゜。+。゜Blossom Day's-+。゜*゜。 -5ページ目

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毎日の出来事とか、相談したいこと・・・
まぁ、いろいろ書いてますヽ(*^∇^*)ノ

アメンバー募集中です( *´ノェ`)

~実紅side~



――キーンコーンカーンコーン・・・

チャイムが鳴り、席についた。

出席番号順らしく、私は『い』から始まるから、結構前の方の筈なんだけど・・・あっ!あった!

窓側の前から3番目か。なんか風通しの良さそうな席だ♪

えっ・・・待って・・・?

前は莉緒で隣が優!?すっごくいい席だぁ♪

――ガラガラ。

席につくと担任らしき女の人が入ってきた。

「はーい。みんな席ついてー。始めまして、今日から一年間あなたたちの担任をする、増永 ゆかり(ますなが ゆかり)です。担当教科は英語です。よろしくね。」

かわいい先生だなぁ。いや、美人?

身長高くて、すらっと長い足。長い黒髪はゆるく巻いてあり、ハーフアップにしている。

服装も、黒のシャツに白のシルクのスカートがよく似合っていた。

声も透き通っててきれい・・・。

さすが、英語の先生だね。

「じゃぁ、出席とるわよー。青野くん――」

「はい。」

――5分後。

出席をすべてとり終えると、来てない人が1人いた。

「あと、来ていないのは、片桐君だけね。」

”片桐”と言う名前を聞いて、みんながざわつき始めた。

「片桐って豹鬼の?」

「マジで?幹部なんだよな!かっけー!」

豹鬼・・・?

優が入ったあの?同じクラスなの・・・?

からまれることは無いと思うけど・・・。

もう、族には関わりたくない・・・。

優が族に入ることも、かなり嫌だったのに・・・。

もう、あんな思いはしたくない・・・!

あんな・・・思いは・・・。



                                ―10に続く・・・―

「私はもう、あんな事思い出してほしくないし、あんな思いしないでほしい。今のままの実紅でいてほしいの・・・!」

「・・・あぁ、そうだよな。」

もう、昔のような思いをしてほしくないし、、思い出してほしくない。

あの頃の実紅には戻らないでほしい・・・。

ふと、実紅に目をやる。

真優や他の女子達と笑顔で楽しそうに話をしている。

あの笑顔が・・・無邪気な笑顔がまた消えることを想像しただけでゾッっとした。

豹鬼に近づけないように努力しよう。

莉緒、真優、俺の3人は実紅の過去を知っている。

実紅は、俺たち3人や他大人数を率いる、全国NO.1の族『桜鬼(おうき)』の元総長でありその美しい容姿からは想像もできない強さを持ち、その姿が敵の返り血で赤く・・紅く染まっていく様子はまるで、美しい桜が紅く染まっていくよう・・・。

そこで、彼女につけられた通り名は『紅桜(べにざくら)』。

実紅が引退した・・・族から足をあらった今でも、『桜鬼の紅桜』と聞いて、名を知らない族はいないだろう。

そう、暴走族時代の実紅はかなり・・・荒れていた―――・・・。



                               ―9に続く・・・―

席についても、まだ俺をからかっている莉緒。

どうでもいいやと思って、実紅の方に目を向ける。

「ちょっと真優ー!1回離して!鞄くらい置かせてよー。」

まだ、真優とじゃれあっているようだ。

そんな彼女を見とれていると、莉緒に引き戻された。

「なぁに見とれてんのよー。」

「み、見とれてなんかねぇよ。」

図星だったため、俺はかなり焦って返事をした。

利緒はどうでもよさそうに「ふーん。」と流した。

コイツ・・一回締めようか・・・?

「ねぇ、優。」

「あ''?」

俺は若干キレかけの返事をした。

でも、莉緒は、さっきまでのからかっていた表情は全くなく、真剣な顔で口を開いた。

さすがクールビューティーと言われる美人。黙ってれば結構綺麗なのに。

実紅にはかなわねぇけどな。

「優。あんた、この辺の族に入ったって本当なの?」

「あ、あぁ。そうだけど。」

急変した莉緒からの言葉に一瞬びびった。

「へー。本当だったんだ。で?チーム名は?もう幹部扱いなの?」

「一気に聞きすぎな?チーム名は豹鬼(ひょうき)。一応幹部だけど新入り扱いだよ。」

まぁ、総長には気に入られてんだけど。

「やっぱり幹部なんだ。」

「急になんだよ。」

「ねぇ、優。実紅を絶対に豹鬼に近づけないで。」

「はっ?」

無視かよ。シカトなのかよ。

「・・・あんたも知ってるでしょ?あの子の・・実紅の過去を・・・。」

「・・あぁ・・・。」

実紅の過去・・・。

それは、今の実紅からは想像もつかないものだった。



                                    ―8に続く―