昨日観に行った
印象派展ビュールレコレクション


モネやルノワール
セザンヌ、ドガ、ゴーギャン
ブラックetc.


名だたる有名画家の作品の
持ち主であるビュールレさん


彼もまた
意図の力を使って
自分の夢を叶えていました。



乙女のトキメキおすましペガサス乙女のトキメキ




展覧会の最後のブースで
上映されていたビデオで、
今回の展示作品の紹介とともに
彼の作品収支に至るまでの経緯も
紹介されていました。




公務員の家庭に生まれ
ごく普通の生活を送っていた彼は
ある日、印象派の作品に出会って
一緒で心を奪われます。




その時、彼は
いつかお金に余裕ができたら
印象派の作品を買い集めたい

そう強く思ったそうです。




ただ、
そうは思いつつも
第一次世界大戦が起こるなど
時代の波に翻弄され
4年間も戦場の前線に行ったりして

絵の収集に結びつくとは
到底思えないような生活を
余儀なくされていたとのこと。



ところが、
戦争も終わって仕事に戻った彼は
ある銀行家と知り合い
やがてその娘さんと結婚することに
なりました。



そこから
彼の運命が変わり始めたのです ゆめみる宝石



ある事業を任されるようになった彼は
徐々に成果を出し



やがて
富を築きそれを蓄えられるまでに
なりました。



そしてついに
長年の夢であった絵画収集に
乗り出すことになったのです。



乙女のトキメキおすましペガサス乙女のトキメキ




VTRや文字にしてしまえば
あっという間の出来事に
思えてしまいますが


夢が叶うまでに
果たしてどれほど時間が
かかったことでしょう。



しかも途中、戦地に赴いて
4年もの間を前線で戦っていた彼には
夢を叶えられないまま死んでしまう
のでは⁉︎という考えがよぎったかも
しれません。



それでも諦めずにずっと
その夢を抱き続けた結果、
見事にそれを現実化したのです。



そして
彼は自分の夢の現実化を通して
印象派の作品を実際に目にする喜びを
分け与えることで
世界中のたくさんの人を幸せにして
いるのです。



現代の日本に生きる私たちは
日常的に命を脅かされ続けるような
ことのない平和な時代に生かされて
いるにもかかわらず



ちょっとしたことですぐに
自信を失くしたり

夢を叶えるには
本当にこの道でいいのかと
疑問や不安を抱いたりして

自分の夢を簡単に諦めてしまいがち。



そんな中でビュールレさんから


諦めずに意図すること


一旦意図したら
そのことに執着せずに
目の前にあることに懸命に
取り組みながら
そのタイミングが訪れるのを
信じて疑わずに待つこと


その大切さを示していただいたように
思います。




そういう意味でも
私にとっては訪れた意義のあった
今回の展覧会でした。



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池に浮かぶ睡蓮はただ静かに
その咲くタイミングを待つ。
やがて必ず咲くことを知っているから。