貝塚市内小学校11校全部に
保護者の学びを保障するために
家庭教育学級が置かれている。
〝学び〟という響きに
「学生でもあるまいし
何を今さら学ばなあかんの?!」
と言われることも多い。
けど、私の体験、経験から痛感する。
子育て中だからこそ、学びが必要! って。
なので、趣味的な講座の開催が多い中、
あえて私は思春期講座を担当し
「今、小学生の保護者に聴いてもらいたい話」を
講座にしてきた。
でもKenも小学校卒業。
これで思春期講座の担当も終わり…
ということで家庭教育学級も卒業。
なので最後になる今年度は
運営の方に
「低学年(の親)と高学年では聴きたい話が違う」
と言われたので
「じゃあ、低学年向けと高学年向けの
2つの講座を開催しようよ!」
と提案した。
そう私は、
ショベルカーで穴を掘るのが得意なのだ(-_-;)

 

昨日は低学年向けを開催。
「心が丈夫な子を育てるために
~思春期に良好な親子関係を築くために
小学生の今、できること・しておくべきこと~」
という、なんとまぁ、長たらしいテーマ(>_<)
講師は市教育委員会学校人権教育課の山下先生。
この先生のお話が、私は大好きだ。
お話が、というより、
お話のしかた、と言うほうがいいかも。
恰幅の良さからは想像できないほど
やさしい口調で語りかけるようにお話してくださる。
でも教育への情熱はものすごく熱く、
それがたま~に熱く語られる。
その語り口が心に響くのだ。

 

昨日のお話で一番印象に残ったお話は
「社会的存在としてのいのち」
孤独は人を育てるけれど
孤立は人をおかしくする。
昨今、若年層の自殺問題がニュースを賑わせてるが
実際にはいのちを絶たなくても
社会で存在価値のない存在となったら
あるいはそうしてしまったら
それもいのちを絶ったこと、
絶たせてしまったことと同じではないのか…。

 

「子どもはいつもモデルを探しています。
その一番身近なモデルが、親や教師です。」
最後のその言葉は
いつも胸に刻んでおきたい。

 

ということで、今日もがんばらないと!!