通称「千石荘跡地」と呼ばれている
自然が残る広大な土地を
おととし、市が買い取った。
そう、長らく大阪市の持ち物で
だけど大阪市は管理ができず
長年ほったらかしで、
不法投棄の温床になっていた。
このエリアにある養護学校は
何年か前までやっていたように記憶するが
「郊外保育所跡地」は
7年前に閉鎖されたっきりだった。


7年前、閉鎖された時、
私は貝塚子育てネットの代表に
なったばかりだった。
促されるまま、大阪市から買い取るか
貸してもらうかして、
再び開放してもらうための署名運動を行った。
そんな努力も虚しく
もう諦めかけていたころに
市が買い取ってくれたのだ。
いろいろ事情はあったにせよ、
この土地が貝塚市のものになっただけでも
ホッとした。
だってほんとに荒れに荒れ放題!
近くに中学校もあり、
抜け道としてそこを通る中学生もいて
不法投棄ならまだしも
事件、事故だって、
いつ起こってもおかしくなかったから。


昨日はそのクリーンボランティアに参加した。
ほんとは昨年の11月に第1回目を
開催予定にしていたのだが
雨で中止になり、
やっと第1回目を開催することができた。
もっと参加人数が少ないと思っていたのだが
思ったよりたくさんの人が集まった。
昨日は千石荘ロータリーから
養護学校へ続く道のゴミ拾いを行ったのだが
その清掃をするには
如何せん、人が足りない(-_-;)
側溝は落ち葉で埋まり、
下のほうは腐葉土になっている。
落ち葉のところだけを掻き出しても
ゴミが出てくるのに
この腐葉土の中には
いったいどれだけのゴミがあるんだろう。
ましてや、この腐葉土を掻き出す作業には
どれだけの手間と費用がかかるんだろう…。


「次は早くて4月の予定です」
えーっ?!
そんなんしたら、今日みんなで頑張った意味ないやん!
また次の落ち葉やごみで側溝が埋まってしまうよ!
ボランティアもかき集めて
一週間という期限を決めて、
一気に取り組んだ方がいい。
「3月は年度末で忙しくて…」
行政職員がそう言うのもわかる。
だけど… だけどさ~
結局は最終は業者に委託するようになるんだろうか。


餅は餅屋に頼んだ方がいい。
ボランティアでやるんなら、
私たちに任せてくれたらいいのに。
声かけまくって、ボランティア集めまくって
一週間と期限を決めて、一気にとりかかるのにな。
任せてほしい!
自分の市の自分たちの土地を初めから
きれいにするところから、一緒に作る。
そうのほうが愛着もわくし、
ほんとの意味での市民の憩いの場が作れると思う。
職員がいないとできないボランティアではないはず。
管理の問題だけだったら、クリアできるんじゃないのかな。
それが協働じゃないのかな。
協働の形をひとつここでも作ろうよ!


そんなことを思ったクリーンボランティアの活動でした。