トランプ人気の終:月刊アカシックレコード240205 | 週刊アカシックレコード

トランプ人気の終:月刊アカシックレコード240205

■「トランプ人気」が終わるXデー~月刊アカシックレコード240205■
ドナルド・トランプ前米大統領は2016年の米大統領選に当選することを目指してその前年、2015年の米共和党の候補者選びに出馬して以降、その過激で単純化された言動によって多くの米国民から支持を集める一方、多くの米国民の反発を買っている。
トランプが2016年11月の米大統領選に勝利し当選して以降は、2020年の米大統領選にトランプが敗北し、翌2021年1月に大統領を退任したあともなお、米国の世論がトランプを支持する(おもに米共和党支持者の)世論とトランプを支持しない(おもに米民主党支持者の)世論に二分される「世論の分断」が起きている。
そして、この「世論の分断」に乗じて、トランプは2024年の米大統領選の米共和党の候補者選びに出馬し、米共和党支持者の支持を得て序盤戦で連勝し、首位を走っているが、米民主党支持者などからは嫌われており、いまだに「世論の分断」は続いている。
この状態は永遠に続くのか、それともいつか終わるのか。
実は、まもなくこの状態が終わるXデーがやって来る。
実は、トランプと同じような内容のスピーチ、同じような話し方によって驚異的な人気を得た政治家が近年の日本におり、その人物は一時期「日本の首相候補」などともてはやされたが、その人気は数年で終わっている。
このタイプの政治家の人気には、明らかに(時間的な)限界があるのである(2024年2月5日頃配信予定)。
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【韓国の“正しい”選択】
アジアサッカー連盟(AFC)が主催し、(元々2023年に中国で開催され
る予定だったが、COVID-19ウイルスの流行で約1年遅れて)2024年1
~2月にカタールで開かれている「AFCアジアカップ(アジア杯)カタ
ール 2023」では、日本はグループステージ(GS)ではD組2になり、
決勝トーナメント(T)進出を決めました。
D組2位は決勝T一回戦(ラウンド16マッチ)ではE組1位と対戦します。
E組では、第二節終了時点で、ヨルダンと韓国が1勝1分け、勝ち点4
で並んでいたものの、得失点差(ヨルダンは+4、韓国は+2)でヨルダ
ンが1位、韓国が2位でした。2024年1月25日(木)に行われたE組第三
節(最終節)では、ヨルダンは、1勝1敗で勝ち点3のバーレーンと、
韓国は、0勝2敗で勝ち点0の、すでにGS敗退が決まっているマレー
シアと対戦しました。
もしも、ヨルダンがバーレーンに、韓国がマレーシアに負けると、
韓国はE組3位となる恐れ、得失点差などによっては決勝Tに進めな
い恐れがありました。このため、第三節の「韓国対マレーシア」で
は、韓国は……決勝T一回戦で優勝候補の強豪、日本と対戦するの
は避けたいという気持ちはあったものの……全力で勝ちに行きまし
た。
アジア杯などのGSでは同組の最終節の2試合は同時に開始されます。
試合開始時刻をずらすと、たとえば、「ヨルダン対バーレーン」戦
が「韓国対マレーシア」戦より数時間先に行われ、ヨルダンがバー
レーンに4点差で負けると、韓国は決勝T一回戦で日本と対戦するの
を避けるためにバーレーンをE組1位にしようと考え、わざと1点差
でマレーシアに負けようとして「八百長」のような試合をしてしま
う恐れがあります。そのような試合展開になることを防ぐために同
組の最終節の2試合は同時に開始されるのです。
しかし、この大会はビデオアシスタントレフェリー(VAR)が導入さ
れているため、2試合とも後半終了後のアディショナルタイム(AT)
(追加時間)が長く、「ヨルダン対バーレーン」戦の後半のATは8分
だったのに対し、「韓国対マレーシア」戦の後半のATは18分もあり
ました。
そして、前者は「ヨルダン0-1バーレーン」で先に終わり、その時
点で後者はまだ試合中で「韓国3-2マレーシア」でした。
しかし、韓国の監督やコーチが「ヨルダン対バーレーン」戦の結果
を知り、「韓国は決勝T一回戦で日本と対戦しないために、マレー
シアと引き分けたほうがいい」などと気付いても、フィールドで戦
う韓国代表選手には監督の指示はすぐには届かないため、「韓国対
マレーシア」戦後半のATが9分を経過した時点でも、韓国の選手は
勝利を目指しており、AT9分台にはマレーシアの選手が枠内に蹴っ
たシュートを韓国のゴールキーパー(GK)、チョ・ヒョヌが正面で、
胸の前で両手で受け止めて韓国ボールにし、そこからパスでつない
で、攻撃的ミッドフィルダー(MF)のソン・フンミン(英プレミアリ
ーグのトッテナム所属)が敵ゴール前までボールを運び、追加点を
狙いました。
しかし、AT11分頃、韓国は選手を1人交代させました。当然、交代
して入る選手は監督の指示をチームメイトに伝えます。しかし、指
