
北朝鮮は元々6月1日(土)頃までに開戦して約3週間かけて満州など
を占領するつもりだったのです。
したがって、最終的な開戦予定日時は日本時間6月5日(水)以降の午
前4時頃だと思われますが、日付の幅(誤差)は1~5日ぐらいかと思
われます。
(^_^;)
ところが、政治資金規正法改正案が実際に衆議院を通過したのは6
月6日(木)でした。そして、6月5~8日も開戦日ではなく、時事通信
の「首相動静」によれば、6月8日(土)、岸田首相は散髪をしました。
前回の散髪(5月25日)から2週間しか経っておらず、小誌既報のとお
り、岸田首相の散髪のサイクル(法則)を考慮すると、この散髪は開
戦直後に岸田首相が官邸で(TVカメラの前で)行う「歴史的な演説」
の際のテレビ映りをよくするための「開戦直前の散髪」と考えられ
ます。そして、6月8日の散髪を予約した6月上旬の時点では、開戦
日(候補)は6月9~15日のうちのどれかだったということになります。
そして、時事通信の「首相動静」によると、9日(日)は岸田首相は
朝から午後5時まで公邸にいてだれとも会っていません。この日が
いったん開戦日(候補)に設定されたかどうかはわかりませんが、結
局、開戦日ではありませんでした。
また、日本時間6月13~16日の朝(未明)は岸田首相は外遊先のイタ
リア、スイスにいるため、開戦直後の「歴史的な演説」を行うこと
は不可能ではありませんが技術的に困難であろうと思われます。
開戦日(候補)が6月1日(土)に設定されていたことが確実な5月下旬
の時点では、上記のとおり、北朝鮮はその開戦日(候補)の2日前に
短距離弾道ミサイル18発を一斉に発射する「開戦直前の実弾演習」
を行っています。
そこで、以上の諸点を考慮し、小誌既報の方法で計算すると、日本
時間6月12日(水)午前4時2分頃が現在設定されている開戦予定日時
だろうと思われ、その2日前、日本時間同月10日(月)頃に「開戦直
前の実弾演習」が行われると予測されます。
(^_^;)
と思いましたが、6月12日(水)も開戦日ではありませんでした。
その理由もすぐにわかりました。岸田首相が「開戦直後の党首討論」
が行われることを望み、開戦日を6月19日(水)にするように北朝鮮
にリクエストしたからです。
まず2024年6月に設定されていた開戦日(候補)について再確認しま
す。
上記のとおり、中朝戦争の開戦直後、日米英仏は合同で(日本政府
は安保法制に基づいて)中国(北部)にいる数十万の外国人を(船で)
日本に逃がす「脱出作戦」(「絆作戦」)を開始します。このため、
日米英仏の首脳はこの作戦の指揮を執る自国軍(自衛隊)の最高指揮
官としてそれぞれの国民から圧倒的な支持を得ます。この4人の首
脳はこの作戦以外の政策などで国内で厳しい批判を受けていたとし
ても、けっして野党などから「退陣しろ」などと迫られる可能性は
ありません。なぜなら、この作戦の最高指揮官に退陣を迫るという
ことは、この史上空前の人命救助作戦を中断しろと迫るに等しく、
野党がそのようなことをすれば、それぞれの国民から「野党は人の
命を何だと思っているんだ」などという厳しい批判を受けてしまう
からです。
まさにこの作戦実施中の日米英仏の首脳は「史上最強」の首脳であ
り、それぞれの国において、だれも退陣させることのできない唯一
無二の存在となるのです。
日米英仏の4人の首脳のうち、議会に対する解散権を持っているの
は日英仏の3人だけです。
中朝戦争の開戦日(候補)が2024年6月1日(土)に設定されていた同年
5月22日、リシ・スナク英首相は英議会下院を解散し、同年7月4日
(木)に総選挙を行うと決め、発表しました。総選挙の投票日までに
確実に中朝戦争と「脱出作戦」が始まり、自身の率いる与党、保守
党が圧勝すると予測したからです。
その後、この開戦日(候補)は延期されましたが、新たな開戦日(候
補)が6月中であることは間違いありません。なぜなら日英仏の3首
脳のうち2人目、エマニュエル・マクロン仏大統領が仏議会下院(国
民議会)を解散し、総選挙を行うと発表したからです。
6月上旬に行われた欧州議会選挙(選挙区は国単位)のフランス選挙
区では、マクロン大統領が率いる「共和国前進」はマリーヌ・ル・
ペン党首が率いる極右政党「国民連合」に惨敗しました。すると、
