恋の占い横丁 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)感想
プー太郎ゲイ×ノンケお巡りさん。槙野が部屋に上がり込んできたところから、次第に居心地のよさを感じて、身体もほだされて、離れがたくなるまでのじっくり育つ恋の過程にきゅんきゅんしました。それでいて詐欺師の犯人が槙野なのではと疑ってしまう葛藤に切なさもあり、そして槙野サイドも遊びのつもりだった西森に本気になってしまい自ら離れる決心をするのも切な可愛い。西森が流されているようで男前なところや槙野の長髪美形なのに変態なところも楽しい。
読了日:6月13日 著者:阿部あかね
あかないとびら (バンブー・コミックス 麗人セレクション) あかないとびら (バンブー・コミックス 麗人セレクション)感想
王道と逆行する三作品。どれも独特な関係性で絶妙なバランスが築かれていて燃えました。表題作は再会もの。後輩くんが潔いほどに先輩好きフェロモンダダ漏れで尚且つ大胆。素朴な見た目なのに男吸引体質なのも楽しかったです。二作目は受け攻めそれぞれの視点で見れて、その上でお似合いだと思わせる構成が巧い!ピュアでむっちりでストーカーな受けと、王子さまに見えて意地悪捻れた攻め、バランスの良いカップルになりそうです。最後の話は39歳の絶世の身売り美男。これからはとことん甘やかされて幸せになってほしい!
読了日:6月13日 著者:鈴木ツタ
イケズ彼氏の堕とし方 (ディアプラス・コミックス) イケズ彼氏の堕とし方 (ディアプラス・コミックス)感想
青年誌編集者×おパンツ漫画家。幸生がツンデレなようで早々に田中への恋心を自覚する素直さに好感度大です。自分からお誘いしたり襲いかかったり、開き直りが可愛くて頑張ってる姿が男らしくて爽快でした。そしてイケズな田中、無下にされたりツレなかったり、幸生を振り回してるようで実は幸生大大大好きなクールガイ。いつも余裕綽々な田中が必死に幸生を求めている姿がいいですね。他にも漫画家仲間とか出版社のパーティーとか取り巻く世界観も楽しくて素敵なお仕事ラブでした。
読了日:6月13日 著者:左京亜也
年下彼氏に迫られてます。 (あすかコミックスCL-DX) 年下彼氏に迫られてます。 (あすかコミックスCL-DX)感想
大人しそうな見た目をしていながらストーカー気質で絶倫わんこな小木くん可愛かったです。付き合って早々同居を提案する必死さと不器用さ。それだけ真木さん大好きでホロホロ涙を流す素直さも愛しい。そして真木さんもネガティブながら一途で健気。相葉キョウコさんの絵が美しいからほんと美人なんだな!と、フェロモンに惚れ惚れしました。弟くんも悩殺されちゃうのも納得。
読了日:6月13日 著者:相葉キョウコ
囀る鳥は羽ばたかない(3) (H&C Comics ihr HertZシリーズ) 囀る鳥は羽ばたかない(3) (H&C Comics ihr HertZシリーズ)感想
一つのセリフ、一つの表情、一コマ一コマが見応えがあって、4巻が出るまで何度も何度も読み返してしまうと思います。話の展開が言うまでもなく非常に上手いなぁと。ヤクザの思惑が絡み合い巻き込まれる中で、同時に百目鬼と矢代の想いが絡み縺れ合う。恋なのか、情なのか。さらに今までは矢代から百目鬼への一方的な口淫だったのが、3巻で逆になっている。いつも飄々とした矢代が、そこで身体も心も翻弄されている姿がたまりません。百目鬼のイ●ポが治りますように。
読了日:6月4日 著者:ヨネダコウ
凍る月 ~瑠璃色の夜明け~  (ラヴァーズ文庫) 凍る月 ~瑠璃色の夜明け~  (ラヴァーズ文庫)感想