示が全員に行き渡るのには時間がかかるようで、交代後約1分間は
韓国は追加点を狙うなどしていました。
しかし、AT13分頃、ようやく韓国の全選手に指示が伝わったようで、
韓国の守備は甘くなり、マレーシアのRomel Moralesが、ペナルティ
エリアの外から右足で自身の右側、韓国のGKチョ・ヒョヌの左側に
ゴロのシュートを放ち、ゴールの右隅にゴールを決めました。チョ・
ヒョヌは自身のからだの左側をころがるシュートに左手を伸ばして
止めようとしたものの、ぎりぎり左手が届かなかった…………よう
に見せかける演技をしていました(笑)。
試合は「韓国3-3マレーシア」で引き分けに終わり、韓国は1勝2分、
勝ち点5でE組2位となり、バーレーンが2勝1敗、勝ち点6でE組1位と
なり、2024年1月31日(水)に決勝T一回戦で日本と対戦することにな
り、「1-3」で日本に負けました。
日本と韓国は決勝Tの異なる山に入ったので、今大会で対戦すると
したら、決勝戦で対戦するしかないことになりました。
同年1月30日(火)、決勝T一回戦で、韓国はサウジアラビアに苦戦し
(ATを除いて)延長戦まで120分戦って「1-1」で、ペナルティキック
(PK)戦になり、韓国が勝ちました。
同年2月2日(金)、韓国は準々決勝でオーストラリア(豪州)と対戦し、
またしても(ATを除いて)延長戦まで120分戦い「2-1」で勝ちました。
「韓国対マレーシア」戦の後半のAT11分経過後、韓国が故意にマレ
ーシアに得点させたと思ったのは、わたくし佐々木敏だけではなく、
アラブ系のメディア『Sports Al Sharq』もほぼ同じ意見を述べて
います(サッカーダイジェストweb編集部, 2024)。
韓国がわずか「中2日」で2戦連続で120分戦ってまで(連戦の疲労も
いとわず?)粘るのは、日本を含めて世界中から「日本より格下」と
見られているから、決勝で日本に勝って日本と世界を見返したいか
らでしょう(もしそうなら、決勝T一回戦で日本との対戦を避けたの
は矛盾しているような気もしますが)。
2020年3月に日本で行われた男子のフル代表同士の日韓戦(強化試合)
で日本が「3-0」で圧勝して以降、日本は韓国をライバル視してい
ません(藤江, 2023, p.5)。カタールW杯では日韓ともにベスト16に
進出しましたが、GSでは日本は2勝1敗だったのに韓国は1勝1敗1分
で、しかも韓国の1勝は、先に2勝して決勝T進出を決めたポルトガ
ルが主力選手多数を(休養させるために)先発メンバーからはずした
三戦目の「消化試合」で挙げたものでした。
また、日本が北中南米やアフリカから2か国の代表チームを招待し
て強化試合を行う際、日本サッカー協会(JFA)は「(せっかく交通費
をかけて極東に来たんだから)韓国とも試合をしたほうがいい」な
どと言って被招待国に勧めます(滞在費・宿泊費は開催国の負担で
すが、航空運賃は被招待国の負担です)。しかし、2023年10月にカ
ナダとチュニジアが日本に招待され、チュニジアは日韓と試合をし
ましたが、カナダは「韓国と戦っても強化試合にならない」などと
思ったようで、日本とだけ試合をして帰国してしまいました。これ
は韓国にとっては相当に屈辱的な出来事だったでしょう。
しかし、2024年2月3日(土)、韓国が一方的にライバル視する日本は、
準々決勝でイランに「1-2」で敗退しました。
この先、韓国は何をモチベーションにして戦うのでしょう。
準決勝では、韓国はGSで「2-2」で引き分けたヨルダンと対戦しま
すが、もしかすると、韓国は急に弱くなってしまうかもしれません。
(>_<;)
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【旧ツイッターなう】
上記の1つのコラムは「“トップ下”のコラム」ですが、これは日
本時間2024年1月27日、同年2月3日にわたくし佐々木敏が旧ツイッ
ター(現X)( < http://twitter.com/akashicr > )でつぶやいた内容
に加筆したものです。このようなつぶやき(ツイート)をお読みにな
りたい方は、ぜひ旧ツイッターをご利用下さい。
m(_ _)m
【嫌韓派にあらず】
わたくし佐々木敏は韓国嫌いではありません。むしろ韓国の最大の
理解者です。韓国人や韓国の立場に立って彼らのホンネを理解しよ
うとしています。
たとえば、日本のTV各局は韓流スターを日本の連続ドラマに出演さ
せれば、そのドラマや、ほかの日本製ドラマを韓国に輸出し地上
波で放送させることもできるだろうと期待し、じっさいに何度もそう
しました(リュ・シウォンが出演した2007年4~9月放送のNHK連続テ
レビ小説『どんど晴れ』など)。
しかし、韓国側がその期待に応えたことはほとんどありません。理
由は小誌で述べたとおり、「反日感情」でも「国内産業の保護」で
もなく、大半の日本人には想像も付かないものです(小誌有料版20
