続・戦争と令和:月刊アカシックレコード190501 | 週刊アカシックレコード

続・戦争と令和:月刊アカシックレコード190501

■続・戦争と令和~月刊アカシックレコード190501
前回述べたように、北朝鮮が中国に侵攻して始まると想定される「中朝戦争」の開戦日は、2019年3月3日に設定されたあと、延期された。
では、新たに設定された開戦日はいつか。
それは、2019年4月に、ある政治家の口から飛び出した、唐突な発言からわかる(2019年5月1日頃配信予定)。
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【「日本版ジャック・バウアー」はだれか】
平成時代には多数の刑事ドラマが放送されましたが、もっとも成功
した作品はどれでしょう。
フジテレビが1997年に放送した『踊る大捜査線』でしょうか。
いいえ。あの作品は連続ドラマとしてはワンクール、11回しか放送
されていないので、その意味では失敗です。
平成でもっとも成功した刑事ドラマはテレビ朝日が2002年から連ド
ラとして放送を開始し、シーズン17まで続き、令和になっても続き
そうな『相棒』でしょう。
『踊る』を作った頃、全盛時代のフジテレビは、旬のスター(人気
者)を主役に起用し、特定の原作者やオリジナル脚本家が作ったス
トーリーを演じさせるという方法で高視聴率を獲得していました。
『踊る』(主演:織田裕二、脚本:君塚良一)や1991年放送の『東京
ラブストーリー』(主演:鈴木保奈美&織田裕二、原作:柴門ふみ)
はその典型でした。
が、この方法で作られた連ドラには、続編(シーズン2)が作り難い
という欠点があります。人気俳優はスケジュールが先々まで詰まっ
ていますし、イメージが固定されるのをいやがって続編に出たがら
ないことも少なくないですし、そもそも特定の原作者や脚本家が続
編を書いてくれなければ連ドラの続編はできません。
そこで、テレビ朝日は『相棒』の制作を始めるに当たって、「ピー
クを過ぎた俳優」(水谷豊)を主役に起用し、特定の原作者やオリジ
ナル脚本家に依存せず、大勢の脚本家が交代で脚本を書くという態
勢を採りました。また、『踊る』が所轄署を舞台にしたのに対して、
『相棒』は警視庁(本庁)を舞台にしたので、奥多摩の山奥から伊豆・
小笠原諸島の離島まで、警視庁管内(東京都内)のすべてを犯行現場
にすることができ、ストーリーのバリエーションが無限に生まれ、
いつまで経ってもネタ切れになりませんから、続編が作りやすいこ
とこの上ありません。だから、連ドラとして17年以上続いているの
です。
近年、視聴率争いでフジテレビがテレビ朝日など他局の後塵(こう
じん)を拝しているのは、『踊る』などの成功体験を持った社員が
役員となり、いまだに『踊る』が連ドラとして失敗だったと認めず、
テレビ朝日が『相棒』で開発した制作方法のほうが優れていると認
めないから、でしょう。
わたくし佐々木敏は、フジテレビが2018年10~12月に放送した
『SUITS/スーツ』(出演:織田裕二、鈴木保奈美ほか、原作は米国
のTVドラマ)の初回だけを見ましたが、フジテレビ社内に「『踊る』
『東京』の頃のドラマ作りをリスペクトしないと、企画書が通らな
い」という悪弊があるのがミエミエで、今後もフジテレビの苦境は
続くだろうなと思いました。
さて、テレビ朝日は米国で8シーズン続いた大ヒットドラマ『24』
(トゥエンティーフォー)を制作、放送したFOXテレビと提携し、開
局60周年記念の連ドラとして『24 Japan』を2020年度に放送するこ
とを2019年1月に発表しました。
このため、オリジナル版の『24』を見た日本のファンのあいだでは、
早くも主役はだれなのかと、最近NHK大河ドラマなどで主役を務め
た旬のスター俳優などの名前を挙げて盛り上がっているようです。
私はそういう報道をいくつか見ましたが、いま名前の挙がっている
俳優のなかでは、いちばん地味な(最近、大作や話題作の主役をやっ
ていない)俳優が主役に選ばれると思います。
テレビ朝日は『相棒』の成功体験があるので、連ドラを作るとき常
に「続編を作りやすい俳優」を主役に起用することを検討します。
だから、『24 Japan』の主役は比較的地味な俳優だと思われます。
そもそもオリジナル版の主役を演じたキーファー・サザーランドも、
『24』以前はほとんど大作やヒット作の主役をやったことのない地
味な俳優だったから選ばれたはずです。だからこそ、『24』は8シ
ーズンも続いたのです。
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【ツイッターなう】
上記の1つのコラムは、2019年4月22日に筆者がツイッター( < http://twitter.com/akashicr > )
でつぶやいた内容に加筆したものです。このようなつぶやき(ツイ
ート)をお読みになりたい方は、ぜひツイッターをご利用下さい。
m(_ _)m
【嫌韓派にあらず】
わたくし佐々木敏は韓国嫌いではありません。むしろ韓国の最大の
理解者です。韓国人や韓国の立場に立って彼らのホンネを理解しよ
うとしています。
たとえば、日本のTV各局は韓流スターを日本の連続ドラマに出演さ
せれば、そのドラマや、ほかの日本製ドラマを韓国に輸出し地上波
で放送させることもできるだろうと期待し、じっさいに何度もそう
しました(リュ・シウォンが出演した2007年4~9月放送のNHK連続テ
レビ小説『どんど晴れ』など)。
しかし、韓国側がその期待に応えたことはほとんどありません。理
由は小誌で述べたとおり、「反日感情」でも「国内産業の保護」で
もなく、大半の日本人には想像も付かないものです(小誌有料版
2010年2月22日「浅田真央 vs. 韓国TV~シリーズ『バンクーバー五
輪』(2)」 < http://p.tl/7Jgj > )。
TV各局の方々がこの理由をご存じない場合は、「こっちがこれだけ
よくしてやったのに、韓国のやつら、なんで『日流ドラマ』を輸入
しないんだ。恩知らずめッ!」と腹が立って、韓国嫌いになるでしょう。
私はむしろそれを防ごうとしているのですから、私に「嫌韓派」の
レッテルを貼らないで下さい。
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■続・戦争と令和~シリーズ「米中朝のX DAY」(68)■