8冊続いたシリーズの最終巻!獣人同士で殺し合ってきたのが一変、敵は人間。すべての獣人が無差別に迫害される立場へ。この巻で一番好きなシーンは光陽と巴の脱出劇。手錠をかけて監禁されたところで手首ごと包丁で切り落とそうとする巴ちゃん男らしすぎる。そして7階からのダイブ。餌が守られるだけでなく愛する獣人を守ろうと必死になっている展開が熱かったです。死闘が繰り広げられつつもハッピーエンドでよかった。銀のことは佐倉、幸せにしてあげてね。あと挿絵が大好きでした!受けはもちろん攻めも脇役も可愛くて魅力的。
読了日:6月4日 著者:夜光花
凍る月 ~七色の攻防~ (ラヴァーズ文庫) 凍る月 ~七色の攻防~ (ラヴァーズ文庫)感想
シリーズ佳境、そして銀が暴走の巻。3巻ぶりに主役の梁井さんと光陽がメインの話ですが、銀が突っ走ったり組織の面々が敵になったり敵味方入り乱れていて、はらはらしつつ飽きずに読めました。ただシリーズ通して交わりの場面が多いのでそこはサクッと…読み飛ばしてしまいました…。組織に単身で光陽が乗り込むシーンが好き。相変わらず向こう見ずで、でも一生懸命な姿と巴という同志との出会いに癒されました。雄と本能の入り乱れた獣人の中で、巴ちゃんはとても癒し。
読了日:6月4日 著者:夜光花
口元に赤いのついてます (あすかコミックスCL-DX) 口元に赤いのついてます (あすかコミックスCL-DX)感想
血を吸った吸血鬼がトロトロになってるのがたまりません。物腰の柔らかさとかオールバックな容姿とか長年の恋心とか全てがツボ。さらにハンターと吸血鬼という殺し合うはずの立場ながら、吸血鬼は肉奴隷を志願するし、ハンターは殺したくないと思っちゃうし、特別な関係性にときめきました。そして2丁目さんの作品にはさらっと気になる脇役が出てくるのも魅力。人狼な太郎が豆柴の姿でやんちゃそうなお兄さんのところに通ってるのがなんだか、イイ!発情期を迎えてどうなるのか最高に気になります!他もどれも楽しくトロ顔の素敵な短編集でした。
読了日:6月2日 著者:山田2丁目
山田くんと田中課長 (花音コミックス) 山田くんと田中課長 (花音コミックス)感想
6年半前から始まったやまたな、1ページ漫画がこうして分厚い一冊になる日が来るなんて、感無量です…!課長の一生懸命さや健気さや端々で山田への恋情をチラつかせる様が非常に可愛く……胸ポケットで飼いたいです。小さいもの大好きだから自分も小さくなってしまったんですね。そしてクールな山田、無表情で「課長苦手です」なんて言いながら甲斐甲斐しくお世話したり、時折焦ったり笑ったりしていて…好きじゃないとこんなに大事にできませんよね。最後には山田も独占欲を見せて、恋人ではなくても特別な関係性の二人を見れて胸がいっぱいです。
読了日:6月2日 著者:夏水りつ
山田と少年 (Canna Comics) 山田と少年 (Canna Comics)感想
ほわほわ…癒されました…。クリスマスの夜に道端で倒れてる少年を拾った山田と、そんな山田の人間味に惹かれる少年千尋。山田のくたびれた感じが非常に良かったです。ボサボサの髪、ヒゲ、部屋は汚い、それでいて包容力があって悩み多き千尋を「大丈夫」と包み込む姿にきゅんきゅん。そして千尋くん、可愛すぎる。学校では普通の男子として生きつつ、心には乙女を抱えている。バレンタインとかのイベントごとが好きだったり可愛いもの好きだったり、言動の端々から乙女が滲み出ていて、それが嫌な女々しさではないので、とにかく愛おしいです。
読了日:6月2日 著者:三田織
黒執事(21) (Gファンタジーコミックス) 黒執事(21) (Gファンタジーコミックス)感想
