改めまして
ジュオスタレーションvol.3
「AFFECTION」
全公演終了しました。

観にきてくださった皆様、遠くから応援してくださっていた皆様、本当にありがとうございました!


さあ。どこからお話をしようかな。

まずは私の役から。
私の役は、
CIA、アメリカ合衆国中央情報局のシリア対策チームに異動となった新人諜報員
クロエ
でした。

{497DD544-0CFE-4280-95D9-AB1F9D906188}



クロエは自分の理想である「世界を平和にしたい」という想いから、チームのメンバーとぶつかり、悩み、そして自分の進むべき道を見つけ出しました。

それは
「戦争を全て終わらせる為に、私が全ての戦争を始める」
ということ。
クロエの選んだ道は、世界の悪者になることかもしれません。
でも、この道こそが世界のためだと彼女は覚悟を決めたのです。



観にきていただいたあなたには、クロエがどんな人に見えたのでしょうか。
正義のヒロイン?それとも悪に染まって堕ちていく女性?
どう見えたとしても、それがあなたの視点から見えたこの作品のクロエなのだと思います。

演じている私自身は、すっごく楽しかったです!
CIAの諜報員の役なんて滅多にできないので、最初はクロエが遠い存在だなあと思っていたのですが実はとても近い存在なんじゃないかなと稽古をするうちに思うようになりました。



{EE2D60F9-037B-40F7-94FB-10840B6C8BAD}

観にこられなかった方々が気になっているであろう白い手。

実は舞台美術でした。

場面によって、見えざる神の手にも、何かを求めている手にも、何かを手放してしまった手にも見える白い手。


すごく素敵な舞台美術だったなあ。


{1BC2EBF5-E4FD-4AF1-82CA-E3FBDDFF779E}

あるシーンの私は、このように手のひらしか見えない状態で手に向かってお芝居しました。
圧迫感が凄く怖かったのですが、そのぶん良いシーンになったと思っています。




さあ。
「AFFECTION」という作品は千秋楽を迎えて幕を下ろしましたが、この中で描かれた物語は、きっと今も世界のどこかで起きています。

観てくださったあなたの心の中に、この物語が残りますように。
そしてまた劇場でお会い出来ますように。

今回劇場に足を運べなかった方にも、今度は会えますように。


また劇場でお待ちしております。


クロエ役
齋藤明里



あかりったー
@akaritter0113


(aωa*)ノシ