ネパールのカトマンズから
トレッキングに行くためにポカラに向かう前日に、ある男の子に会いました。
トレッキング会社に向かう途中で道に迷って、その人に尋ねました。
それでその人が会社に電話してくれて、会社の人が迎えにきてくれることになって、待ってる間ちょっと話をしてました。
それで
私が大学で何を勉強してるかを知ったその人が、
私に「神様を信じてるか?」ってきいてきました。
私は特定の宗教はもってないけど、神様は信じてるので「信じてる」と答えました。
そしたら「なんで信じてるのか?」って理由をきかれました。
「信じたいから信じてる」って答えました。
そしたら今度は「なんで信じたいのか?」ってきかれました。
そこで返答に詰まりました。
私はその人に神様を信じてるか聞き返しました。
その人は信じてないそうです。
「自分は人間のポジティブな感情を信じてる」って。
これ聞いたときは、ただ単に面白いなって感じただけだったけど、トレッキングに行ってなんだか納得しました。
トレッキングで体調崩して、山下るかってなったとき、
ガイドも頼りにならないし、しんどくなったときに
支えになったのは他のトレッキングに来てるツーリストの人たちでした。
お腹壊した私に、トレッキングの足をとめて手のマッサージしてくれてお茶くれて、
励ましの言葉かけてくれた人とか、
道中で再会したときに元気に声かけて、再会喜んでくれた人とか、
目的地まで一緒に行ってくれた中国人たちはみんな楽しくて
ほんと元気もらいました。
トレッキングしてる人の多くが、すれ違うときに挨拶してくれるんだけど、
元気よくしてくれると、まだまだ頑張ろうって思えました。
他の人のポジティブな感情に触れると元気がでる。
なんだか普通のことなんだけど、トレッキングしてる間
カトマンズで会ったその人の言葉をよく思い出してたな。
ちなみにその人ナルトを読んでるらしく、
「ば~か~」ってめっちゃ言われました。
だから
「ば~か~はおまえだ~」って言っときました。
トレッキング終わったらまた会おうって言ってくれたけど、結局会いに行けなかったな。
ポジティブな感情はもらうものでもあるし、あげるものでもあると思います。
ポジティブな感情を人からもらいたいって思うなら、自分からもあげないとですよね。
常には難しいけど、あげられるときにあげようと・・・そう思います。
・・・・
はい。
ネパールのこと書いてますが、リアルタイムではチェコのプラハにいます。
明日はパリに向かう!
ベトナムで出来た友達と数か月ぶりに再会します!