ドイツの森の中、めくるめく脱出劇。しきたりや魔女といった非科学的なものと毒ガスや戦車といった科学的なものとの対比が鮮明です。そして脱出劇、使用人たちの強さも圧巻だけどやはりセバスチャンが助けに来てからの安心感はさすが、あくまで執事。でもやっぱり今回は、フィニが名前をもらうシーンの可愛さ、そして田中さんが剣を抜くシーンのカッコ良さが見所。最後、ヴォルフは切ないけど死ぬとは思ってた!
読了日:6月2日 著者:枢やな
王子の帰還 (ミリオンコミックス) (ミリオンコミックス Hertz Series 77) (ミリオンコミックス  Hertz Series 77) 王子の帰還 (ミリオンコミックス) (ミリオンコミックス Hertz Series 77) (ミリオンコミックス Hertz Series 77)感想
表題作が可愛かったです!昔おでぶだった幼なじみが再会するとスレンダーな王子様になっていて……。キラキラ王子様なのに甲斐甲斐しくて受け大好きで残念なイケメンなところが楽しかった。受けも劣等感と支えられる喜びとの間で揺れる姿がいじらしくて!他二作品は初々しい高校生もの。メタモルフォシスの不思議ちゃん攻めが可愛かった。
読了日:6月2日 著者:ぢゅん子
君によりにし  (ミリオンコミックス 22 Hertz Series 54) 君によりにし (ミリオンコミックス 22 Hertz Series 54)感想
少し切なくも優しい空気感の漂うお話でした。表題作が父親の葬儀で会った男に、父親の身代わりで身体を重ねる話。今どきの若者と、愛する男を亡くし感情も押し込めた男、二人のやりとりがしっとりした雰囲気とマッチしてました。二編目は再会ラブ。攻めの新太が受けへの長年の恋心を隠しきれてない感じが可愛かったです。
読了日:6月2日 著者:木下けい子
らぶ(ハートマーク)モンスター (あすかコミックスCL-DX) らぶ(ハートマーク)モンスター (あすかコミックスCL-DX)感想
大学生と高校生の話が二編と、医学部生の話が一編。二作目の短髪わんこ攻めが好きです。性悪な受けを丸ごと受け入れる包容力!そして医学部生の眼鏡攻めも可愛い…インテリツン眼鏡がと見せかけて、実は受けちゃんに片想いしてて手作りケーキ作ってアピールしちゃうギャップに萌えました。さくっと読める一冊でした。あと絵がすっきり読みやすくてとても可愛いです。
読了日:6月2日 著者:三尾じゅん太
花のある生活 (新装版) (ビーボーイコミックス) 花のある生活 (新装版) (ビーボーイコミックス)感想
やはり門地さんの描く芋の子可愛い。そしてお芋に振り回されるイケメンも可愛い。表題作はスキー部の先輩後輩で、気づけば同棲しててお尻に指を突っ込まれていた話。女が途切れたこともなく口の悪い先輩が五百川に恋をしてからは、手順を踏もうと必死になったり脳内で妄想繰り広げてたり振り回されっぱなしなのが楽しい。表題で癒された後のダーク門地さん。監禁ものと失恋先生。監禁物は解放されたあと、再び囚われに川べりに行く場面で終わるのがなんとも印象的でした。
読了日:6月2日 著者:門地かおり
私がモテてどうすんだ(5) (講談社コミックス別冊フレンド) 私がモテてどうすんだ(5) (講談社コミックス別冊フレンド)感想
六見先輩はいつもほわほわしてて唯一恋愛にバチバチしてないキャラでしたが、自分の気持ちの揺れに頭を悩ませ恋心を自覚するに至るとは。花依ちゃんを取り巻く四人のメンズは四人の間でバトってると思いきや今回は結託して新たな恋敵に挑んでて、なんだかんだ仲良しですね。個人的には、これだけキャラいるんだから一組くらい本物のBLカップル誕生すればいいと思って…ごほんごほん。
読了日:6月2日 著者:ぢゅん子

