プチ信の部屋 -818-「気持ちを凹みにくくする3つの言葉」 | あかねさすMagazine

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プチ信の部屋 -818- 24/06/02

 今回は「気持ちを凹みにくくする3つの言葉」

僕は大学の学生支援センターで働いている。

そこに来る悩みを持った若者は気持ちが繊細でとても凹みやすい。

そんな学生に僕がする話がある。

それが「気持ちが凹みにくくなる3つの言葉」だ。

「失敗しちゃった」

「いいんじゃないの?」

「しょうがないじゃん」。

これらの言葉を使って「受け入れ力」を高められれば、気持ちは凹みにくくなる。

まず「失敗しちゃった!」。

これが素直に言えるととてもいい。

失敗を恐れずに認める事が出来る人は、失敗から学ぶ姿勢を持っている。

失敗を自分の成長の一部ととらえ、次へのステップとする。

例えば、仕事でミスをした場合でも「失敗しちゃった」とミスを素直に認めて、改善策を考える。

その姿勢は、周りから信頼を得る事にもつながる。

凹みにくい人は、失敗を恥ずかしい事と感じるのではなく、自分にとってプラスになる経験と考えられるんだと思う。

次に、「いいんじゃないの?」。

これは、自分の意見とは違う周りの人の意見を尊重できる人が持つ言葉だと僕は思う。

自分にしっかりと軸をもっているからこそ、相手の考えを受け入れる事が出来る。

たとえ自分と違う意見であっても、「いいんじゃないの?」と受け止められれば、新たな視点が得られる。

この柔軟性が、人間関係を円滑にし、より豊かなコミュニケーションを生むと思う。

最後は、「しょうがないじゃん」。

凹みにくい人は心の柔軟性を持っている。

物事が計画通りに進まない時や予期せぬトラブルに直面した時でも、固執せずに状況を受け入れる事が出来る。

例えば、天候の変化や予定外の出来事が起きた時にそれを受け入れて、次の行動に移す事が出来るのが素晴らしい。

「こうでなければならない」という固定観念に縛られず、柔軟に対応するためにも「しょうがないじゃん」って言ってみるといい。

こんな感じで凹みにくい人は「受け入れ力が高い人」だと僕は思っている。

「失敗を恐れずに受け入れ」

「他者の意見を尊重し」

「予期せぬ出来事にも柔軟に対応」できる。

これらの力を

「失敗しちゃった」

「いいんじゃないの?」

「しょうがないじゃん」を言う事で獲得できると思う。

その時、大切なのは

「自分自身を信じ」

「相手を尊重し」

「状況に柔軟に対応する姿勢を持つ」事である。

それが心を強くし、より豊かな人生を築く鍵となると僕は思っている。FIN.