うちのカフェは今年の2月22日にオープン。
つまり、今日で満5ヶ月。ほんとに新生児(笑)
店主であるアタシは飲食店経験は若い頃の二カ所だけ。それもメインは厨房。ひとつは接客もあったけどカウンターだけの小さなカレー専門店。(野菜切ったり混ぜたりはしたけれど味付けはスタッフさんがやったので調理系の経験にはならず)サービスといっても水出して水追加(笑)のみ。それも短時間。
さてと....この5ヶ月をMacの中の写真を見ながら思い出してみると....(あまりまとまってなくてごめんなさい)
店舗物件と2010年11月18日にご縁をいただいて12月中旬に契約。設備と内装を譲渡してもらうことになり(個人間の売買契約)、スケルトンで貸主に返却がないため私の家賃発生は前賃借人の解約直後となりましたが、それによるロスよりお得なことがはるかに多かったので、判断はまちがっていなかったと思います。
外国人賃貸住宅(ほとんどが法人契約)の管理や営業を10年以上やっていたおかげで不動産賃貸に関しての基礎知識が少しばかりあったのはよかったです。
デザイナーさんには物件探しからず~っとたいへんお世話になりました。
今の物件にご縁をいただいてからも迷いなくその会社にお願いしました。
図面がちょこっとずつできて、それをいただくとワクワクしました。
メニュープランはずっとやっていましたが、店舗が決まるとますます現実味を増してきました。自分の動きのチャートも作ってみたり(これはカフェコンサルの花鳥風月、大槻さんに相談しました)。
おかずの試作は連日(物件探し中も毎日が試作でしたが)。
カエルクリップも作ったりしました。結局使わなかったので(店が小さいのでテーブルに伝票を置く必要なし)、フライヤーやカードのクリップにとても活躍しています。
店がオープンしてからは、定休日が晴れなことを祈り(笑)店長と高尾山や近場の丘陵を歩きます。
この写真は高尾山でのもの。
これからカフェ開業する方の参考になるなら、そのまんま、脚色ゼロで、「おいしいこと」書かないほうがよいですよね?(笑)
はい、最初は次の日の調理が気になって気になって、夜は閉店後に仕込みや確認を遅くまで店でやって(朝だとあわてそうで自信なくて)、日付が変わる頃に帰宅という日がありました。
朝も最初は11時オープンにしていて、8時半には店に行ってバタバタしていました(苦笑)
いろいろ地域性や自分の体力維持も考えて、12時オープンに変更しました。
これはそのエリアと対象客層で変わるでしょう。
ご夫婦やパートナーさんとの開業なら営業時間がちょいと長くてもお互いに息抜きもできるかもしれませんが、ランチタイムとディナータイムの間のクローズ時間がなくずっと営業しっぱなしのうちみたいパターンで一人運営の場合は、長い営業時間はけっこう辛いかもしれません。
もちろん、シェフ経験や飲食店運営経験の長い方なら平気かも??
ですか?>誰となく
アタシの場合、あくまでもアタシの個人的な経験ですが、うちで朝起きて準備していてどうも集中力がまとまらず、テンションが上がりきらない、なんてときでも、店にいったん出勤して大きな声で店に挨拶して、掃除(最初はトイレを素手で)を始めてご飯を炊いたり(炊飯器はなく、毎朝圧力鍋で玄米ご飯を炊きます)スープを作って行くうちにどんどん体調もよくなって「あ~~ やっぱりここにきてよかった!」と笑顔になります。
店の場のエネルギーのおかげさま、だと、思っています。
乱雑な動きの自分に自己嫌悪になったり、丁寧さに欠ける調理にやり直したり、買い物忘れがあったり、いっぱい「アタシの困ったちゃん」は登場していますが(汗)、時間をかけて自分とこの店を育てていきたいと、そう思っています。
焦点がぼけた日記ですが、この5ヶ月、こんなことを思いながらcafe AKARIの新米店主はがんばってきています。
売上アップはそりゃ~うれしいですが(笑) お客様の笑顔と「おいしい」の一言がやっぱり一番パワーをくださいます!
明日から長めの夏休みをいただきます。
札幌でさわやかな風と元気をチャージして、帰ってきたらおいしいじゃがいも料理を作る約束をしちゃいましょう!
29日から通常営業です。
じゃがいも料理はHPのNewsでお知らせします。