マクロン大統領は下院を解散し、6月30日(日)に第一回投票を行い、
7月7日(日)に第二回投票を行うと発表しました。
フランスの選挙では、第一回投票で多数の政党の候補が立候補する
ことが多く、その段階で過半数の票を獲得した候補者がいない場合
は、それが終わると政党間で「2位3位連合」などの選挙協力が行わ
れて、候補者がほぼ2人に絞り込まれ、1週間後の第二回投票(決選
投票)で当選者が決まります。
つまり、この解散によって、6月1日(土)の開戦日(候補)が延期され
たあとに新たに設定された開戦日は6月30日(日)以前であることが
判明したのです。
さて、日本の国会(衆議院)には党首討論というものがあります。
近年の日本国民にとってもっとも印象深い党首討論は。2012年11月
14日(水)に行われた当時の与党、民主党の野田佳彦首相と野党第一
党だった自民党の安倍晋三総裁が対峙(たいじ)した党首討論でしょ
う。このとき、野田首相は自民党に衆議院議員定数削減への同意を
迫るため「16日に解散をします」と宣言しました。
そして、実際に衆議院の解散・総選挙が行われ、民主党を中心とす
る連立与党は惨敗し、自民党と公明党が政権を奪還しました。
また、いわゆる「郵政選挙」で与党自民党が圧勝したあとに小泉純
一郎首相と野党第一党の民主党の代表に就任したばかりの前原誠司
氏が対峙した2005年10月19日(水)の党首討論も私にとっては印象的
でした。
実は、岸田文雄首相が就任して以来、党首討論は一度も行われてお
らず、2024年現在、最後に行われた党首討論は、菅義偉首相が枝野
幸男・新立憲民主党代表と対峙した2021年6月9日(水)の党首討論で
した。
このように見て来ると、党首討論が行われる曜日は水曜日が多いこ
とがわかります。それには理由があります。
党首討論では討論会の時間が45分間と極めて短く限定されているた
め、原則として野党党首は討論会の「前々日正午」までに「発言
[質問]の項目及びその要旨等」を首相側に通告しなければならない
ことになっているからです(塩野,2022,p.150。[ ]は筆者による補
足。以下同)。つまり、党首討論は、討論会の「前々日」が平日で
あるように開催日を設定するため、水曜日に開催されることが多かっ
たのです。
通常、国会の委員会審議などでは、首相に質問をする議員は審議の
前日(の平日)までに質問の事前通告をすればいいことになっている
ため、党首討論のほうが通常の委員会審議より野党は不利だという
ことになります。
党首討論と通常の委員会審議の違いはもう1つあります。それは、
通常の委員会審議では認められていない、首相から野党党首への
「逆質問権」が党首討論では認められていることです。
さて、2024年6月12日(水)、岸田政権発足後初めての党首討論が6月
19日(水)午後3時から行われることが決まりました。これはどのよ
うな党首討論になるでしょうか。
現在設定されている中朝戦争の開戦日(候補)が6月17日(月)以前で
あれば、開戦時刻は必ず日本時間の未明であり、その直後の早朝に
岸田首相が官邸でTVカメラの前で「脱出作戦」の開始を告げる「歴
史的な演説」を行うので、立憲民主党の泉健太代表は、国民のあい
だで自民党の派閥の「裏金」問題への関心が急速に薄れ、「戦争」
への関心が高まって来たことを踏まえ、発言(質問)通告書の内容を
「裏金」問題に関するものから中朝戦争に関するものに書き換えて
提出し、2日間じっくり、小誌のバックナンバーを読むなどして中
朝戦争について理解を深めたうえで党首討論に臨めるので、19日
(水)の党首討論では的確な発言(質問)ができるでしょう。
現在設定されている中朝戦争の開戦日(候補)が6月18日(火)以前で
あれば、泉代表は17日(月)に提出してしまった発言(質問)通告書の
撤回や新しく書いたものとの交換を求め、それが実現されなくても、
事実上その通告書を撤回し、約1日じっくり、小誌のバックナンバ
ーを読むなどして中朝戦争について理解を深めたうえで党首討論に
臨めるので、19日(水)の党首討論では的確な発言(質問)ができるで
しょう。
しかし、現在設定されている中朝戦争の開戦日(候補)が6月19日(水)
であれば、岸田首相が開戦直後の「歴史的な演説」を行い、その内
容をTVの生中継放送を通じて泉代表が知ってから党首討論が始まる