読書メーター

お久しぶりです!春アニメが終わっていまだ放心状態です。

6月の読メまとめます~




2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:3585ページ
ナイス数:315ナイス

ひかげの薔薇 (ハーレクイン・ラブシック) ひかげの薔薇 (ハーレクイン・ラブシック)感想
実業家社長と、そんな破格の金持ち御倉に月100万で囲われる愛人、陽。あらすじを読んで昼ドラ的どろどろ展開を身構えていたのですが、二人が愛人であると共に対等なパートナーとしても素敵な関係を築き上げていたので安心して読めました。それに終始陽にめろめろな御倉がどんどん可愛く見えてくる不思議。傲慢ではあるけど、心から陽を愛してて陽が心の支えになっているんですね。同時に囲われ者の陽も女々しいわけではなく明確に自我をもってパートナーとして御倉を想っていて、素敵な共依存でした。これからの秘書生活を応援したい。
読了日:6月24日 著者:鹿住槇


小悪魔カレシ (ドラコミックス) 小悪魔カレシ (ドラコミックス)感想
美少女顔男子×三白眼男子。可愛くピュア天使だと思っていた恋の相手が実は元ヤン小悪魔だった…!ハルはショタっぽい見た目なのに亮太より体格が良くて亮太をものともせず押し倒す腕っぷしというギャップがすごい。性格を騙していたのも全て亮太が好きゆえ、恋心ゆえだと思うと三年も続けてきた執念に脱帽。最後大人になった二人、ハル色男に育ってますね!幸せに同棲してくれてるようでなによりです(*´ω`*)亮太のトロ顔も可愛かった。
読了日:6月17日 著者:野々宮ちよ子


制服の愛人 (ハーレクイン・ラブシック) 制服の愛人 (ハーレクイン・ラブシック)感想
攻めが、いたいけな高校生をムリヤリ愛人にして囲い込むロクデナシ。ですが最後はちゃんと身を引いて誠実さを見せているし、臆病になりすぎて逆に優斗を欲求不満にさせているところが可愛くて癒されました。愛人という背徳感のあるワードを使いながら結婚するほど互いにメロメロでアイス半分こしていたりしてハッピーエンドにほっこり。特に、俊之から離れた優斗が、本当は囲われていたかったと白状する遊園地のシーン、胸が締め付けられました。俊之の全てを理解して導く弁護士、大辻さんほんといい人!
読了日:6月17日 著者:鹿住槇


となりのワカゾー (B`s-LOVEY COMICS) となりのワカゾー (B`s-LOVEY COMICS)感想
今どきのチャラ男×もっさり眼鏡な天使受け。家庭的で猫が大好きでゲイで自分からフ●ラする大胆さを持っていて実はロックバンド好きな新木さんがもう…もう…天使です。そして相手の若者・干潟くん。不誠実な恋愛遍歴を持っていたり嫉妬でキレたりしつつも、新木さんに自らアプローチして歩み寄る姿が青くさく可愛かった。新木さんの誠実さを受けて真っ直ぐ素敵な大人に成長してくれそうです。最後シロヒゲ視点の甘々な二人に最高に癒されました。
読了日:6月17日 著者:沢マチコ


泣かしてみたくなりました (アクアコミックス) 泣かしてみたくなりました (アクアコミックス)感想
ノンケ×ゲイが二編のリーマンラブ。表題作は「イイ身体!好み!」から始まりつつも相手がノンケだからこその「女には勝てない…」という葛藤を抱えてすれ違うのが切な萌えました。そして後半は再会もの、片想いをこじらせすぎたピュアゲイ。意識してだけど敦に手を払いのけられた時のトキさんの内心を思うと……可哀そうで胸が締め付けられました。イチゴ大福の下りが可愛かった。敦、とっくにトキさんのこと大好きですね!
読了日:6月17日 著者:ロング


カーストヘヴン1 (ビーボーイコミックスデラックス) カーストヘヴン1 (ビーボーイコミックスデラックス)感想
人間の醜さが全面に描き出されたBL。ボーイズラブ……ラブ?ラブある?ってところで1巻は終わってますが主従と下剋上を繰り返す歪んだ教室の中で、刈野と梓の関係がどうなっていくのか楽しみで目が離せません。それにしても刈野の豹変ぷりにゾっとしました。そんな傍ら、あゆむ編は、癒しです。久世もこのあと豹変するんじゃないかとビクビクしつつジョーカーをあゆむに譲る場面にはときめきました。どうかあゆむくんが屈託なく笑える毎日が来ますように。
読了日:6月13日 著者:緒川千世


