【音源あり】Sparkle Stars/Tropfennotiz | アルトサックスのコソ練日記

アルトサックスのコソ練日記

働きながら子育てしながら家事をしながら、
合間を縫ってこっそりコソ練。


久々に音源で参加した作品です。
公開からは結構時間が経ってしまいました。
Tropfennotiz(トロフェンノティッツ)のお二人の曲に、間奏のソロで参加しております。












レコーディングは、久々にスタジオで行いました。

今回のソロ、一番高い音が「フラジオ」と言って、本来の運指にはない音が入っています。ピー!っとかなり高い音です。ソプラノサックスの音域でしょうか。

フラジオはサックスでの活動を本格的に始めた当初、かなり練習してやっと出せるようになりました。しかしいまだに綺麗に出せないので、その後

“フラジオを出す練習をする”

のではなく、

“フラジオを使わない普通の音域で何でも吹く”

という方向性に切り替えました。




ところが今回はご依頼曲なので、どうしてもそこの高音域を使わなくてはいけなくて、ピィ~~!っと高いその一ヶ所のために何回も何回も取り直しました。

そんな裏話もありつつ、今作はギタースピンで有名な、あの暴れん坊将軍・インテリ先生が作詞作曲とは思えないほど、爽やかでピュアな歌です( ・∇・)

また、私はもう投稿サイトを利用していないにも関わらず、感想のお声を下さった方もいて、本当に嬉しい限り(´ω`)アリガト~~

この作品以降もトロフェンの新曲がupされてますので、そちらも併せてぜひお聴きください♪

音源は→こちら















さて、今作「Sparkle Stars」の楽曲ページでも先生が問題提起してましたが、私も元々、音源の投稿用に使っていたこのOKMusicという音楽サイト内で、最近様々な意見が飛び交っているようです。

正確には、最近飛び交い始めたのではなく、私を含めサイトを利用している(していた)ミュージシャン達が、以前から疑問を抱いたり、問題視していた事が、一気に吹き出てきたように思えます。

私は利用を休止している身なので、もうほとんどサイトへアクセスする事はなくなりましたが、今でも関わりのある方が作品を公開された時は、聴きに訪れています。

しかしこの数日、あまりに熱が上がっているようなので、飛び交うその“様々な意見”を少し拝見しました。外野席から眺めた感想としては、
主張したい事が皆バラバラ
なので、議論が進んだところでみんな噛み合ってない。
というのが正直な感想です。

ここでは私個人の勝手な思いを述べます。
事実上退会してるのと同然の分際で、何故それを書きたいか。
それは、OKMusicが好きだから…いえ、好きだったから、です。
大切な場所だったからです。
今でも感謝の気持ちがあるからです。

「OKMusicって何?おいしいの?」

という方には全く以てつまらない話ですので、ここまでで。ご興味のある方のみお付き合い下さい。











さて、外野席から眺めた感想の一つですが、皆様バラバラなその主張は、大きく分けるとこんなカテゴリです。




①運営や管理について運営側への意見(課金制度の是非含む)

②タグを他人が変えられる件

③カバーorオリジナル

④LOVE数や再生数とその意味

⑤複アカ問題







皆様のご意見を全て、また常時追いかけて見ているわけではないので、違っているかもしれません。
全てを舐め回すように見ている時間はありませんので、そこは御了承下さい。あくまで“外野席からの感想”です。

と、こんな風に、おおよそ5つのカテゴリについての意見が、同じスレッド内でぶつかり合っているように見受けられる為、正直なところ、どんなに議論が進んでいても、それについて全く的外れな返答が延々と飛び交っていたりして、全く埒があかないという印象。

なので、それぞれカテゴリ分けし、順番に進めてみます。













まず①の「運営や管理、また課金制度の是非について」です。確かにユーザー一人一人の力は微々たるものだとしても、訴える事は大事ですし、また、その時起きている問題に対して、ユーザーの声がきちんと届き、運営側が動く、動いた事は実際にあるようです。

