今回は、森のたねの活動日記ではないです。

 

でも、とっても素敵な時間を過ごしたのでご紹介します。

 

 

 

 

 

先日、こんな会に参加してきました。

 

 

「はったつしょうがい」について もっと知ろう!もっと話そう!!の会

 

 

 

森のたね活動を応援してくださっている「てくり」さんが企画してくださいました。

 



てくりさんHP

 




お話会の後はランチ会となり、



てくりさんのパスタやピザをみんなで食べました。



久しぶりに食べたけど、やっぱり美味しいーラブ


今度はゆっくりお邪魔しまーすラブラブ










 

 

てくりさんの奥様(てくりって名字じゃないんだけど照れのCちゃんが

 

 

まだてくりを始める前、仕事先で出会ったY君とお母さん。

 

 

 

今回のお話会は、

 

CちゃんとY君のお母さんの対話形式というか、

 

とっても聞きやすく進めてくれました。

 

 

 

 

CちゃんはY君と1年間共に過ごしたそうです。

 

 

Y君は、当時小学5年生。

 

幼い頃に「発達障害」と診断された男の子。

 

ASD(自閉症スペクトラム)と、ADHD(注意欠陥・多動症)の特徴を持っているそうです。

 

 

 

Y君のお母さんは、

 

幼少期・学校に通うようになってから・今現在と、Y君とご自身の経験を話してくださいました。

 

 

 

Cちゃんは、元小学校教諭。

 

そして発達障害を専攻していたそうです。

 

 

 

 

Cちゃんによると、

 

発達障害は、

病気や疾病ではなく、生まれつき持っている特性・特徴

 

脳の機能の違いから、生活に支障が起きている時に「発達障害」と総称している

 

のだそうです。

 

 

 

 

「発達障害」とひとくくりに言っても、その特徴は様々。

 

そして、医師の診断は受けていないけれど、「おそらくそうであろう」グレーゾーンの人もかなりいるそうです。

 

 

 

 

 

生活に支障があるか・ないか

 

生活に支障がなければ、それは発達障害と呼ばない。

 

 

Cちゃんが

 

「周りの環境・社会や人の考え方や接し方によって、本人の症状が強く出たり治まっていたりする」

 

と、教えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

私が小さい頃と、今。

 

「発達障害」と診断される人の数、増えていませんか?

 

 

 

 

生まれ持った特性・特徴。

 

 

おそらくある一定数、どんな時代にも生まれてきているはず。

 

 

日本の人口は減少しています。

 

少子高齢化社会だから、この先日本人は減り続けると言われています。

 

 

 

なのに、「発達障害」と言われる人の数は、増えていませんか?

 

ずっと、違和感だったこの部分。

 

 

 

絶対に、同じ割合で生まれてくると仮定した場合、

 

昔もいたはずなのに、今の方が多く感じる。

 

 

 

 

 

 

 

一人一人違う。

 

同じモノを見ていても、感じ方が違う。

 

同じ出来事でも、受け取り方や考えている事が違う。

 

 

 

だから、面白い。

 

だから、魅力的。

 

 

 

 

みんなが同じだったら、

 

全てが同じだったら、

 

進化してこなかった。

 

 

 

 

 

Y君のお母さんは、

 

 

「周りの人の目が怖かった」

 

「『大丈夫だよ、気にしないでね』と言われた時、とても救われた」

 

 

と教えてくれました。

 

 

 

 

 

CちゃんとY君のお母さんは、

 

連絡帳を通して、日々の出来事やY君の様子を共有していたそうです。

 

 

自分の気持ちをお互いに隠さず伝え合えた事が、お互いの助けになったと教えてくれました。

 

 

 

『愛され、必要とされること』

 

発達障害ある・ないに関わらず、

 

人の欲求の根っこはこの言葉。

 

 

Y君は、先生であるCちゃんやそばで支えてくれるお母さんの支えを借りて、

 

毎日毎日繰り返し自分と向き合い、自分をコントロールする術を身につけていったそうです。

 