肉食 龍ちゃん (ビーボーイコミックス) 肉食 龍ちゃん (ビーボーイコミックス)感想
○食シリーズ6作品!私のお気に入りは偏食賢ちゃんです。賢ちゃんの体がどんどんオンナに作り替えられていきつつ嫉妬も芽生えつつで可愛かった。メンズランジェリーも美味しい。最後の写真はまさに王と姫でした。美しい……!草食の奥手わんこ×男前な幼なじみのガッツキラブも見ごたえありでした。そして特に笑ったのは飽食清ちゃん、遅漏×不感症というファイトで不感症が挿入と同時に治るミラクルに拍手を送りたくなりました。ロングスパンな戦いも見処。
読了日:6月13日 著者:環レン


あなたをひとりじめ (バンブー・コミックス 麗人セレクション) あなたをひとりじめ (バンブー・コミックス 麗人セレクション)感想
オヤジ受けと髭と肉尻肉乳のオンパレードな短編9作品!濃厚濃密雄臭さ2000%…………。内田かおるさん作品はもはや内田ブランドといいますか、特有のBL観が構築されていますよね。今回は特に男やもめと雄尻に虜になる若者が多かったかな。やはりお気に入りは表題作。生徒×先生が両想いで素直に好き好きし合ってるのが愛しいです。
読了日:6月13日 著者:内田かおる


くぐもったドラム (ハーレクイン・ラブシック) くぐもったドラム (ハーレクイン・ラブシック)感想
舞台は19世紀ドイツ。海外のM/M小説の超訳。軍隊もので記憶喪失もの。二人がラブラブで逃避行しようという場面から始まり記憶喪失でどん底に突き落とされるので起承転結が起転転転結のような……すれ違いと誤解が切なかったです。でも全編受け視点でなく受け攻め視点が交互に書かれていたので攻めルドルフの苦悩もわかりそう節操なしと思わず済みました。美しく引き締まったマティアスとダンディで高潔なルドルフ。記憶を超えた二人の愛を見届けられてほっとしています。
読了日:6月13日 著者:英田サキ
ディアプラス・スイート Dear+sweet vol.1 ディアプラス・スイート Dear+sweet vol.1
読了日:6月13日 著者:


あーちゃんはそばかすっコ (ニチブンコミックス) あーちゃんはそばかすっコ (ニチブンコミックス)感想
美少年あーちゃんが好きになった相手にだけ不細工に見える呪いをかけられるというトンデモ設定!遠慮なく不細工に描写してくれてありがとうございます先生。ナルシストでポジティブで反発も多いけど自分をしっかり持ってるところは見習いたい……。あーちゃん強い子……。それでいて恥ずかしがりで毎本に赤面してるお不細工なあーちゃん可愛かったです。毎本はイケメンすぎて眩しくてこれからもっと人間臭くなってほしいです。幹夫も突き抜けた不思議ちゃんだったけど目を離せないというか可愛がりなくなる名脇キャラでした。
読了日:6月13日 著者:九重シャム