までにたった7時間ほどしかないので、泉代表は非常に混乱すると
思われます。
開戦直後の時点で、泉代表は中朝戦争についてまったく知らないた
め、それに関する適切な発言(質問)ができるはずはありません。他
方、泉代表は17日(月)に自民党の派閥の「裏金」問題に関する発言
(質問)通告書を提出してしまっているので、開戦後、もはや日本国
民の大半がなんの関心も持っていない「裏金」問題について発言
(質問)するしかないかもしれません。
そうなった場合、その質問に対して、岸田首相はバカ正直に回答す
る義務はありません。首相には事前に発言(質問)通告書を提出する
義務がなく「逆質問」では何を訊いてもいいからです。岸田首相は、
たとえば、以下のような回答が可能です:
「いま日本国民の最大関心事は、わが党の派閥資金の問題ではなく、
中朝戦争の戦況と『脱出作戦』の状況です。現在、日本政府は平和
安全法制(安保法制)に基づいて米英仏と合同で史上空前の大規模な
人命救助作戦を行っています。2015年に平和安全法制法案が国会で
審議されているとき、旧立憲民主党の党員であられた泉代表は、安
保法制は憲法の立憲主義に反する、憲法違反であるなどと主張され、
反対されましたが、いまも反対ですか」
これに対して、泉代表はどう答えるでしょう。
「いえ。いまは賛成です」などと答えれば、新立憲民主党を支持す
る「連合」内で組合員数が非常に多い左翼系労組(日教組、自治労、
私鉄総連など)の支持を失います。
「いまも反対です」などと答えれば、新立憲民主党は国民からバカ
にされ、とくに無党派層の支持を失います。
「中朝戦争も『脱出作戦』もあまりに唐突な出来事なので、いまは
よくわかりません」などと答えれば、もっとバカにされます。
いずれにせよ、新立憲民主党は、この党首討論をきっかけに急激に
衰退し、崩壊に向かうでしょう。
したがって、日米英仏の4人の首脳のうち、議会に対する解散権を
持つ3人目、岸田首相も衆議院を解散し、総選挙に打って出て、圧
勝するでしょう。
[中略]
そこで、小誌既報の方法で計算すると、6月19日(水)現在設定され
ている中朝戦争の開戦日(候補)は日本時間(朝鮮時間)2024年6月20
日(木)以降の午前4時頃であると考えられます。
(^_^;)
と思いましたが、6月20~22日も開戦日ではありませんでした。
その理由は、6月22日(土)の夕方、時事通信の「首相動静」を見て
わかりました。この日、岸田首相は、前回、6月8日(土)の散髪から
2週間しか経っていないのに散髪に行ったからです。
岸田首相には首相就任以降「公務のある平日には散髪しない」とい
う「法則」があり、首相就任当初などは約4週間散髪をしなかった
こともありましたが、最近約1年間はほぼ2週間に1回のペースで散
髪をしています。安倍晋三元首相は首相在任中は約4週間に一度の
ペースで散髪していたので、最近の岸田首相は安倍元首相の約2倍
のペースで散髪をしていることになります。
その理由は、小誌既報のとおり、中朝戦争の開戦日(候補)が設定さ
れ、それが延期され、また設定されるまでの間隔が、安倍首相の時
代は数か月など比較的長かったのに、岸田首相の時代になってから
は数週間などかなり短くなっているからです。
小誌既報のとおり、中朝戦争の開戦直後、日本政府は安保法制に基
づいて、米英仏と合同で中国(北部)にいる数十万の外国人を(船で)
日本に逃がす「脱出作戦」(「絆作戦」)を開始します。日本の首相
はこの作戦の主役として開戦直後に官邸で、TVカメラの前でこの作
戦の開始を告げる「歴史的な演説」をします。その動画は国内に生
中継放送されるだけでなく、世界中で半永久的に視聴され続けます
から、日本の首相がその直前に頭髪をベストな状態にしたいと考え
るのは当然です。
つまり、6月22日(土)の岸田首相の散髪は「開戦直前の散髪」であ
ると考えられます。そして、上記の「法則」を踏まえると、岸田首
相がこの散髪の予約をした時点で想定されていた開戦日(候補)は、
6月29日(土)に岸田首相が散髪をする時間的余裕を失うほど時間の
かかる(地方視察などの)公務がないと「仮定」すると、6月23~29
日のうちのどれかとなります。
しかし、6月21日(金)、日本政府が岸田首相は6月23日(日)に沖縄県
を訪問し、戦没者追悼式に出席すると発表したため、23日(日)は開
