父が亡くなりました。
89歳でした。
去年10月脳梗塞を起こしてから半年
3月にお世話になっていた施設でコロナに感染して
1か月半病気と闘いました。
退院許可が下りて次にお世話になる施設を探しているときでした。
喉に違和感があるようで、発熱も。
脳梗塞の後遺症で発音がうまくいかなくて
何を話しているのか伝わらず、「もういい!!」(ここだけはわかる)
と言われることばかり。
筆談でと思い、電子メモを準備していましたが
コロナで入院中の1か月半はベッドに寝たままですから
すべての筋力が落ちてしまって、それまで自分でスプーンで食事もできていたのが
スプーンすら持ち上げる力が無くなっていました。
亡くなる2時間くらい前に病室に顔を出したとき、いつもと違う様子に
嫌な予感がして顔を見ただけで帰ってきて
妹と交代。(認知症の母を見なきゃいけないから)
妹が病院から戻ってきて「なんか嫌な感じだよね」と父を見てお互いにそう感じてきたよう。
そんな話をしていたところ病院から「心臓の動きが悪くなったからすぐ来て」との電話
・・やっぱりそうかぁ・・妹を急いで病院に行かせて
「お姉ちゃんもきて」と電話がきて、母を連れて行かなきゃと準備をさせようと声をかけても
「いやだ!行かない」と頭を抱えて動かなくなってしまった。私たちの気配で察知したのかもしれません。
病院に着いた時にはもう息はしてませんでした。
体はまだ暖かかったけれど。
父が脳梗塞を発症してからの約半年間
父の大好きな自宅に帰ることはできなかったのが心残りだったと思うけれど。
私はこの半年間できる事、やれる事は出来たかなと思う。
まだまだやらなきゃならないことはあるけれど
妹と二人でなんとかがんばろうと思います。