クレイジーな彼とサバイバーな彼 ~嘘と誤解は恋のせい~ (花丸文庫) クレイジーな彼とサバイバーな彼 ~嘘と誤解は恋のせい~ (花丸文庫)感想
これほど突き抜けた笑撃作を読むの初めてで「やばい」「すごい」しか出てこない!また一巻に引き続きマイナス思考の結哉が色々悩んで和久井と一波乱あるのかな?と身構えていたら予想を斜め270度に裏切られた。二人は完全なるバカップルと化していた。和久井さんー…!!それでいて二人を覗き見する騎一と尚のやりとりが楽しくて、騎一かっこいいし尚が可愛いし……しっかりときめきもあって憎い(〃ω〃)ンパヤホゴンゴみたいな感じです。
読了日:3月22日 著者:小林典雅
妄想ワンルーム (Canna Comics) 妄想ワンルーム (Canna Comics)感想
エロ漫画家×ヒモ男。強引攻めに見えて、実はずっと密かな片想いをしてて、エロ漫画の主人公に好きな子の名前つけちゃう青臭いところがあって可愛かった。後半の幼馴染みの話もよかった。まさに大型犬×小型犬。なついたり盛ったりワフワフし合ってる二人にきゅん。個人的な理想は、小犬受けが急成長を果たして男前になって大型犬を押し倒す日が来ること。つまりこの二人にはリバってほしい!
読了日:3月21日 著者:海行リリ
恋愛スイッチ (CITRON COMICS) 恋愛スイッチ (CITRON COMICS)感想
「股ぐらに君の頭を埋めたいと思ってる」……恋愛体質の中村×不器用堅物な井上がツボで笑いが止まりませんでした。陰毛頭の若者の恋する姿を目で追いかけているうちに自分が恋しちゃった三十路の井上。赤面顔がたまらなくキュートです。そして初デートに浮かれすぎてファッションショーしたり初開通のためにラブホに直行したり……ぶっ飛んだ思考回路が可笑しくて愛おしかったです。他二編は陰険なおじ様方とぞっこんな若者たちの恋模様、独特な語り口が楽しくてでりこ節に魅了されました。
読了日:3月21日 著者:彩景でりこ
青いぜ! 春 (マーブルコミックス) 青いぜ! 春 (マーブルコミックス)感想
初々しさが眩しくて胸がときめきっぱなしでした。表題作は一見まじめっぽい男と一昔前の短ランリーゼントの不良男。ヤンキーなのに弟想いだったり女の子にも優しかったり笑った顔や赤面顔が可愛かったりする小山田ギャップ萌え!と同時にヤンキーを好きになってしまって恋心に右往左往する山本がまたピュアで可愛かった。オムライスで胃袋掴む話とバンド男と真面目君の音楽超しの恋も可愛くてきゅんきゅん。
読了日:3月21日 著者:ナカマチ
メイクラブ、メイク未来 (スーパービーボーイコミックス) メイクラブ、メイク未来 (スーパービーボーイコミックス)感想
ラブエロな短編集。どの作品もイケメン攻め×可愛い受けという絶対的なテンプレートを守りつつバリエーション豊富!どれも甘甘かと思いきやSM監禁ものも1作あって新境地を見ました。表題作の現在の攻めと未来のおじさま攻めとの3Pはエロ楽しかったです。パンティの話もピュア若様の話、巫女の話に背を伸ばしたい話もショタ感満載で可愛かった。作者様はきっと女の子みたいな男の子が好きなんだなぁ(*´∀`*)
読了日:3月21日 著者:南条つぐみ
スウィートチェリーバイブ (ジュネットコミックス ピアスシリーズ) スウィートチェリーバイブ (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)感想
表題作の幼馴染ものが可愛かった!絶倫天使×天使を夢見る受け。幼き頃天使のような愛らしさだったお馴染みがいつの間にか逞しい筋肉をまとった美男子に!ピュア天使とかけ離れた肉食獣っぷりに笑いました。そしてやはりガラスさんはデフォルメ絵がとにかく可愛くて、小さい頃のやりとりにもきゅんきゅん……。バンドの話と監禁ものは仄暗さ漂うガラスさんの真骨頂でした!再会監禁ラブの攻めの歪んだ一途すぎる愛、胸に迫るものがあり切なかった……。
読了日:3月21日 著者:日野ガラス