戦日(候補)ではありません。
実は、上記のとおり、中朝戦争の開戦直後、岸田首相は衆議院を解
散し、総選挙に打って出る可能性が極めて高いと考えられます。
2024年の通常国会は6月23日(日)に閉会してしまいます。そして、
国会閉会中に衆議院が解散された先例はありません。しかし、現行
憲法のどこにも「国会閉会中は衆議院は解散されない」などとは書
かれていません。
但し、憲法7条によれば、衆議院の解散は(内閣の助言と承認によっ
て行われる)天皇の国事行為です。他方、憲法5条では、天皇が病気
などで国事行為ができないときなどには、皇室典範の定めるところ
により摂政が置かれるとされています。
そして、6月22日(土)現在、摂政は置かれておらず、天皇陛下は英
国を国賓訪問するため、6月22~29日は外遊中であり、日本におら
れません。
上記のとおり、衆議院の解散権を持っているのは、憲法の条文上は、
首相でも内閣でもなく、天皇(または摂政)なので、摂政が置かれて
いない6月22~29日に衆議院が解散されることはあり得ないことに
なります。
しかし、6月29日(土)に天皇陛下が帰国される時刻は報道されてい
ませんが、おそらく岸田首相は知っているでしょう。その時刻が夜
の相当に遅い時刻でない限り、岸田首相は29日(土)に天皇の国事行
為として衆議院の解散が行われるようにすることはできます。同じ
ことは30日(日)にも可能ですが、上記の「法則」と「仮定」を踏ま
えると、30日(日)が開戦日(候補)である可能性は低くなります。
7~8月には、日本を議長国とする国際会議(7月16~18日に東京で開
かれる太平洋・島サミット)や岸田首相の外遊(7月に米国で開かれ
るNATO首脳会議や8月にカザフスタンで開かれる中央アジア5か国と
の首脳会合への出席)が予定されています。このため、上記のとお
り、6月29日(土)頃に衆議院が解散された場合、岸田首相(自民党総
裁)は選挙運動に忙殺されるため、岸田首相はこれらの国際会議へ
の出席や外遊をキャンセルしなければならないと私は一度は思いま
した。
しかし、その考えは間違っていました。なぜなら、岸田首相がこれ
らの国際会議への出席や外遊を行えば、それこそが最高の選挙運動
になるからです。
岸田首相は上記の国際会議や外遊の際、各国の首脳と会います。そ
の際、岸田首相は必ず以下のようなことを言います:
「中国(北部)におられる貴国の国民の皆様が全員、無事に(船で)日
本に脱出できるように、自衛隊が米英仏軍と協力して全力を尽くす
ことを自衛隊の最高指揮官としてお約束します」
岸田首相がこのようなことを言えば、相手国の首脳は必ず感謝の言
葉を述べます。そして、両首脳のやり取りを撮影した動画は7~8月
頃の選挙運動期間中、ずっと、日本のTVニュースなどで流れ続けま
す。与党自民党にとって、これほど集票効果の高い選挙運動はあり
ません。
衆議院の解散は、国会会期中、大勢の議員が出席した衆議院本会議
の場で衆議院議長が解散詔書を読み上げ、おもに与党の議員が万歳
三唱などをするのが恒例となっています。しかし、1986年6月2日に
中曽根康弘首相が行った「死んだふり解散」(衆参同日選)の際は、
野党が激しく反発したため、(臨時国会冒頭の)衆議院本会議が開か
れず、衆議院議長の応接室で解散詔書が読み上げられ、その場にい
た少人数の議員だけが万歳をしました。
「脱出作戦」が始まれば、日米英仏の首脳はそれぞれの国内で驚異
的に高い国民の支持(率)を獲得するはずであり、それを見越して、
すでに、フランスのマクロン大統領と英国のスナク首相はそれぞれ
の下院を解散し、与党の圧勝を狙っています。仏下院議員総選挙の
一回目の投票は6月30日(日)、英下院議員総選挙の投票日は7月4日
(木)に迫っています。
したがって、現在設定されている中朝戦争の開戦日(候補)は日本時
間(朝鮮時間)の6月29日(土)か同月30日(日)以外はあり得ないこと
になります。
ところで、上記のとおり、6月19日(水)に設定されていた開戦日(候
補)が延期された理由として、私は、プーチン露大統領がその日が
開戦日(候補)だと気付き、それを延期させるために6月18~19日に
訪朝したのだろうと推測しましたが、間違いでした。プーチン大統
領は北朝鮮が中国と戦う可能性に気付いていません。