これについてですが、わたくし日頃、企業に雇われている身なので、会社の方針・やり方に従うしかない、与えられた環境の中でやるしかないという考えです。
故に、OKMで言うと突然のバージョンアップや仕様変更、それが改善だとしても、改悪だったとしても、私はおとなしくそれに従います。

Windows10のアップデートも、有無を言わさず強制的に行われました。が、従うしかないのです。
iTunesもiPhoneも、バージョンアップして(されて)はアイコンの配置が代わり、いつもの機能が見当たらない!なんてのは、もはやいつもの事です。
我々ユーザーは、おとなしく従うしかないのです。
障害?不具合?どこにでも起きてます。いつまでもギャーギャー騒いでないで、おとなしく復旧を待ちましょうよ。専門家が今必死で直してくれています。

私たちは今の時代に、コンピュータの恩恵を受けて、インターネットという素晴らしいツールを使わせてもらえているんです。

という理由から、①について私からは
何の意見もありません。













次に、②の「タグを他人が勝手に変えられる件」です。











マジ!?誰得!?何のため!?
昔から!?知らんかった!










以上です。











ただ、問題とされているのは、悪意を持って相手のページのタグに書き込む方がいるらしい?という部分のようです。

そんなの昔はなかったのになぁ…。「昔」というのは、私がサイトを頻繁に利用していた頃、4年前当時でしょうか。

じゃあ一体誰が?何を書き込んだの?
そんなくだらない事に興味はありません。しかし、かつて無かった悪質な事が起きているのであれば、全体的なモラルの低下だったり、何かの原因はあるはずです。

誰が何を書いたのかはどうでも良い。
しかし、もしそれが本当に悪質なのであれば、ユーザーのモラルが低下している要因に着眼すべきではないかと思います。

また、ある方からは、それは悪意ではなく、投稿者への何らかのメッセージとして他人のタグ編集機能が使われているページを以前見た、と聞きました。それを、書き込まれた方が「悪意」と取るか、「助言」と取るかは、受け取り手次第です。





という事で、②の問題についての感想は
「へぇ~~。」
です。













③の「カバーとオリジナルの優劣」については、
どっちでもいいじゃん!
の一言しか…。笑

しかもそれは皆様共通の認識として、皆ミュージシャンですから、「オリジナルの良さ」「カバーの良さ」を、誰もがわかっています。それが何故か、「オリジナルじゃないと認めない」みたいな、何故か変な方向に話が進んで、誤解が生じ、無駄な論争になっているように見えます。
そしてそれを主張してる方が言いたいのはそうじゃない、というのは、私には十分理解できました。

おそらくオリジナルを主張してる意見は、カバーだとしてもオケは自作(=オリジナル)にしようよ、とか。カラオケ垂れ流しで「歌ってみました」は、これまでのOKMusicを振り返ると、なんとな~く違うんじゃないかしら?とか。プロアーティストの音源やカラオケをそのまま使うなら、著作権なり何なり考えようよ、などと、言いたいんじゃないかなと、捉えました。



よって、③の話題は、誤解から話が発展してしまっただけのようで、カバーとオリジナルの優劣を論争するなど、くだらない話です。














さて、④の「LOVE数、再生数」です。
気にする人は気にすればいいし、気にしない人はしなければいいだけの話で、ここも皆様共通認識のよう。

また、「聴きました」の意味でLOVEポチする人、「聴いた上でとてもよかった!」の意味でポチする人、「あとからゆっくり聴くためにポチして足跡を残しておく」人、「自分へのLOVEがたくさん欲しいから聴いてもいないのにひたすらポチしまくる」人。
みんなそれぞれ、いろんな使い方をしてるという認識も共通のよう。

でもやっぱり、自分の作品にたくさんポチッとしてもらえたら嬉しいし、たくさん聴いてもらえたら嬉しい。
たくさん再生されてる事が、再生数として目に見えると、さらに嬉しい。
そしてレビューまでもらえたら、もっと嬉しい。