前回述べたように、北朝鮮が中国に侵攻して始まると想定される「中朝戦争」の開戦日は、2019年3月3日に設定されたあと、延期された。
では、新たに設定された開戦日はいつか。
それは、2019年4月に、ある政治家の口から飛び出した、唐突な発言からわかる(2019年5月1日頃配信予定)。
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【小誌2018年5月30日「若者の自民支持増~日本の若者に自民党支
持者が多い理由~シリーズ『“戦後”の終わり』(1)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2018/youngg.html > 】
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【小誌2018年6月16日「開戦後の拉致問題~『中朝戦争』開戦後の
拉致問題~シリーズ『米中朝のX DAY』(59)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2018/abduct.html > 】
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【小誌2018年7月13日「北朝鮮の後ろ盾?~『中国は北朝鮮の後ろ盾』
説の虚構~シリーズ『米中朝のX DAY』(60)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2018/patron.html > 】
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【小誌2018年8月25日「開戦後の北方領土~『中朝戦争』開戦後の
北方領土問題~シリーズ『米中朝のX DAY』(61)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2018/kurils.html > 】
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【小誌2018年11月28日「『反旭日旗』の謎~韓国人が旭日旗に反発
する真の理由~シリーズ『反態度的行動』(21)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2018/rising.html > 】
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【前々々々々回、小誌2019年1月1日「12月12日の出来事~続・Xデ
ーの決まり方~シリーズ『米中朝のX DAY』(65)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2019/afc.html > 】
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【前々々々回、小誌2019年1月31日「レーダー照射の謎~火器管制
レーダー照射の謎~シリーズ『反態度的行動』(22)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2019/radar.html > 】
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【前々々回、小誌2019年2月1日「続・レーダー照射~続・火器管制
レーダー照射の謎~シリーズ『反態度的行動』(23)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2019/navalr.html > 】
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【前々回、小誌2019年3月1日「3月17日以降~3月17日以降に変更さ
れた理由~シリーズ『米中朝のX DAY』(66)」は → 
< http://www.akashic-record.com/y2019/march.html > 】
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【前回、小誌2019年4月30日「戦争と令和~シリーズ『米中朝のX
DAY』(67)」は → < http://www.akashic-record.com/y2019/reiwa.html > 】
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「ある政治家」とはだれか。
「唐突な発言」とは何か。
そして、開戦日はいつか。
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考えてみて下さい。 
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             かつての上司を逮捕せよ!?
                 ↓
       http://www.akashic-record.com/oddmen/cntnt.html

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【桶狭間】 → < http://www.akashic-record.com/oddmen/okehaz.html#mail
【NHKで絶賛】 < http://www.nhk.or.jp/book/review/review/2004_b_0704.html > 。
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この先、記事本文は、日本時間2019年5月1日頃配信予定の『週刊ア
カシックレコード(有料版)』「続・戦争と令和~シリーズ『米中朝
のX DAY』(68)」で( < http://www.mag2.com/m/0001009100.html>; )
(発行月の翌月以降は < http://www.mag2.com/archives/0001009100/
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