金正恩総書記は、プーチン大統領が訪朝の際に「露朝両国のうちど
ちらかが第三国に侵攻された場合、露朝はお互いに(武器供与など
の?)軍事協力をする」という趣旨の条約を締結したいと言って来た
ので、それに応じたのでした。プーチン大統領が想定する「北朝鮮
に侵攻する可能性のある国」は米韓でしょう。しかし、北朝鮮が
「中国に侵攻された」などと世界に向かってウソを言いふらし「正
当防衛」として中朝戦争を始めたら、どうなるでしょう。
小誌既報のとおり、満州には「朝鮮族」(中国国籍)の北朝鮮工作員
が多数潜伏しており、彼らの工作によって、中露国境地帯の中国側
に住む住民多数が戦争難民と化してロシア領になだれ込む「グレー
ゾーン事態」が発生する可能性は小さくありません。また、そうなっ
た場合、朝鮮族の工作員が難民の群れの中からロシア側の国境警備
兵に向かって発砲して銃撃戦になり、中国人戦争難民がロシア兵に
よって大虐殺される事件が起きかねません。
さらに、そうなった場合、上記の条約が露朝両国の国会で批准され
て有効になっていれば、中国政府は「ロシアは結んだばかりの条約
に基づいて北朝鮮の味方をし、わざと大勢の中国人を殺した」など
と判断する可能性が高くなります。そうなれば、中露間の対立は小
規模な国境紛争で済むはずはなく、相当に大規模な戦闘となり、北
朝鮮は自国軍の犠牲者を少なくしながら、満州で広大な占領地を獲
得できます。つまり、北朝鮮は中露を戦わせたいのです。
北朝鮮がいったん19日(水)に設定した開戦日(候補)を29日(土)頃に
延期したのは、すでに締結された露朝間の新条約が両国の国会で批
准されるのを待つためでしょう。
そこで、例によって、中朝国境地帯のなかでいちばん早く市民薄明
が始まる国境最東(北)端の地点の緯度を北緯43度、経度を東経130
度、標高を190メートル(近くにある延吉長陽川空港の標高で代用)
として、さらに、いままでずっと忘れていた英国のサマータイムを
考慮して計算すると、2024年6月22日(日)現在設定されている中朝
戦争の開戦予定日時は日本時間(朝鮮時間)2024年6月29日(土)午前3
時5分頃または同月30日(日)午前3時6分頃となります(星, 2019)。
(^_^;)
【旧ツイッターなう】
上記の2つのコラムは「“トップ下”のコラム」ですが、これらは、
日本時間2024年4月29日、同年5月19、21、22、28、30、31日、6月1、
9、13日にわたくし佐々木敏が旧ツイッター(現X)( < http://x.com/akashicr > )
でつぶやいた内容に加筆したものです。後者は、同年5月19~22日
に、いったん5月7日(火)に設定された開戦日が、その後、5月12日
(日)または13日(月)に延期され、さらに5月21日(火)、5月28~31日、
6月1日および6月5日以降、あるいは6月12日、6月19日、および、6
月20日以降に延期されたと思ったため、5月20~22日、28、30、31
日、6月1、9、13、19、22日にblog版のみに加筆したものです(これ
らの加筆部分は有料メルマガでは配信されていません)。このよう
なつぶやき(ツイート)をお読みになりたい方は、ぜひ旧ツイッター
をご利用下さい。
m(_ _)m
【嫌韓派にあらず】
わたくし佐々木敏は韓国嫌いではありません。むしろ韓国の最大の
理解者です。韓国人や韓国の立場に立って彼らのホンネを理解しよ
うとしています。
たとえば、日本のTV各局は韓流スターを日本の連続ドラマに出演さ
せれば、そのドラマや、ほかの日本製ドラマを韓国に輸出し地上
波で放送させることもできるだろうと期待し、じっさいに何度もそう
しました(リュ・シウォンが出演した2007年4~9月放送のNHK連続テ
レビ小説『どんど晴れ』など)。
しかし、韓国側がその期待に応えたことはほとんどありません。理
由は小誌で述べたとおり、「反日感情」でも「国内産業の保護」で
もなく、大半の日本人には想像も付かないものです(小誌有料版20
10年2月22日「浅田真央 vs. 韓国TV~シリーズ『バンクーバー五輪』
(2)」 < http://p.tl/7Jgj > )。
日本のTV各局の方々がこの理由をご存じない場合は、「こっちがこ
れだけよくしてやったのに、韓国のやつら、なんで『日流ドラマ』
