Q. 鶴舞う かたちのー?

Q. 鶴舞う かたちのー?

ベトナムのハノイからポルトガルのリスボン目指してユーラシア大陸を横断してきます!

Amebaでブログを始めよう!

ネパールのカトマンズから

トレッキングに行くためにポカラに向かう前日に、ある男の子に会いました。



トレッキング会社に向かう途中で道に迷って、その人に尋ねました。

それでその人が会社に電話してくれて、会社の人が迎えにきてくれることになって、待ってる間ちょっと話をしてました。



それで


私が大学で何を勉強してるかを知ったその人が、

私に「神様を信じてるか?」ってきいてきました。



私は特定の宗教はもってないけど、神様は信じてるので「信じてる」と答えました。


そしたら「なんで信じてるのか?」って理由をきかれました。


「信じたいから信じてる」って答えました。


そしたら今度は「なんで信じたいのか?」ってきかれました。



そこで返答に詰まりました。





私はその人に神様を信じてるか聞き返しました。


その人は信じてないそうです。


「自分は人間のポジティブな感情を信じてる」って。




これ聞いたときは、ただ単に面白いなって感じただけだったけど、トレッキングに行ってなんだか納得しました。




トレッキングで体調崩して、山下るかってなったとき、

ガイドも頼りにならないし、しんどくなったときに

支えになったのは他のトレッキングに来てるツーリストの人たちでした。



お腹壊した私に、トレッキングの足をとめて手のマッサージしてくれてお茶くれて、

励ましの言葉かけてくれた人とか、

道中で再会したときに元気に声かけて、再会喜んでくれた人とか、

目的地まで一緒に行ってくれた中国人たちはみんな楽しくて

ほんと元気もらいました。



トレッキングしてる人の多くが、すれ違うときに挨拶してくれるんだけど、

元気よくしてくれると、まだまだ頑張ろうって思えました。





他の人のポジティブな感情に触れると元気がでる。



なんだか普通のことなんだけど、トレッキングしてる間

カトマンズで会ったその人の言葉をよく思い出してたな。



ちなみにその人ナルトを読んでるらしく、

「ば~か~」ってめっちゃ言われました。


だから

「ば~か~はおまえだ~」って言っときました。



トレッキング終わったらまた会おうって言ってくれたけど、結局会いに行けなかったな。




ポジティブな感情はもらうものでもあるし、あげるものでもあると思います。

ポジティブな感情を人からもらいたいって思うなら、自分からもあげないとですよね。


常には難しいけど、あげられるときにあげようと・・・そう思います。


・・・・



はい。





ネパールのこと書いてますが、リアルタイムではチェコのプラハにいます。


明日はパリに向かう!


ベトナムで出来た友達と数か月ぶりに再会します!








インドから脱出して、ネパールはだいぶ穏やかになりました。


それでも ちょっとヒヤッとしたこともあります。





ネパールのパシュパティナートに行ったときチケットが思ったより高いうえに、


そこまで見るものもなさそうなんだよだな~、でもせっかく来たしって思った私はチケットのディスカウントを要求しました。




すると、チケットオフィスの横にいた人が300ルピーでオッケイだ(チケットは500ルピー)って私を違う道に案内してくれました。




確かに火葬場は外側から見れたのですが、何のお寺も見てないしちょっと外側歩いてきただけなので、

私は支払をしぶりました。


だって全然中見てないんだもんー



なーんか嫌な予感してたけど、たぶん勝手にガイド始めてお金を要求してくる類の人ですね。



そこでちょっと揉めて、その人はセキュリティーの人呼んでくるから500ルピー払えって言って立ち去りました。






んーまじかー、どうしようかな~って2・3分考えた後、















逃げたよね。



その人がいない間に走って逃げました。





後で地図確認したら敷地内には入ってたので払うべきだったのかもしれませんけどね 笑


でもさ、そしたらチケットなくても入れることになっちゃうじゃん!




そのあと、走って逃げた足でボタナートという有名な場所に向かいました。


有名な場所だけあって人がいっぱいいて、運のいいことにチケットオフィスに誰もいませんでした。




そしてノーチケットで入ることに成功しました。




調子こいた私は次の日パタンという場所に行ったときも、

ノーチケットで行けるんじゃないかと考え、試みました。




そして成功!




かと思って長居してたらセキュリティの人に「チケットもってるのか?」


って見つかっちゃいました。


「ううん」


って正直に白状し、チケット売り場まで連れていかれました。


もうちょっとさくっと回ればノーチケでいけたんだけどなぁ。




やっぱり然るべきお金は払うものですね!




けっこう適当なネパール。




実はトレッキングから戻るバスで、入域許可証のチェックポイントだからパーミッション貸してってバスの人に言われたんだけど、バスが狭すぎて自分のやつをバックから取り出せなかったんですね。



入域許可証がないとトレッキングは続けられないって注意も受けた とっても大事なもののはず。



「持ってないのか?!」って言われて、


「持ってるよ!でも探せないんだって!・・・あー私の分は秘密にしといて!」


って言ったら、その人普通にバス降りて、受け取れた他のツーリストの分だけ持ってチェックポイントをやり過ごしました。





「ありがとう」って言ったら


「俺の親父はポリスだー」ってネパールジョークを飛ばされました。




そのあと、バスに軍の人が乗ってきて、


さっきのバスのおっちゃんが


「エクスキューズミー、マイファーザー カミング」


ってまたネパールジョークを飛ばしてきました。





まったくー


捕まえてみやがれ~ (゜-゜)笑





Q. 鶴舞う かたちのー?





バングラデシュにいたときに、大学に案内してくれた方たちがいました。

その人たちの友達が大学の教授で、私に紹介してくれました。




私が行ったのはラジシャヒ大学というバングラデシュで2番目に大きい大学らしいです。



大学はめちゃめちゃ広くてほんの一部しか見れなかったんだけど、

構内にあるいくつかのモニュメントを見せてもらいました。

パキスタンとの戦争の時の慰霊碑とか、パキスタンへ対抗したときの象徴となってる像がありました。

大抵のバングラデシュの大学にはこういったモニュメントがあるそうです。






Q. 鶴舞う かたちのー?





それで その教授が私にパキスタンとの戦争のことを説明してくれたんですが、

恐ろしいなって思ったのが、私たちは今もなおパキスタンの人たちを嫌ってるって言ってたことです。



バングラデシュの人たちをひどいめに遭わせたからって。


理解できないわけじゃないんだけど、ただ大学の教授が言ってるのが怖いなって思ったんです。



人に物事を教える立場の人でしょ?


これからもそういう思想が続いてくんですかね?



過去のことだからっていう理由で簡単に片づけられるものではないのはわかるけど、

単純に怖いなって感じたんです。





その人たちが私を大学に案内してくれたのは、たぶん私が日本人だからっていう理由もあると思います。


ルプシャ橋という橋がクルナという場所にあるんですが、それは日本の援助で作られたそうです。


他にも日本はバングラデシュにいろいろ援助してるから、日本は良き友達だって、中国もそうだって、


その人は言っていました。



なんだか複雑でした。








戦争の博物館や慰霊碑ってどこに行ってもあるけれど、


それはもう2度と同じことが起こらないでほしいっていう願いのもとに作られてると思ってた。


戦争の憎しみが続いてくなら、戦争っていつ終わるんだろう。


忘れないためのモニュメントなら、これから生きてく人たちが平和に暮らせるようにって


思いを込めて建っていてほしいです。








Q. 鶴舞う かたちのー?



写真撮るぞーっ!て言ったら、わきゃー!!って集まってきた子供たち。

みんなどんな大人になるんだろうなー