飴とキス (H&C Comics/CRAFTシリーズ) 飴とキス (H&C Comics/CRAFTシリーズ)感想
じわじわと沁みてくるような萌え。非の打ち所がなさそうな王子様攻めと、自分に自信のない地味っ子受け。「顔が良くない」なんてバッサリ言いつつも、そこはかとなく滲み出てくる前田くんの可愛さにきゅんとしました。可愛いと言っても男らしく欲求不満になったり面倒くさい悩みでぐるぐるしたり人間らしさが全面に出ていたのでますます好感が持てた。楊井さんもキラキラしながら「前田くん好き!大好き!」な一途さが素敵。最後甘々な二人にほっこり。
読了日:3月21日 著者:秋平しろ
隣人はドアを叩く (ディアプラス・コミックス) 隣人はドアを叩く (ディアプラス・コミックス)感想
はんなり関西弁でほっこりした気持ちになれる癒し系BLでした。お隣さん同士のお笑い芸人×堅実サラリーマン。胃袋掴まれてるワンコ攻め功平さん。陽気で絶倫だけど、それでいて包容力のある年上らしさも兼ね揃えていて素敵でした。戸並くんも地味なようで真っ直ぐな性格や恋心を自覚したときの表情がたまらなく可愛かった。下村さんは当て馬なんだけど最終的にとっても良い人だったので新たな「攻め様」に優しく愛されてほしいなと思いました。原作が小説だからか設定や展開が細やかでリアリティもしっかりあって楽しめました!
読了日:3月19日 著者:麻生海
皇帝と盗賊 (プラチナ文庫) 皇帝と盗賊 (プラチナ文庫)感想
神を題材としたファンタジーBL。表紙からダークな雰囲気が漂っていますが、とっても読了感が良く幸せな気持ちになれる3Pラブでした。まず攻めが双子で!盗賊で!雄々しく逞しい頼りになる男たち!双子同士離れたら死んでしまうという秘密にも、実は神様だからという事実にも驚かされ燃えました。3Pも競い合いつつ一心同体で「二人で一つ」な様子がとても微笑ましい。さらに受けが両性具有であることで萌を最高潮に昂めていました。シエラは女性器を持ちながらも神々しく皇帝として我を通していて、非常に愛らしく好感が持てました。
読了日:3月19日 著者:神楽日夏
先生は言葉攻めがお好き (スーパービーボーイコミックス) 先生は言葉攻めがお好き (スーパービーボーイコミックス)感想
可愛くショタらしい受けちゃんのオンパレードでした。そして受けちゃんたちが皆淫乱で、しかも自分が淫乱なのをわりと自覚している。「○○したら淫乱だってバレちゃう><」って悩む受けちゃんってなかなか見ません!そして表題が官能小説家を題材にしていることもあってか、喘ぎ声のレパートリーがたくさんあって楽しかったです。
読了日:3月16日 著者:南条つぐみ
愛しのネコ耳リーマン (POE BACKS/Babyコミックス) (POE BACKS Babyコミックス) 愛しのネコ耳リーマン (POE BACKS/Babyコミックス) (POE BACKS Babyコミックス)感想
45歳おじさんのケモミミ尻尾パラダイス。そしてお手製のケモミミ片手に襲いかかってくる年下ワンコ攻め。ケモミミの攻防とほだされていく過程が楽しかったです。お気に入りの場面は動物ふれ合い広場でのやりとり。鈴寺は本当に動物好きで仕方ないんだね。こんなに好きなのに触れないのは切ない……これからは思う存分松田をもふもふしてください。但し松田の歳を考えて絶倫もほどほどに!
読了日:3月15日 著者:ぴい
妄想の指先はバラ色 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX) 妄想の指先はバラ色 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)感想
これは壮絶に可愛かった。最初の導入が巧い!愛須のことを「イラつく人」と言いながら実は高校時代から卑猥な妄想が止まらない相手だった外角。そして素直じゃないけど顔に「外角好き好き」って全部書いてある愛須。真っ赤になってとろとろになって外角にされること全て嬉しそうな愛須が可愛くて仕方がありませんでした。バイブに名前付けちゃうって、どんだけ好きなんだー!笑う猫~は先生に生徒が翻弄されっぱなしなのが面白かった!ナイスわんこ攻め。奮闘する若者が眩しかったし伊井も艶エロ可愛かった。