を輸入しないんだ。恩知らずめッ!」などと思って腹が立って、韓
国嫌いになるでしょう。
私はむしろそれを防ごうとしているのですから、私に「嫌韓派」の
レッテルを貼らないで下さい。
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■就任式直前の悪夢~シリーズ「米中朝のX DAY」(105)■
小誌では、2007年2月以降、北朝鮮が中国に侵攻することによって始まる戦争を「中朝戦争」と呼んでいる。
近年、日米と北朝鮮は中国を共通の敵として秘密裏に「敵の敵は味方」の関係にある。
このため、小誌既報のとおり、中朝戦争の開戦日(候補)は、日米朝3か国の合意により、2016年10月下旬に同年11月6日が初めて設定さ
れて以降、日米朝3か国政府の都合で、さまざまな理由で、約7年半、数十回にわたって延期され、設定され続けるという人類史上稀有な珍現象が起き続けていた。
しかし、前回述べたとおり、頻繁に開戦日の延期と設定がくり返されて来た異様な歳月も、ようやく大詰めを迎えるようである。
前回述べたとおり、中朝戦争の開戦日は2024年4月下旬にいったん設定されたが、天候を理由に同年5月1日以降への延期が検討され、最終的に同年5月7日に決まったと推定される。
実は、この日に中朝戦争が始まると、それは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領にとって最悪の事態になる可能性が小さくなく、ロシアがウクライナに対する侵略戦争をやめざるを得なくなる可能性も小さくないのである(2024年5月5日頃配信予定)。
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【小誌2021年3月29日「テレビ朝日の移転?~シリーズ『富士山噴火』
(2)」は → < http://www.akashic-record.com/y2021/tvasah.html> 】
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【小誌2022年2月26日「フェイクの消滅!?~フェイクニュースの消
滅!?~シリーズ『米中朝のX DAY』(87)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2022/paid.html > 】
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【小誌2022年5月31日「憲法80条の欠陥~日本国憲法第80条第1項と
いう欠陥~シリーズ『“戦後”の終わり』(7)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2022/hanken.html > 】
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【小誌2022年8月30日「全千島列島返還~全千島列島返還に備えよ
~シリーズ『米中朝のX DAY』(89)」は → < http://www.akashic-record.com/y2022/kuril.html > 】
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【小誌2022年10月30日「首都は射程圏外?~シリーズ『富士山噴火』
(4)」は → < http://www.akashic-record.com/y2022/kamika.html > 】
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【小誌2023年6月22日「続・ヒトの種社会~シリーズ『遺伝子プー
ルの興亡』(7)」は → < http://www.akashic-record.com/y2023/x5star.html > 】
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【前々々々々々々々回、小誌2023年11月29日「いくさとテロの差~
いくさとテロの違い~シリーズ『反態度的行動』(24)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2023/hamas.html > 】