みんな人間だし、ミュージシャンだし、ミュージシャンとしてのプライドもあるし、これらの数を「全く気にしない、無関心で見向きもしない」人は、少数派のはずです。

また、それらをもとに作られる「ランキング」などは、ミュージシャン同士切磋琢磨して、また次に、より良い音楽を作りたいという活力になるものですよね、



















本来は。
















その、数やランキングへの欲、執着が行き過ぎすぎた結果、起きたのが

⑤複アカ問題

ではないでしょうか?
これは私がOKMusicの利用をするに耐えなくなり、サイトをやめた理由の一つでもあるので、言及します。

複アカ問題とは、ひとりの個人が複数のアカウントを作って他人になりすまし、自分もしくは自分の贔屓にしているアーティストへ、複数のLOVEやレビューを投稿する事です。

ただ、これはOKMusicに限らず、どのインターネットサイトでも起こり得る事、起きている事であり、今さら珍しい事ではありません。

複アカの使い分けは、フェアに利用している場合と、フェアではない(=悪意やうしろめたさを伴って利用している)場合とがあります。


フェアな使い方とは、
「こういう目的で私は使い分けてるよ!」
と、正々堂々と言えることです。


逆にフェアじゃない使い方は、

・うしろめたさがある
・誰かを上げたい/誰かを落としたいという下心がある
・正当なやり方ではないと少なからず自覚があるので、公に言えない。認めない。

など。








私がサイトを積極的に利用し、楽しんでいた“昔”は、フェアじゃない使い方の話など聞いたこともありませんでした。もしかしたら、全くいないわけではないけれど、表立って見えてくるほど、それを行っていた人がいなかっただけかもしれません。

しかしある頃から、このアカウントはおかしくないか?というユーザーが、非常にわかりやすく、それを頻繁に行うようになりました。

そしてそれは、誰かが疑いをかけて、誰か一人から発信され全体に広まったのではなく、日々同じ疑問を感じている人が、自然と、徐々に増えていったのです。







複アカ問題に限らず、また、OKMに限らず、ある狭い社会の中での「公に口にしづらい行為・行動」は、バレてない、うまくやれていると思っているのは大抵本人だけです。

例えば、一番狭い社会が家族です。
家庭内での嘘や隠し事は、簡単にバレますよね?バレてない、うまくやれていると思っているのは本人だけです。

同様にOKMusicも、ユーザー同士の親睦がかなり深く、まるで家族のような、とてもとても狭い社会です。今までと違う事が起き始めたり、最近出てきた見知らぬアカウントは一体誰なのか?など、多くの人はすぐ気になる、気づくのです。

サイトの仕様上、AndroidやiPhoneからの利用ですと、そこまでの細かい把握は難しいのですが、PCからサイトに入りますと、おかしなアカウントの、おかしな動きは、容易に追跡できるそうです。

それらの確認が取れている上で、複アカ問題が浮上しているのです。そしてフェアじゃないやり方をしているであろう方は、①~④の問題提起については、きちんとした返答や意見があるのに対し、複アカ問題についての投げ掛けにはスルーなのも気になる点です。
なのでますます返答が的外れで、話が噛み合っていない。













私は以前から勘づいてました。
だからと言って、直接責めたり批判したりなどは行いません。
なぜなら、世の中のあらゆる物事は、私にとっての正が相手にとって不正だったり、相手の正は私には理解のできない不正だったりするからです。

今ここで私が述べている内容も、自分の正義や正当性を訴えているわけではありません。
「わたしはこう思ってます」
ただそれだけです。










複アカを使用する方法は、その方なりの、自分の作品を広めるための営業戦略なのでしょう。

営業戦略として活用し、実際それで結果が出ている。
手段はどうであれ、ランキング一位を取る目的は達成。
外野で誰にどう騒がれようと、結果オーライではないか?

