母のことだけど、分析します。
母は、どう考えても恵まれてて。
金銭面で何かを我慢しなくちゃいけないことはありません。
と、いうことは
おしゃれもできるし
買い物もできる
病院にも行けます。
タクシー使ってランチにも行けます。
お花買って
アクセサリー買って
洋服買って
86の今
それができるのです。
どうでしょう？
幸せじゃないと言えるでしょうか。
でも、母は
この世で一番自分が不幸だと
何十年も訴えます。
実は、私もそう思います。
全てを手に入れられてるのに、
幸せを感じられない。
これほどの不幸はありません。
さて、どうして？感じられないのでしょうか。
常に言ってる不満の中に
必ず言うのは、
父が母に感謝しない。
この一点です。
父が悪いのでしょうか？
父からしたら、それだけの生活をさせているという自負があり、
文句を言われる筋合いはない。のです。
父が母に感謝しない。
この現象は、何を映し出してるのか、
容易くわかります。
母が創り出した世界に
感謝がない。
創り出した自分への敬意がない。
からです。
当然です。
そこまでの世界を創り出したというのに、
不満ばかり言われたとしたら
理解させるために
感謝しない父を
現すしかないでしょう。
更には、感謝しない娘（私
も登場させてます。笑
母はよく私に
「〜してやった。」と言います。
先日、息子の大学の頃のことを
（何十回もいわれてきたこと）
またも「してやった。」と言ってきたので、
さすがに
「何回ありがとうって言ったらいいん！」
と、売り言葉に買い言葉で返しました。
すると、
「言ってない！」
と、返ってきました。
この時、悟りました。
この人の世界には、
ありがとうは無いんだ。と。
だから、こちらが何度も言おうと無いものなんです。
感謝のない世界に母は住んでいます。
だから、
父から感謝されることも無いのです。
感謝の無い世界なのですから。
まるで、世にも奇妙な物語のようです。