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【前々々々々々々回、小誌2023年12月30日「内閣支持率の虚実~内
閣支持率という名の虚構~シリーズ『米中朝のX DAY』(98)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2023/poll.html > 】
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【前々々々々々回、小誌2024年1月20日「国防長官入院の謎~米国
防長官極秘入院の謎~シリーズ『米中朝のX DAY』(99)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2024/austin.html > 】
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【前々々々々回、小誌2024年2月5日「トランプ人気の終~『トラン
プ人気』が終わるXデー~シリーズ『米中朝のX DAY』(100)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2024/justaf.html > 】
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【前々々々回、小誌2024年2月16日「北のシン人権問題~北朝鮮の
シン人権問題~シリーズ『米中朝のX DAY』(101)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2024/turner.html > 】
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【前々々回、小誌2024年3月1日「Xデーマイナス12日~『Xデーマイ
ナス12日/9日原則』の復活~シリーズ『米中朝のX DAY』(102)」は 
→ < http://www.akashic-record.com/y2024/minus.html > 】
_
【前々回、小誌2024年3月11日「Xデーマイナス18日~シリーズ『米
中朝のX DAY』(103)」は → < http://www.akashic-record.com/y2024/6minus.html > 】
_
【前回、小誌2024年4月24日「開戦日和~シリーズ『米中朝のX DAY』
(104)」は → < http://www.akashic-record.com/y2024/theday.html > 】
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なぜ中朝戦争が始まるとロシアがウクライナに対する侵略戦争をやめざるを得なくなる可能性が小さくないのか。
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考えてみて下さい。
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             かつての上司を逮捕せよ!?
                 ↓
       http://www.akashic-record.com/oddmen/cntnt.html

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この先、記事本文は、日本時間2024年5月5日頃配信予定の『週刊ア
カシックレコード(有料版)』「就任式直前の悪夢~シリーズ『米中
朝のX DAY』(105)」で( < http://www.mag2.com/m/0001009100.html > )
(発行月の翌月以降は < http://www.mag2.com/archives/0001009100/ > 
でバックナンバーとして)お読み下さい。
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(敬称略)
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