ひとことで言えば
「別にいいじゃん。」
です。

私もぶっちゃけ、もう好きにすれば?と思ってサイトから遠退きました。遠退いた身として、実際どうでもいいです。

にも関わらず、なぜこの問題は、声を大にして訴えられているのか。












④で述べた事の繰り返しですが、以前は、ユーザー達みんなが、フェアな使い方で、フェアに投稿を楽しんでいました。

「ランキング上位になれた!嬉しい!」
「大御所に一位取られて悔しい!」
「さすがこの人の歌や音源は凄い!」
「次はもっと凄いのを作ろう!」
「次はもっと上手くなろう!」
「次はもっと良くしよう!」

ミュージシャン同士、切磋琢磨して、また次に、より良い音楽を作りたいという活力になる、素敵な場でした。これが本来の使い方、楽しみ方ではないでしょうか。







そこに複アカ利用者達が参入してきたら、どうなるでしょう。

フェアじゃないやり方で、故意に、自身を含む特定のアーティストを持ち上げる。そうすると、本来であれば、みんなに評価されるべき作品のランキングが下がります。

あるアーティストを意図的に持ち上げる行為。
あるアーティストを意図的に落としたい行為。

両方の出来事が、目に見えて起きている。
そんな投稿サイトを使いたいと思いますか?
私は思いません。
なので離れました。
戻る気もありません。
それが理由のすべてではありませんが。









このような、フェアじゃない行為の一つひとつ等が、モラルの低下に、サイト自体の質の低下に繋がるのではないか。ユーザー離れに繋がるのではないか。
大切な音楽活動の場が、今こんな状況になっている。
悲しい。虚しい。悔しい。
だから声を大にして訴え、吠えているのではないでしょうか。

だとすれば、それは悪意のある荒らしとは違うでしょう。そうするしか、直接当人達に声が届かないから、そうせざるを得ないのではないでしょうか。

そうせざるを得ないと捉えるか、やりすぎだと捉えるか、訴え方や訴える場が違うのではないか?過激ではないか?等、感じ方は人それぞれです。そこに焦点を当てると、またどんどん論点がズレていくので、ここでは触れません。













一部の方々が仰る通り、議論を繰り返しても何も変わらないでしょう。またある方の仰る通り、ご本人の目や耳に、聞こえてはいても、心に届く事はないでしょう。

ただ、はっきり言えることは、フェアじゃない行為は、とても恥ずかしく、滑稽です。フェアじゃない事をしている方が、どんなに音楽を熱く語り、御託を並べ、どんなに上手な演奏をされても、逆に私たちの心にはなにも届きません。なにも響きません。

わたしはその恥ずかしくて滑稽な様を目の当たりにしていた時期、インターネットの世界が嫌いになり、さらには音楽まで嫌いになる寸前でした。さすがにそんなくだらない事で、自分から音楽を失う事は避けたいと思い、その当時のネットでの活動は休止する選択をしました。
そして普段の活動場所は、ライブ中心にしました。

ライブになりすましは存在しません。
コピーロボットで観客を増やすことはできません。
成功も失敗も、その日の観客数も、ありのままです。
私はその世界の方がフェアで居心地がよいので、そうしました。

ネットの世界でなりすましをして楽しんでる方々は、これからもたくさんのファンと、心強いお仲間に囲まれて、たくさん評価やコメントを自分で増やして、引き続きそのように楽しめばいいと思います。

ただ、もしそれを続けるのであれば、それがとても恥ずかしくて滑稽であること、それによって同じサイトを利用している一部のミュージシャン達が、悲しい思い、悔しい思い、はらわた煮えくり返る思いをしていること、それによって離れていく人がいることは、自覚なさって下さい。

その上で、それぞれの楽しみ方で、音楽を続けられたら良いと思います。





















…という事で、なんだか重苦しいお話でしたので、最後は明るく楽しい曲を紹介して、締めたいと思います。

「コピーロボット」で思い出しました。

とりわけBメロの展開が秀逸で心にグッと来る、あの名曲
























「パーマン」です。