つづき。
私は息子にとっては、最悪な母親で。
息子は生まれつき優しい性格で、
幼い頃でも、戦闘ものを嫌ったくらいだ。
虫さえも、殺さないで外に出して。と
言う子だった。
私は、その性格に甘えてしまったんだと思う。
息子は、私を傷つけたくなかったのか、
自分の感情を私にぶつけることはしない子だった。
私はソレが、気がかりだった。
だから、何とか息子から言葉を引き出したい。と、思ってた。
だけど、全て自爆した
息子が大学卒業し、社会人となった
ある日…
私は、感情的に息子に言葉を放ってしまった。
甘えていたんだ、私が。
黙れ!
息子が感情を爆発させた。
私は、キターーーーの
テンションで、
感情を出すことは良いことだ…的なことを
うんぬんかんぬんと、言っていた。
それも黙れ!
私は、
目から鱗が何枚落ちたかわからないくらいの
そうだったんだ!??
に、行き着いた。
その日から、今日まで
私はとにかく黙った。
寡黙になったわけではなく、
私が息子をコントロールする言葉を、一切やめた。
そう。コントロールしてたことに
気づいたのだ。
この大きな気づきがあったから、
私が母に言い放った
黙れ!
という言葉が出てきたのだ。
息子は、いつも私に答えをくれる。
・
・
6月
母に、これでもかというアクシデントが
起きてしまった。
つづく。