1/27(土)快晴

ジャイプールから4時間

アグリへ行きます。


ファーテーブル・シークリー

(勝利の都)を観光します。


こんな専用バスに乗り換えて出発
他の国の観光客と乗り合いになる
ので遠慮せずに頑張ります!(笑)

ファーテーブル・シークリー

世継ぎに恵まれなかったムガール
(モンゴル)帝国の第三代皇帝
アクバルはこの地で予言により男子を授かりました。これにちなんで
この地に首都を移転させました。
[万民の平和]を理念にしていた
アクバルは色々な人と共存する
政策をとったので イスラム・
ヒンドゥーなどとの文化的融合が
為されています。

子宝の御利益があるということで
沢山の地元民が訪れます。

3×1.5㎞の広大な土地を城壁で囲
んでいます。
水不足が原因で 
たった14年で放棄された
幻のような つかの間の都です。
 

囲んだ城壁の中央に宮廷やモスク
を赤砂岩で築きました。

ディーワーネ・カース
(貴賓謁見の間)(王様の玉座)
シンプルにみえますが吹き抜けの
室内の中央には素晴らしい彫刻が
施されています。
ここの玉座からアクバルは貴賓や
賢人に謁見したそうです。


ディーワーネ・カースの見事に
彫刻された柱


パンチ・マハム
5階建ての特徴的な建物
宮廷の女性が展望や涼を取るため
造ったとされています。


門やドアや壁面 あらゆるところに
ある素晴らしい彫刻の数々
アクバル王の理念であった
イスラームとヒンドゥーの融合を
感じます。

パチシーの中庭
パンチ・マハル前の中庭は大きく
十字形に方眼になっています。
ここでハーレムの女性達を駒に
見立てたチェス(パチシー)を行
それを皇帝が上から眺めていたと
いう……

このファーテーブル・シークリー(勝利の都)は水不足が原因で
わずか14年で放棄された 
つかの間の都ですが
王様の絶大な富と権力をまざまざとみせつけられました。


500年前の夢のような建物を見た後は夢から覚めて現実へ……

トイレの表示
英語とヒンドゥー語
ヒンドゥーの文字は日頃 
目にすることがないので
これが一番分かりやすいかと
写真に撮ってみました(笑)

       ……続きは明日……