育ち。23 | HoneyMoonのブログ

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【HoneyMoon深掘りカードセッション】
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インスタにて行っています。
61の現実・生きるほどに素直に。を発信。


つづき。





私が黙れ!と言い放ってから、


母は、私に一度も

電話をしてくることはなかった。



これは、本当に凄いことで。






毎晩、いつ電話をしてくるのか?という

ビクついた恐怖から、


ここまでの状態になるまで、

どれだけの年月を費やしただろう。






でも、ソレに気づいたのも、

母が大腿骨骨折で入院した6月だった。





母は、それまでも

大きな病気ではないのに、

よく入退院をするハメになる人で。





大腿骨骨折までに、腰の圧迫骨折も

3回やっていた。





骨粗鬆症なので、コケることは致命傷。


一般的には、そうでも







母の致命傷は、プライドだ。





バランスを取るための杖を持たずに、

買い物していた時に、

コケたらしい。

(たぶん、人目が気になるプライドで、杖を使わなかったのだろう。)





今度は、本当に酷い骨折と、

姉から知らせを聞いた私は、


瞬時に、そう思った。





麻酔をかける手術をして、

2ヶ月の入院となる。








それでも、母から連絡はこなかった。







それで、私は気づいたのだ。





母が、私に電話をしてこない。ことを。







いつ電話が鳴るか、

ビクついてた私が、


今では、頭の中にそんなことも思い浮かばないようになっている。






変わったんだ。









私は、ここから優しさのカケラを

出していこうと決めた。





*母が入院中に、誰にも言わず誰にも会わずに山口に帰った。(山口大神宮に参った時の写真。)







あの年齢で、ずっとベッドに寝て、

一人で手術。

(誰も付き添えない)




術後のリハビリも一人。





だな。とは思ったけれど、

自業自得なんだとも思った。





神様がこの世にいるならば、

早よ気づけよ。



とのメッセージなんだろう。と思った。

(世話をしてくれる姉に労いもなく、暴言は続いてたし、父に対しても感謝などなく)








でも、私は母をなめていた。


ある意味、ものすごいエネルギーの持ち主だと

脱帽した。







つづく。