毎月課題の本からインスパイアされた題材をテーマに
エッセイを書く文章サロン「ふみサロ」に参加しています。
今月の課題本は、

『7日間で英語がペラペラになるカタカナ英会話』です。

 



以下、今月のエッセイです。

 

英語が〝モノ〟にならなかったワケ

中学1年生の1学期、英語の先生に呼び出された。
学力テストが98点。1問だけ答えられなかった。
四角の中に1つの単語をいれなさいという問題で、

「isn't」が書けなかったのだ。
「なんで書けなかったの?」
「isn'tはisとnotで、2つの単語だから違うと思った」
当時はダメ元で書くなんて知恵もなかった。
今の私なら絶対に書くのにな。
そして先生の期待も虚しく、

その後英語の成績は並になっていった。

高校1年生の時、英語の先生はビートルズ好きだった。
ビートルズ好きが高じて、英語の先生になった方。
今じゃ考えられないけれど、友だちと2人、先生のお宅にも遊びに行った。
ビートルズのレコードが棚に並べられていて、

先生のお気に入りの歌をかけてくれた。
一緒に行った友だちもビートルズ好きで、

2人で話が盛り上がっていたが、

私は話の輪の中にまったく入れなかった。
その後ビートルズを聴いて、

英語を好きになろうと思ったがムリだった。
私は歌詞からはいるタイプで当時はオフコースファン。
曲からもはいれるタイプだったら、

今ごろ英語の先生になれていたかな。

専門学校時代、ビジネス英語の科目があり、

そこで発音記号を学んだ。
発音記号の決まりで、確か次の単語が母音で始まると、

前の単語の最後とその母音がくっつくので、

発音が変わるとか、そんなんだったと思う。
当時は「なるほど!」と思って、

めちゃくちゃ興味を持ったことだけは覚えている。
私は今も昔も理屈から入るタイプ。
「だから文章になると発音が変わるんだ!」
それがわかった時の感動は覚えているけれど、

それ以上学ぶことはなかった。
甲斐ナオミさんの

『7日間で英語がペラペラになるカタカナ英会話』、

この本がこの時にあったなら、

もう少し突っ込んで勉強していたかも。

私の性格と好みが違っていたら、英語が〝モノ〟になっていたかも。
そう思うとちょっと惜しい気もする。
でもこの性格も好みもキライじゃないので、

英語が〝モノ〟にならなかったのもしかたないよね。

(エッセイ、ここまで)

今次女がカナダへ留学中なので、

そちらの話を書こうと思ったんだけど、

テーマがいつもとおんなじになっちゃいそうで、

おもしろみがないかな、と。
英語ネタでほかにいいエピソードないかな~と考えた時、

そういえば… と思い出した学生時代のことを書いてみました。
が、このエピソードからどんな結論にするのか、

そこをめちゃくちゃ悩んで悩んで。
結局この結論にしたけど、このエピソードからこの結論でよかったかな~
書き終わってもまだ悩んでいますアセアセ

 

 

 

 

 

 

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