毎月課題の本からインスパイアされた題材をテーマにエッセイを書く文章サロン「ふみサロ」に参加している。
今月の課題図書は『13歳から分かる! プロフェッショナルの条件』でした。

 

 

これでも一応、NPO法人の代表してるんで、経営者の視点で書いてみました~
以下、今月のエッセイです。

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「強みを活かす経営」

 私はNPO法人の代表を務めている。
法人の名前は「えーる」という。
えーるを立ち上げたのは11年前。
主に子育て支援とまちづくり支援の活動を行っていて、

現在私を含めて3名の理事が運営の中心を担っている。
そのほかに、親子が集まる「つどいの広場」の運営スタッフが16名、

それ以外の事業を手伝ってもらうスタッフが7名、

計26名というなかなかの大所帯である。

 私がえーるの運営で心がけていること。
それは「スタッフ一人ひとりの強みを活かす」こと。
そのために具体的に行っていることのひとつが「聞き返す」。
 何かあった時、スタッフが「これはどうしたらいいですか?」と聞いてくることがある。
その際私は必ず「どうしたらいいと思う?」と聞き返すことにしている。
 代表として判断しなくてはいけない場合を除き、

「こうして」と指示を出すことはほぼない。
「どう思う?」と聞き返すことで、スタッフが自らの頭で考え、

主体的に行動する力を身につけてほしいと考えているからだ。
 また一緒にご飯を食べたり、時には呑み会を開くなど、

雑談ができる場を多く設定している。

仕事以外の話、例えば最近のおもしろ話をして笑い転げたり、

子育ての悩みをみんなで真剣に聴いたり。

雑談でお互いの考えや価値観を共有することができる。
そうするとだんだんとそれぞれの強みが見えてくる。 
 
 個人の強みを活かし、例えばハンドメイドが大好きなスタッフからの提案で、

つどいの広場ではママたちのハンドメイド作品を置き、委託販売をしている。
もちろん自身の作品も並んでいる。
また、好きなこと得意なことを活かすために、資格を取得して、

ベビーマッサージや食育などの講座を開催したりもしている。

 えーるは法人といえども、最低賃金も支払えず、スタッフ全員がボランティアで働いている。
それでも「楽しい!」とイキイキと働いている。
 新人スタッフが入ってきた時に、古参スタッフがこう言ったそうだ。
「えーるのスタッフはいい人ばかり。人間関係はめっちゃいいよ!」
 それぞれの強みを認め合い、活かせる場は良好な人間関係の上に成り立っている。

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結構一気に書き上げたんだけど
書き終わってから
「あれっ! これってエッセイか?!」
って疑問も湧いてきたんだけど
もうこれ以上書き替えることが
能力的にも時間的にもできない!
ってことでこのまま提出しました^^;

いつも悩むのが結論というか最後の締め方。
最初の提出した原稿では終わりが

〝終わり〟になっていなくて、

後にまだ続くような感じになっているとの指摘をいただいた。
なのでちょっと書き替えてみたんだけど。
この書き替え作業もだいぶ悩みました(笑)

書きたいこと=モチーフは直感的に浮かんでも、
結論=テーマ=伝えたいことをしっかり決めていないっていうのが
私の課題かな~
次はそのへん意識して書いてみよう!

 





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