10年2月22日「浅田真央 vs. 韓国TV~シリーズ『バンクーバー五輪』
(2)」 < http://p.tl/7Jgj > )。
日本のTV各局の方々がこの理由をご存じない場合は、「こっちがこ
れだけよくしてやったのに、韓国のやつら、なんで『日流ドラマ』
を輸入しないんだ。恩知らずめッ!」などと思って腹が立って、韓
国嫌いになるでしょう。
私はむしろそれを防ごうとしているのですから、私に「嫌韓派」の
レッテルを貼らないで下さい。
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■「トランプ人気」が終わるXデー~シリーズ「米中朝のX DAY」(100)■
ドナルド・トランプ前米大統領は2016年の米大統領選に当選することを目指してその前年、2015年の米共和党の候補者選びに出馬して以降、その過激で単純化された言動によって多くの米国民から支持を集める一方、多くの米国民の反発を買っている。
トランプが2016年11月の米大統領選に勝利し当選して以降は、2020年の米大統領選にトランプが敗北し、翌2021年1月に大統領を退任したあともなお、米国の世論がトランプを支持する(おもに米共和党支持者の)世論とトランプを支持しない(おもに米民主党支持者の)世論に二分される「世論の分断」が起きている。
そして、この「世論の分断」に乗じて、トランプは2024年の米大統領選の米共和党の候補者選びに出馬し、米共和党支持者の支持を得て序盤戦で連勝し、首位を走っているが、米民主党支持者などからは嫌われており、いまだに「世論の分断」は続いている。
この状態は永遠に続くのか、それともいつか終わるのか。
実は、まもなくこの状態が終わるXデーがやって来る。
実は、トランプと同じような内容のスピーチ、同じような話し方によって驚異的な人気を得た政治家が近年の日本におり、その人物は一時期「日本の首相候補」などともてはやされたが、その人気は数年で終わっている。
このタイプの政治家の人気には、明らかに(時間的な)限界があるのである(2024年2月5日頃配信予定)。
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【前々々回、小誌2023年11月29日「いくさとテロの差~いくさとテ
ロの違い~シリーズ『反態度的行動』(24)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2023/hamas.html > 】
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【前々回、小誌2023年12月30日「内閣支持率の虚実~内閣支持率と
いう名の虚構~シリーズ『米中朝のX DAY』(98)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2023/poll.html > 】
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【前回、小誌2023年1月20日「国防長官入院の謎~米国防長官極秘
入院の謎~シリーズ『米中朝のX DAY』(99)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2024/austin.html > 】
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上記の一時期「日本の首相候補」などともてはやされたが首相になれずにその人気がなくなってしまった政治家とはだれか。
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考えてみて下さい。
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             かつての上司を逮捕せよ!?
                 ↓
       http://www.akashic-record.com/oddmen/cntnt.html

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この先、記事本文は、日本時間2024年2月5日頃配信予定の『週刊ア
カシックレコード(有料版)』「トランプ人気の終~『トランプ人気』
が終わる記事本文はXデー~シリーズ『米中朝のX DAY』(100)」で

( < http://www.mag2.com/m/0001009100.html > )
(発行月の翌月以降は < http://www.mag2.com/archives/0001009100/ > 
でバックナンバーとして)お読み下さい。
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