ケチをつける人 | ゴールドコースト生活+子育て日記

ゴールドコースト生活+子育て日記

オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

前記事の続きです。




話題はもちろん義母の事。




まぁ、最近では「この人はこーゆー人だから」

と思って対処しているので害は特にありませんが・・・




それでもやっぱり、





「何でいちいち人のゆー事にケチつけるん??」




とか




「その一言が余計やねん!」




と思う事が、先日のKaiの楽しいイースター・パレード

でわんさかでてきましてん。





「なんでこの人は人との会話を和やかに終える事

ができないのだろう?」・・・と何度思った事か。





まずは

Kaiの教室で帽子を手伝うのを終えた後、

子供達の家族は体育館でモーニングティの予定でした。




今回のパレードは低学年の子供達が皆参加であったので

それ相応の数の大人たちが体育館にいました。




私は義母に「モーニングティもあるから・・・」

と事前に伝えていたものの有料か無料かは言っておらず、

それを有料だと気付いた義母は




「あら?有料なのね?知らなかったわー。だったら要らないわ。」




と一言。




ケチ!紅茶なんてたったの1ドルなのに!!




そんな事は関係なくお茶をでも飲んで一息つきたかった私は

「私が買ってきますから。」と取りあえず買いに行った。





カフェエリアではボランティアのママ達が一生懸命働いてくれていた。

こういうで販売した売上金は学校側がいろんな教材を買ったりする

のに役立てられる。

そういう有効利用はとってもありがたい。




とりあえず、暖かい紅茶を二人分買った私は席で待っていた

義母に手渡す。





手渡した後、義母はありがとうも言わずに

「あら!すっごく熱いわ!!」と何度も言い、

やれテイクアウェイカップのフタがちゃんとしまってない

だとかの文句を私に言ってきた。




もちろん聞き流し。 





そして生徒がそろうまでの間、体育館で音楽がずーっと

流れていた。それを音が大きすぎる、うるさいだの

「あなたの方がうるさいんですけど・・・」というくらい

義母は連呼した。





私はもちろん、

「そうですよねー、大きすぎますよねー。」

と相槌を打っておいた。




こういう時、文句を言っても音量も変わらないし、

どーにもならないのにどーしてこの人は同じ事を何度も言い続けて

自分や周りの人をも不快にするんだろうか・・・。

と思った。





生徒が体育館にくるまで

結構な間待たされたけど、他の家族の人達は

お友達やらと楽しそうに話をしていた。




でも義母はその待ち時間が気に喰わなかったらしく、

「もう、段取りが悪すぎるじゃないの!!どれほど待たせるのよ!」

と始終不機嫌だった。





これも「全くその通りですよねー。」

と相槌を打つしかなかった。




さっきと同じ「文句を言ったところで何も変わらない」

状況である。それならばその状況を楽しむという

方向で行った方が良いんじゃないの?

と正直言って思った。





そんな長い待ち時間の間、

私が別の話に切り替えようとして、




「そうそう!来学期からKaiにテニスを習わせる事にしたんです!」

と彼女にとってかわいい孫であろうKaiの話を持ち出した。




彼女自身もテニスをしているから

楽しく会話ができるかな?と期待していた。




にも関わらず、




「あら?そうなの?でもちょっと早すぎやしない?

今のKaiの年齢から習わせても物になるとは限らないわよ。

早期から習わせてもお金の無駄よ。」




と、とことんネガティブ。




ここまできたら呆れた。





どうやったら人はここまでネガティブになれるのだろう・・・?

こんな風に思わずにはいられなくなった。





だからカチンとも、腹が立つこともなかった。





こんな女とは一緒にいれないと思った義父及び、

義母の元彼氏の気持ちが痛いほど良く分った。

まー、こんな事は前々から分ってたけど・・・。

この度は冷静にそして強烈に感じる事ができた。






「この人、無理!」と。





昔、海外添乗していた時にも

この手の婆さんはよくいた。

何かにつけてネガティブ、物事のすべてにケチをつける。

自分は被害者・・・・的思考の持ち主。




私はその度に聞き流したり、

テキトーに相槌を打ったりしていた。




義母と一緒にいると

時々「添乗員」に戻ったような気分になる。





物事は「損得」ではないけれど、

こーいう人を見ると「この人損してるな」

と思わずにはいられない。





あれ?と思う事でも別の角度から眺めると

もっと楽しめるのに!!





その晩、旦那が家に戻ってきたので

「アンタの母さんどんだけネガティブなん・・」

と一部始終ではなく少しだけ話したあと、

私は旦那に、




「義母が彼氏に振られた理由がよく分った。」




と一言いった。





すると旦那は、





「はははは!!今頃分ったなんて遅すぎるよ。」





と笑って言った。





私より一枚上手であった。





とにかく、




義母を「反面教師」として

自分も将来気をつけたいと思う。