 

 

 

Cちゃんは、

 

「Y君は、見えている世界が自分とは全く違うのかもしれない」

 

と、彼の視点にとても興味を持ったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

私は、

 

社会…っていうものは、存在しないと思っています。

 

そこにいるのは【人】なんです。

 

 

 

 

人の集まりが社会と呼ばれるだけ。

 

一人一人、いろんな人生があり、いろんな考えを持っている集まり。

 

 

 

その一人一人の考え方・受け取り方が変わったら、

 

「発達障害」と診断される人はいなくなるのかもしれない。

 

 

 

 

 

お話会に参加している間、

 

『人と人との距離感』

『信頼関係』

『心を開くことの大切さ』

 

こんな事が、この世の中をもっと優しくしていくキーワードのような気がしてなりませんでした。

 

 

 

 

みんな同じ【人】なのに、

 

どうしてそんなことが出来るの??って思う事、世の中には沢山あります。

 

戦争しようとしている人たちも、ごみのポイ捨てする人たちも…

 

同じ事を、あなたの大切な人にも出来るの?そう聞きたい。

 

 

 

 

 

 

私の書いている事は、キレイごとです。

 

でも、そうなってほしいという願いです。

 

 

 

 

 

実は、

 

私の身内に、高機能性自閉症と診断された人がいます。


社会に出てから診断されました。


私を含め、本人も周りも知識が全くなかったので二次的障害が多く出ました。

申し訳なかったと思っています。

 

 

 

 

そして、私はHSPと思われます照れ

 

HSPとは、 アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で、「Highly Sensitive Person」の略、 「人一倍敏感な人」という意味です。

「感覚や人の気持ちにとても敏感で、ちょっとしたことにも気づく、気遣いに長けている」と同時に、「強い刺激に圧倒されたり、多くの人の中にいると、すぐに疲れてしまったりする」という特徴もあります。5人に1人の割合でいるそうです。だから、ただの特徴なのだそうです。ネット上でもチェック項目があるのですが、25項目くらいのうち23項目に当てはまってビックリしました。うちの旦那さんは2~3個笑い泣きそれもどうかと思うけど。

 

 

発達障害の人とは真逆で「空気読みまくり・顔色伺いまくり」な人。

 

私は数年前まで、自己否定の塊でした。

だけど、元気が良くてお転婆で周りに気づいてもらえなかった。


色んな事に気が付く・だけど「これを言ったら相手はどう思うだろう?」ってこともすっごく考えるから、

意見を言わなきゃいけない場面には、かなり弱い。

(優しいのね~星裏では、かなり強いけど笑い泣き0か100かなので、容赦ないし片方に偏る意見を持ってしまう。自分の正義をかなり強く持っています。だから、それを他の人に強制しないように、すごく気を付けている。けど、たまに気をつけている気持ちが緩んで、毒を吐いてしまう事があるタラーそして空気読めちゃうからすぐ気が付く。で、自分を責める。ってことを、数十年やり続けていました。結局どM。)

 

結構しんどいこともありました。

 

 

 

でも、だからこそ

森のたねブログを書いているんだとも、思っています照れ

 

いいこともあるね。

 

 

 

 

話がずれてしまったけど、

 

きっと誰しも絶対どこかに【欠点】と思っている部分がある。

人と比べて劣っていると思う部分。

 

全てにおいて優れている人なんていないと思うから。

 

 

そして、この【欠点】と思うところが他者との違い=あなたの魅力。

 

 

 

私を筆頭に

みんながほんのちょっぴり余裕を持てて、

ほんのちょっぴり自分にも相手にも優しくなれたら、

今より誰もが過ごしやすくなるなぁって思ったのです。

 




 

とっても、とっても素敵な会でした。

 

Cちゃん、Y君のお母さん、ありがとうございましたニコニコ

 

 

 

この会は、これからも開催する予定とのこと。

 

また是非、参加したいと思っています。

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