海外に住んでいると、
普段日本に居たら気づきもしない、別の観点から
物事を見る機会も増えるように思います。
今日は真面目に「子育て」の話。
ウチは旦那が日本語の話せないオージーなので、
私が徹底して息子には日本語で話しています。
なので、息子は旦那には英語、私には日本語と
使い分けて話しています。
テレビ番組は基本的に「ずっと日本語の子供番組を見せてます。」
と言いたい所ですが、その点、ここは海外なので、
いつもというのは難しい為、時々お友達にDVDを借りたり、
日本に行った時に買ったりしたのを時々見せるようにしています。
私が「素晴らしい!」と思った日本の子供番組は、
しまじろう
昔はよく「トラじろう」と間違えて呼んでたっけ??
すまなかったね、しまじろう。。。。
これは本当に良く出来た「教育番組」です。
かわいい癒し系キャラと一緒に社会と常識について
学ぶというとってもおだやかな番組で、
私もとっても好きです。(←母の感想はどーでもいい)
息子のトイレトレーニングでも大活躍!
しまじろうには本当に世話になりました。
で、お次の番組は、
アンパンマン
日本では子供達に大人気ですね!
ウチの息子も好きでした。
この番組は子供達にとって、
「ヒーロー物番組の第一歩」
的な存在でしょう。
これだけ、日本で人気があるのだから
オーストラリア人の子供の間でも流行ってもよさそうな物ですが、
少し落とし穴があるような気がします。
それは、、、
このアンパンマン、年齢的にいうと2~3歳くらいの子供
が見る番組だとおもうのですが、(たぶんね。。)
この年齢ではこちらの子供達は、
のようなほのぼの系を見ているようです。
日豪比べてみると、
どちらもキャラが「癒し系」である事は間違えないのですが、
一つ、大きな違いが、、、、、
アンパンマンは、
「アンパーーーーンチ」を時々するのです。
日本人からすると、
「正義の味方がバイキンマンという悪者をやっつけている」
というごくフツーの光景に見えるのですが、
これはこちらの人からすると、
「Violence(暴力)」
に映る場合があります。。
子供というものは、この歳くらいから目で見たものを
マネする事が増えます。
テレビ番組となると、やはり影響が大きいので、
日豪カップルでも「オージー旦那が見せるのを嫌がる」
という家庭を時々ききます。
ウチでは特に規制はなく、
お友達の所では喜んで見せてもらっていました。
それくらいの頻度で見るくらいなら「アンパンチ」の
マネをするという事もありませんでした。
そして、「アンパンマン」という「ソフト系ヒーロー物」
を卒業すると、日本では、
レンジャー物
が、特に男の子達の間で流行るのではないでしょうか?
こちらでも、多少なりとも日本語環境にある3歳以上くらいの子供は
「○○レンジャー」
↑
コロコロ変わるのでおばさんにはついてけないの。。。
ごっこをして楽しそうに遊んだりしています。
ただ、ウチではDVDをもっているわけではないので、
特に進んで見せていません。お友達のお家で見せてもらう程度です。
でも、もし持っていたとしても、
いつもは「日本語のDVDを率先して見せようとする」
ウチの旦那ですが、おそらくこういう類の物だけは、
「暴力的だから見せないように」と言うような気がします。
そして、
「日本の子供番組には時々疑問がある。」
と言います。
特にアニメは異常に胸が大きかったりして、 ←私は羨ましかったりするんですけどね。。
「性描写が甚だしい」と言ったり。。。。
時々、レンジャー物に関しては、
旦那の意見に納得するところがあります。
日本では、
「みんなで力を合わせて悪者をやっつける!」
という風にとらえるワケなのですが、
やはり、子供というのはマネして遊びたい物。
、、、、という事は必ず、
「悪者」も存在するという事。
なので、子供は数人で「レンジャーごっこ」をする時に
誰かを「悪者」に任命するのです。
「悪者」に選ばれた子供が、
レンジャーになった子供達から「やっつけられる」
こういう図式が出来上がるわけです。
「悪者」に選ばれえてしまうのはたいてい
「おとなしくて、嫌と言えない子供」だったりします。
もちろん「悪者」に選ばれた子供はハッピーなわけがありません。
そして外から見ると、ただのごっこ遊びが行き過ぎると
「集団いじめ」
に見えなくもありません。
ただ、オーストラリアの同年齢の子供達の
間でこのように、集団で一人の子供を
遊びであっても、叩いたりしてる所って見たことないような。。。
そして、ふと考えてみると、
こちらのスーパーヒーロー系は、、、皆、、、
そして、こちらの子供達はよくこういうヒーローもののコスチュームを
来て歩いている姿を時々目にしますが、、、
それは、あくまで自己満足の世界。
時には敵を、
それで終了。
結構あっさりしたもんです。
たかが「子供番組」ですが、
日豪、決定的な違いがあります。
日本は、
「小さい時から自然と団体社会」
一方オーストラリアでは、
「小さい時から個人社会」
このように私は分析します。
そして、ウチの旦那がこのレンジャー系について辛口な一言。
「こういう所から集団のいじめに発展するんだよ。」
「一人じゃ弱すぎて戦えないから、
みんなで一緒になってやっつけるしかないんでしょ?」
と、ドキッとした一言でした。
そういう考え方もあるのね~~。
そもそも、
こちらのヒーロー系は、
「一人で多くの悪者をやっつけるからヒーローだ」
という具合に、日本のそれとは逆の考えです。
最近、オーストラリアの社会でも随分と「日本式」の「チームワーク」
は素晴らしいって事で取り入れている会社も増えてきたように
思えますが、やっぱり基本は個人社会だなと思わずにはいられない旦那の発言。
個人主義、団体主義どちらも良し悪しありますが、
私は日本人母として「良い意味でのチームワーク」をいう事を
息子には教えてやりたいと思います。