読了日:3月15日 著者:山田2丁目
犬ほど素敵な商売はない (SHYノベルス164) 犬ほど素敵な商売はない (SHYノベルス164)感想
殺伐とした過去を抱えサバサバとした性悪男に育ったユキが、「犬」になっていく姿に猛烈に興奮しました。ご主人様と犬と言うとどこかSMらしさを漂わせますが、この話はそうではなく…本当に飼い主とペット。四つん這いで這い、ボールを拾って、犬食いして舌先で水を飲んで……どんどん轡田に囚われて犬と化すユキ。そこから次第にご主人様への独占欲や愛情を抱いていく過程にどきどきしました。轡田も独占欲の塊で、愛に飢えたユキと本当にお似合いだ。これからは「人間」同士としてたっぷり束縛し合ってください!
読了日:3月10日 著者:榎田尤利
O.B.2 (EDGE COMIX) O.B.2 (EDGE COMIX)感想
「結婚してください」…男同士という次元を超えて、佐条が発した一言は、自然にすとん、と胸に落ちてきて、じわじわと感動が広がりました。草壁と佐条が寄り添って幸せそうに笑っていると、こちらまで幸せになれちゃいますね。そして先生と響のお話、プリンを受け取ってくれない…って泣くなんて、あんな厳つく無気力気な見目をしているのになんて可愛いんだ響…!プリンのように甘い二人の日々がずっと続きますように。そしてソラノ、いい男になったね!そんなソラノと傍にいて、ハラセンが少しずつ正直に、前向きに変化していてよかった…!
読了日:3月4日 著者:中村明日美子
O.B.1 (EDGE COMIX) O.B.1 (EDGE COMIX)感想
BLはファンタジーなのだけど、明日美子先生の描くBLはどうしてこんなにもリアリティがあって「生きてる」んだろう。城ノ崎視点の話が好きです。京都弁いいなぁ!佐条という男の魅力に呑まれる経過がありありと伝わってきて、城ノ崎くんと一緒にこちらまで佐条の美しさに骨抜きになりました。そして草壁と佐条の遠距離恋愛にもほっこり。レポートしてる佐条にそっと寄り添ったりグラタン作ったりな草壁、いい男!先生と響の話も好き…;;プリン…;;コマっちゃんにもダメ男との苦々しくも甘酸っぱい恋の記憶があったんだなぁ。
読了日:3月4日 著者:中村明日美子
海賊王の死 ~アドリアン・イングリッシュ 4~ (モノクローム・ロマンス文庫) 海賊王の死 ~アドリアン・イングリッシュ 4~ (モノクローム・ロマンス文庫)感想
ああ…エクセレント…マーベラス…です…。事件解明が淡々と進んでいるように見えて、どんどん場所も人物も動くから飽きる暇もなく。一人称で進む地の文が楽しくて仕方なかったです。アドリアンとジェイクの不器用で焦れったい恋路も、溢れ返る二人の気持ちが玉手箱を開けたように一挙に押し寄せてきて胸が締め付けられました。決別の苦しみで刺々しくなり心身ともに疲弊しているアドリアンが痛々しくて、それでもジェイクの前でだけ気を許して本音を曝け出す姿がどこまでも可愛い。最後、「意味があるか?」の問いかけとアドリアンの涙が印象的です
読了日:3月3日 著者:ジョシュ・ラニヨン
やじるし (シトロンコミックス) やじるし (シトロンコミックス)感想
濃厚かつ歪な愛が詰まった短編集でした!表題作やじるしは攻めがほんと下衆いけど最後意図せず振り回されていてざまぁです(笑)受けちゃんにもっと骨抜きになってしまえと思いました。「ひきずる音」も「歪みはじめ」も「痴漢発見」もぞっとするほどの歪みっぷり。一方的なやじるしが楽しかったです。それを思うと変愛の二人は新たなシチュエーションを見いだしつつも同じベクトルで愛し合っていて素敵カップル。攻めが振り回されてるようで先生も大好きなんですね!「れいの男」のギャグとオチにも癒されました。
読了日:3月1日 著者:はらだ

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