「実紅、その格好はダメでしょ・・・。」
「え・・・?」
やっぱり変なのかな!?
私は、淡い桜色のマキシ丈ワンピースに、白いボレロを羽織って、ヒールサンダルを履いている。
髪は下ろしてたら、ちょっと暑いから、シュシュで団子にして、アップにしてあるんだけど・・・。
変だったみたい・・・。
「んもぉー!かわいすぎるから!」
「えっ?!」
突然莉緒が抱きついてきた。てゆーか、かわいい?!
私が?無い無い絶対ないよ。
服がかわいいならまだわかるけど!
ところで・・・。
「真優は?」
「あぁ、遼太と優を呼びに行ったよ。」
「優たちも一緒なんだ!どこに行くの?」
「なんか、街中をブラブラするみたい。」
へぇー。なんか楽しそう!
「莉緒ちゃーん、お待たせー!」
数分後、真優が遼太くんと手を繋ぎながらやってきた。
その後ろに、優と確か・・・野上くん・・・?だっけ?2人が歩いてきた。
何で・・・真優たちは手を繋いでるの?しかもカップル繋ぎだし!
「真優・・・「ねぇ、真優と遼太って付き合ってるの?」
莉緒さん・・・直球ストレートを投げましたね。
私も同じこと聞こうと思ってたんだけどさ!
すると真優が、
「う、うん。付き合ってるよ・・・!」
少しハ顔を赤くしながら答えた。
「でも、まだ、出会ってちょっとだよね?」
私が聞くと、真優はさらに顔を赤くして、
「・・・お互い、一目惚れ・・したの・・・。」
と小さく答えた。
恋をすると女の子はかわいくなるって言うけど、本当なのかもしれない。
今の真優は、真っ赤になって照れてて、でも、すごく幸せそうでかわいい。
私も、恋をしてかわいくなる日が来るかな――・・・?
―22に続く。―
