よく西洋の国では「Ladies First(レイディース・ファースト」
とか言って、男性が女性にドアを開けてくれたり、
エレベーターに入る時など女性を先に通してくれたりする。
このオーストラリアという国に住んでいると
こういう状況にそこそこな割合で遭遇する。
自分がされたり、他の女性がされているのを見たり・・・。
こういうのって気分が良い!
何と言うか、優しさとかそういうのもあるけれど、
一番は男性側の気持ちの余裕を感じるというか・・・。
そういうのが良い。
プンプン怒ってる人には
そんな気持ちの余裕はないだろうから、
こういう事をスッとできる人って穏やかな気持ちを持った人。
ウチの旦那も結婚する前のデートでは
私が助手席に乗る前にササッとやってきて
ドアを開けてくれたり、レストランに行ったら私が座る前に
ササッとテーブルの椅子を引いてくれたり・・・。
それにコロッといき、結婚に至ったわけでもないけど、
客観的に旦那を改めて「西洋人だなー」と思った。
もちろん今は
助手席のドアを開けてくれたりそんな事全然無いけど、
最近「あれ??」と気付いた。
旦那、自分がしない代わりに・・・・
息子のKaiにさせてる。
レストランに行けば、
旦那が息子に
「ほら、マミーの椅子を引いてあげて!」
と言い、
私が夕食後椅子を中に引き忘れたら、
「ほら、マミーの椅子を直してあげて。」
と言い、
幼稚園で私と旦那二人してKaiを
送りに言ったら入り口のところに女の子が
やってきたので旦那が、
「ほら、女の子を先に通してあげて。」
とKaiに言ってドアを持って待たせていた。
私は
「ほほーん、こうやって「西洋人の男」がつくられていくんだな。」
と教育係の旦那&小さな大人のKaiを
微笑ましく、そして興味深く見守っている。